日中は暑すぎる。外にいる人が極端に少ない
null
「外を歩く人が少ない」(29歳/男性/コンピューター関連技術職)
「外で人が見かけなくなった」(26歳/男性/営業・販売)
「不必要な外出をしなくなっていると感じます。昔はもっと夏は人が出歩いて、活気があったと思います」(56歳/女性/主婦)
「目の前の保育園の園庭で日中子どもが遊んでいない」(54歳/男性/その他)
日中の気温が高すぎるため、外出を控える人も増えてきました。一昔前は、夏でもたくさんの人が道を歩いて活気があったのでしょうが、今は静かになっている場所もあるのでしょう。
また幼稚園や保育園では外で遊ぶ時間もありますが、炎天下や気温が高い時間帯には外に出られない状況です。全体的に外にいる人が少なくなったと感じている人もたくさんいます。
クーラーを使うのが当たり前に
null
「昼間、クーラーを使うことが普通になったこと。昔は使うことがあまりなかった」(35歳/男性/総務・人事・事務)
「クーラーをつける習慣がなかった人も、毎日つけている」(29歳/女性/コンピューター関連技術職)
「クーラーをよく使うようになった」(23歳/女性/主婦)
「札幌なのに2カ月くらいクーラーを消せない。暑すぎる」(44歳/女性/主婦)
以前はクーラーをつけずにいられた人でも、ここ数年の酷暑ではクーラーなしで過ごすのが難しくなっているようです。扇風機を使ったとしても涼しくならないために、クーラーを使うことが当たり前になっています。
北海道でもクーラーが必要になるなど、日本全国でクーラーが必需品となっているのでしょう。
恒例行事が中止になったり、時間がずれたりする
null「暑すぎるという理由で、プールが中止になる」(53歳/女性/総務・人事・事務)
「小学校で、暑いからという理由でプールが中止になった」(42歳/女性/主婦)
「夏祭りが少なくなった」(57歳/男性/その他)
「部活動の時間が短縮された」(50歳/男性/その他)
「甲子園の試合が夜間に行われるようになった」(38歳/男性/その他)
小学校のプールの授業が暑さのために中止になることもあったとのこと。屋外のプールが多いために、日差しが強かったり、水温が高すぎたりしたのかもしれませんね。また夏祭りも、暑さのために参加者が少なくなると予想したのか、開催される回数が減ってきているそうです。
さらに部活動の時間が短縮されるなど、熱中症への警戒が強くなっています。全国高校野球選手権も同じですね。今年の夏の大会は暑さ対策として、試合開始時間が午前と夕方に分ける2部制が導入されました。伝統のあるイベントでも暑さのために変化が見られます。
男性が日傘をさすように
null
「日差しがきつすぎるので、日傘をさす人が増えた」(48歳/女性/営業・販売)
「男性の日傘が多くなった」(53歳/女性/その他)
「子どもも男性も日傘をさしている人が多い。最近は当たり前と感じるように」(49歳/女性/総務・人事・事務)
外出の際、日差しを避けるために日傘を使っていたのは主に女性でしたが、今では男性や子どもも使うようになりました。それだけ日差しが強くて、ジリジリとした暑さを感じるようになったのでしょう。
男性が日傘を使っても違和感がなくなってきていますから、夏の生活スタイルやファッションの変化についても理解が得られていることがわかります。
季節感が変わってきた
null「秋がなくなりつつあること」(53歳/女性/主婦)
「秋が短くなった、紅葉の時期が読めない」(52歳/女性/主婦)
「セミさえも鳴かなくなる暑さ」(52歳/男性/総務・人事・事務)
「暑すぎて、蚊を見かけなくなった」(59歳/男性/研究・開発)
気温の高い日が続くため、秋の訪れを感じにくくなっています。ようやく暑さも和らいだと思ったら、すぐに冬になってしまうので、秋が失われたように思う人もいます。秋の紅葉や食べ物の収穫などにも影響が出ているのでしょう。
また夏だからこそのセミの声が聞こえてこなかったり、蚊が飛んでいなかったり。あまりの暑さで、生態系にも変化が出ているのではないでしょうか。
酷暑といわれるほど暑さが厳しい夏。以前と比較すると、生活スタイルや季節の移り変わり、そして生物などにも変化が見られます。上手に対応できている部分もあるでしょうが、今後の生活や環境への不安も残りそうです。
また夏が終わったと思ったらすぐに寒い冬がやってくる場合もありますから、急激な変化に戸惑うことなくいつもの生活が送れるといいですね。

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。
2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。