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冷凍保存もできるって知ってた?味噌の冷蔵・冷凍保存の仕方、保存期間も

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日々の料理に欠かせない調味料の一つ「味噌」。1度に使う量がそれほど多くはないため、お味噌汁などに毎日使用していても、最後まで使い切るのに意外と時間がかかりますよね。途中で、なんだか味噌の色や風味が変わったと感じることはありませんか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載73回目は「味噌」。味噌はすぐに傷むものではないので、鮮度などあまり気にせずに保存している人も多いかと思います。ただ、味噌などの調味料は開封後、意外とすぐに味が落ちやすいため、美味しくいただくためにも正しい保存方法を押さえておく必要があります。

味噌の冷蔵保存の仕方

味噌は開封前であれば、常温で保存をしてかまいませんが、開封後は色や味が変わりやすく、種類によってカビも生えやすくなるので、必ず冷蔵庫で保存するようにしてください。

・温度変化の少ないチルド室がおすすめ

開封後の味噌は、フタ付きの容器に入れて必ず冷蔵庫で保存します。冷蔵室でもかまいませんが、発酵食品なので温度変化の少ないチルド室がおすすめです。味噌の酸化や変色、乾燥を防ぐために、使用後は味噌の表面を平らにして、ラップでぴったり覆うようにしてください。味噌を取り出す際に、清潔なスプーンや箸を使うようにすることも大切です。

味噌の冷凍保存の仕方

ちょっと意外かもしれませんが、味噌は冷凍保存も可能です。冷蔵室やチルド室に味噌を置くスペースがないような場合は、冷凍室で保存しましょう。

・密閉容器に入れてしっかりフタをする

味噌を冷凍保存すると、劣化を防ぐことができるのはもちろん、美味しさもしっかりキープすることができます。味噌は塩分が多く含まれていて冷凍しても完全に凍ることがないため、冷凍庫から取り出してすぐに使うことができます。密閉容器に入れ、使用後はしっかりとフタを閉じることを忘れずに。

味噌の保存期間の目安

味噌にはそれぞれ「賞味期限」が記載されています。賞味期限は「美味しく食べることができる期限」なので、その期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

・冷蔵保存の場合の目安

冷蔵の場合は、賞味期限を目安に保存しましょう。だしなどの調味料が添加されているものや減塩タイプのものなどは、無添加のものよりもカビが生えやすいので、なるべく早めに使いきるようにしてください。

・冷凍保存の場合の目安

冷凍の場合は、1~2年ほど保存が可能です。ただし、なるべく早めに食べきるようにするのがいいでしょう。

素朴な疑問Q&A「味噌の上の白い紙は捨ててもいいの?」

Q:容器入りの味噌を買うと、必ず上に白い紙が敷いてありますが、これは開封時に捨ててしまっていいのでしょうか?

A:味噌の上の白い紙は、味噌の表面が空気に触れて変色したり、酸化して味が変わるのを防ぐために敷いてあります。ですので、それらを予防するためにも、白い紙はなるべく捨てずにそのまま置いておきましょう。

破けたり、捨ててしまった場合は、味噌の表面の変色と酸化を防止して美味しさを長持ちさせるためにも、紙の代わりに味噌の表面をラップでぴったりと覆って、空気に触れないようにしてください。こうすれば、味噌が美味しく長持ちします。

いかがでしたか? 味噌はすぐに傷むことはありませんが、上手に保存をしないと変色や酸化によって、味がグンと落ちてしまいます。また、減塩タイプやだし入りのものなどは、無添加のものに比べてカビが生えやすいことも。温度を一定に保ち、なるべく空気に触れないようにするなど、味噌の上手な保存方法を押さえて、鮮度と美味しさを長持ちさせましょう。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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