「餃子」が親子クッキングにいい理由
null数ある料理の中でも、なぜ「餃子」に注目したのか? その理由は……
(1)切る・混ぜる・包む・焼く、というように、行程がシンプルで子どもも分かりやすい
(2)メインの豚ひき肉は特売になりやすく、材料費を安く抑えられる
(3)中の具をアレンジしやすい!
からです。さらに包んでしまうと中に何が入っているかわからないので、ロシアンルーレットのような感じで、中身を想像しながらワイワイ食べるのも楽しい!
では早速、みんながおすすめの変わり種餃子をみてみましょう。どんな意外な具材が登場するのでしょうか。楽しみにご覧下さい!
ピリッとした辛さがクセになる「キムチ」
null「豚ひき肉と相性のいい発酵食品を入れることで、旨みが増す」(48歳/金融関係)
「味付けをさほどしなくても、キムチのおかげで味が決まる」(41歳/その他)
キムチのシャキシャキ感とピリ辛が、いいアクセントになるようです。キムチの量で辛さを調整できるのも手作りならでは。他のものより多めに入れて“大当たり”を仕込むなんてこともできちゃいます。
臭みが消えて食べやすい「納豆」
null「納豆の臭みがあんまりなくて食べやすい。栄養価も高くなるので一石二鳥」(45歳/主婦)
「納豆入りは揚げ餃子にします。納豆臭さが飛んでカリカリで美味しいです」(40歳/その他)
「納豆を入れると豆に火が通って粘り気がなくなってくるのでヘルシーで食べやすい」(50歳/主婦)
いつもの具材+納豆でもいいですし、お肉の代用品として入れても、どちらでも美味しいとのこと。納豆に火が通ると、においが弱まるので、納豆嫌いの子も食べられるなんて意見もありました。
お肉の代わりに「ツナ」が人気!
null「ひき肉の代わりにいれる。コスパがいい」(26歳/主婦)
「刻んだたまねぎとツナ缶を入れる。しょうゆで食べると美味しい。重くなくてパクパクいけちゃいます」(27歳/主婦)
「ツナキャベツ。肉がはいっていないので、ふだんよりもさっぱり目です。沢山食べられる」(51歳/主婦)
「ツナマヨ。子供向けの味になるので子供が喜んで食べてくれる」(44歳/主婦)
ひき肉よりさっぱり仕上がって何個でも食べられると人気の「ツナ」。玉ねぎやキャベツとの相性がいいようです。ツナ缶以外にも「帆立や鯖缶をなかみに入れるとシーフード感があっていい」(59歳/主婦)なんて声もあがっていました。
子どもウケNo.1の「コーン」
null「食感がかわりおいしい」(40歳/主婦)
「子供がコーン好きなので甘味が増して喜ぶ」(39歳/公務員)
「甘味が出て子どもたちがいつもより食べてくれます」(42歳/主婦)
「ツナとコーン。子ども向けの味になる」(57歳/主婦)
子どもが大好きな「コーン」。甘味が増すので子どももバクバク食べてくれると人気でした。プチプチのコーンが加わると食感も変わるので良さそうですね。
「ポテトサラダ」をリメイク!
null「ポテトサラダ。ホットポテトサラダになって、皮がパリパリして美味しいです」(47歳/主婦)
「かぼちゃをマッシュしてかぼちゃサラダみたいに作り、それを餃子の皮で包んで焼いて食べると美味しいです。餃子とはまったく違ってあっさりしてるけど、お腹にはずしっときてお腹いっぱいになります」(41歳/主婦)
中はホクホク、外はパリパリの食感の違いが味わえるとのこと。作りすぎて余ったポテトサラダのリメイク術としても使えそうですね。
「ちくわ」で美味しくかさ増し!
null「ちくわを細かく刻んだもの。甘味が出るのと歯応えが良い」(43歳/その他)
「良い出汁がでて、かさ増しにもなる。子供がたくさん食べてくれる」(42歳/その他)
お肉のジューシー感はそのまま、ちくわでかさ増しして食べ応えのある1品に。またちくわを加えることで、食感もフワフワするようです。
デザート感覚で「バナナ」「りんご」
null「チョコレートとバナナを包んでデザート餃子にしている」(50歳/主婦)
「煮りんご。ほとんどアップルパイ」(48歳/主婦)
デザート仕様の変わり種もあがっていました。確かに餃子の皮をそのまま焼くとパイ生地っぽくなるので美味しそう! 〆のデザートまで楽しめるとは、餃子は奥深いですね。
ぶっちぎりの1番人気は「チーズ」
null「クリームチーズ×めんたいこ。洋風になる」(48歳/主婦)
「チーズを入れるとトロッとして美味しい」(54歳/主婦)
「濃厚になり食べ応えが増す」(32歳/主婦)
「チーズとお餅の伸びが楽しくて、ピザ風な味にアレンジしたりして楽しめる」(38歳/営業・販売)
「いつもと違うこってり感がいい。ポン酢によく合う」(34歳/主婦)
濃厚になる、トロトロ感がたまらない、とチーズが大人気! なんと半数近くの人が「チーズ」を挙げました。チーズの香ばしい香りも食欲をそそりそうですね。
いかがでしたか?
正直、子どもと一緒に作ると、通常の1.5~2倍ぐらい時間がかかります。でも、いまは時間がたっぷりありますから。親子クッキングは、マンネリ化してきた食事を打破するのにもいいので、家族でワイワイ楽しんでみてくださいね!
文/鳥居優美