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とにかく暑かった!アイス、冷感グッズ、ペットボトル飲料…「この夏、例年に比べて出費が増えたものTOP5」

やっと涼しくなった今となっては思い出したくもないくらい、2025年の夏は気温が高い日々が続きました。東京では、6月から8月の3カ月間に、「猛暑日(35℃以上)」は25日間(平年より20.5日多い)、「真夏日(30℃以上)」は75日(平年より25.8日多い)もあったそう(※)。

それでも、仕事はいつも通り、家族の予定もいつも通り。熱中症のリスクを避け、少しでも健康な状態で夏を乗り切るために「これはもうケチるのをやめよう!」と決めたものがある人も多いと思います。代表的なものがクーラーを使用するための電気代。

そこで今回『kufura』では、20代から60代の男女373人に「この夏、(電気代を除いて)いつもよりお金がかかったもの」について聞きました。ランキング形式でお届けします!

1位:とにかく水分補給が大事!「ペットボトルや飲み物代」・・・144人

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「冷たい飲み物。外出先で喉が渇くため、途中でコンビニに寄って冷たいものを購入してしまった」(44歳女性/その他)

「例年は炭酸飲料を飲むことがほとんどないですが、今年の暑さと湿度に疲れ果ててしまい、炭酸飲料を買う機会がとても多かったです。家には基本的に炭酸飲料は置いていないので、出先でリフレッシュしたくて購入しました」(39歳女性/主婦)

「炭酸水の購入費用。猛暑でストレスを感じることが多かったため、つい飲みすぎてしまった」(35歳女性/その他)

「清涼飲料水の金額が多かった。暑くて自動販売機が目につくと飲料を買っていた」(44歳男性/営業・販売)

「飲み物代。出先で冷たい飲み物を買う機会がとても多かった。ぬるいものを飲みたくないから」(27歳女性/学生・フリーター)

「飲み物代。自宅から用意していった飲み物だけでは足りず自動販売機などで購入する機会が多かった」(57歳男性/その他)

「ペットボトルの飲み物代。家族がみんなよく飲むから5ケース買った」(51歳女性/その他)

外出するととにかく汗をかく! 家から持って出たとしてもそれだけでは足りず、ペットボトルを追加したり、冷たいものでクールダウンしようと自販機やコンビニで購入したり。水分補給のお金はケチってはいけない夏でした……。

「冷たい飲み物をいつでも飲めるように飲み物専用の冷蔵庫を追加した」(38歳男性/その他)

飲み物のために冷蔵庫を購入したという猛者も!

2位:気分もリフレッシュ「アイスクリーム」・・・97人

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「アイス代。暑さを和らげるために、毎日アイスを食べていた。例年よりかなりたくさん買ってしまった」(48歳女性/その他)

「アイス代。買っても買ってもすぐになくなる」(42歳男性/その他)

「アイスクリーム代。暑くて子どもとアイスクリームを食べる頻度が増えた」(40歳男性/公務員)

「アイスクリーム。もともと好きで1日1本は食べてたけど、この暑さで1日2本以上になってしまった」(44歳女性/主婦)

「アイスクリーム。子どもが暑がって、出先などでいつも以上に食べたがったので」(42歳女性/主婦)

家の冷凍庫がアイスでパンパンだったという人もたくさんいました。外出先でも、コンビニに避難したついでにアイスやペットボトルを購入する機会が多かったのではないでしょうか。シャリッとリフレッシュできる氷系、暑さで疲れた体を癒すクリーム系……と毎日さまざまなアイスが誘惑してきます。

3位:シャワーや洗濯の回数が増えた!「水道代」・・・27人

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「水道代。暑くて、帰宅したら毎日水浴びしていました」(50歳男性/デザイン関係)

「お家プールをしたので水道代。涼むためにしょっちゅう」(40歳女性/主婦)

「水道料金。暑いので涼を取るため毎日水風呂に入っていた」(41歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「家庭菜園の水やりが多くなったことと、暑いのでシャワーを使用する時間が増えて水量代金が大幅に上がってしまった」(68歳男性/その他)

「着替えのための洗濯の水道代。汗で洗濯物が増えたから」(51歳女性/その他)

汗をかいて帰宅したときはシャワーが一番! シャワーを浴びたらそのたびに洗濯物も出るので、セットで水道代を押し上げます。人間だけでなく、植物も水やりをしっかりしないとすぐに枯れてしまいますから、水やりの頻度も上がったことでしょう。

4位:1日の疲れを癒したい!「ビール代」・・・15人

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「あまりの暑さに、ビールの消費量がとても多かった。飲まなければやってられない」(59歳男性/研究・開発)

「ビールの代金が高くついた。とにかく喉が渇くので家族でビールをよく飲んだ」(63歳女性/営業・販売)

「缶ビール代。夏になればほぼ毎日飲んではいたが、今年は私だけでなく、家族も毎日飲むようになり、24本入りの箱で買うペースが凄く上がった」(65歳男性/その他)

家でも外でも、“1日の終わりの1杯”のおいしさは例年より高まったのではないでしょうか。1位の「外でついつい飲んでしまう飲料代」にビールが入っていた人もいたかも!?

5位:汗拭きシートや制汗剤など「汗対策グッズ」・・・14人

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「冷感シート。暑すぎて汗をかいてベタベタになるから毎日使った」(48歳女性/その他)

「汗による臭いを抑えるため制汗剤、クール系シャンプー、日焼け止めを例年より増やした。シミ対策、臭い対策をした」(29歳男性/学生・フリーター)

「汗拭きシートなどの制汗系のものいろいろ。今年はいつも以上に消費するようになった」(51歳男性/営業・販売)

「シーブリーズデオウォーター。汗をかき、ベタベタ感やニオイが気になったから減りが早かった」(54歳女性/主婦)

「制汗剤。旅行や仕事で汗をかくので使う頻度も量も多くなった」(27歳女性/その他)

朝会社に着いた頃には全身汗まみれ……という毎日に、汗拭きシートはもはや必需品! 最近では、拭くとスーッと冷たくなるタイプも増えたので、ニオイ対策だけでなく暑さをしのぐためにも頻繁に使ったという人が多くいました。

そのほかこんな意見も

「ニンテンドースイッチのゲーム。暑くて外出しないから暇つぶしに購入」(42歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「タクシーなどの交通費。暑くて歩くのが大変だから」(41歳男性/その他)

「エアコンの効きをよくするための業者清掃。ひんやりシーツの購入など。寝汗が不快だから」(46歳女性/主婦)

「冷却効果のある下着や衣料品。職場が暑く、体感を少しでも下げたかったので」(49歳男性/その他)

接触冷感素材の服や寝具など、技術の進歩でできる暑さ対策もいろいろ。また、家からなるべく出ないようにしたり、移動の際にできるだけ体に負担をかけない方法を選んだりと、お金が多少かかっても暑さに負けない生活を心がけている人もいました。

毎年のように「過去最高に暑い夏」と言われている気がするここ数年。来年の夏もこんなに暑いのかしら……と遠い目になってしまいますが、消耗品は安いときに買いだめしておく、体力作りを頑張るなど、できる準備はしておくと良いかもしれませんね。

※気象庁「2025年の猛暑日・真夏日などの日数」https://www.data.jma.go.jp/stats/stat/202515/tem_ctg_days_202515.html

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