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「思い出しただけでも、ぞっとする…」季節はお盆、みんなの肝が冷えた「本当にあった怖い話」

連日、酷暑が続いています。日差しが強いというよりも、もはや痛い。外に出るのが怖いと感じるほど暑いですね。この暑さに対抗して、怖い話でもどうでしょうか。

恐怖や不安を感じると一時的に体温が下がる効果があるそうです。まさに肝が冷えるということですね。男女333人に「あなたがこれまでの人生で一番怖かった出来事」を調査。驚きや恐怖で震え上がった体験を教えてもらいました。

いるはずのないものが見えた……霊との遭遇話

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まずは「怖い話」の大定番。心霊現象体験をされた方のお話です。

「深夜の公道で幽霊を見たことがあります」(39歳男性/学生・フリーター)

「私は霊感があり、何度も幽霊を見ていますが、体を触られたときが1番怖かったです」(47歳男性/その他)

「中学生の頃、友人2人と塾へ自転車で通っていたときです。路上駐車している車の車内がパトカーの赤色灯が回っているような感じで光っていて、おかしいなと思い近づいてみました。すると車内からお経の声が聞こえてきて、友人とそれぞれ無言で猛スピードで自転車を漕いで逃げました」(61歳男性/会社役員・経営)

「子どもの頃にお風呂掃除をしているときに、耳に息を吹きかけられたと感じました。家族がいたずらをしたと思い、後ろを振り返ったら誰もいなかったことがあります」(30歳女性/その他)

「夜寝ているときに金縛りにあいました。体が動かないだけでなく、押しつぶされそうになりました」(61歳男性/総務・事務・人事)

「金縛りにあって、お経のような声が聞こえたことです」(57歳女性/その他)

「ホテルに泊まったときに、夜中に幽霊が出たことがあります」(47歳男性/その他)

「スマホで撮った写真に幽霊が写っていました」(38歳男性/その他)

「金縛りにあったときに、何者かにずっと話しかけられていました」(44歳女性/主婦)

金縛りにあったことがあるという意見は多数ありました。何かの拍子に意識だけ目が覚めてしまうと、体が動かない状況になり金縛りが起こるのだそう。半分寝ている状態でもあるので、幻覚を見たり夢の続きをリアルに感じてしまうこともあるとか。ただそれを「夢の続き」と簡単に片付けてしまって本当にいいのかはわかりません……。ちなみに筆者はまったく経験がないです。

金縛りはストレスからくるという説もあります。

意外と多い運転中にハッとしたこと!

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「怖い体験」との問いに、運転中に起きた事故スレスレのエピソードを語ってくれた方がたくさんいらっしゃいました!

「車の運転中ブレーキが効かなくなり、交差点の赤信号で止まれず、とっさに右にハンドルを切って飲食店の駐車場に入りました。対向車ともぶつからず、駐車場でも事故にならなかったのは奇跡的。原因はサイドブレーキを上げたままだったことでした。自分のミスで大事故になっていたかもしれず、ぞっとする恐怖を味わいました」(53歳女性/その他)

「坂のある雪道でエンジンが止まり、ブレーキも効かなくなったことがあります」(61歳男性/その他)

「クルマで峠を攻めていたら、横転して死ぬかと思いました」(49歳男性/その他)

「運転中に対向車がはみ出してきました。ドライブレコーダーがなかったので、衝突していたらどうなっていたのかわからなかったです」(41歳男性/コンピューター以外の技術職)

「仕事で夜、クルマを運転していたとき、気がついたら見知らぬ道だったことです。とても眠かったことまでは覚えていましたが、知らぬ間に居眠り運転をしてしまっていたようです。怖くなって車を停めてボディにキズが無いか確かめましたが、何事もなくホッとしました」(69歳男性/総務・人事・事務)

「クルマを運転中に、対向車とすれ違うときに崖から落ちそうになったことがあります」(52歳女性/主婦)

「箱根の山道で、車がスピンしてしまいました。対向車、後続車がいなかったので運よく助かりました」(63歳男性/その他)

「雨の日に運転中、ブレーキが滑ってバスに当たりそうになりました」(57歳女性/その他)

「トンネルで対向車が向かってきて、ぶつかりそうになりました」(61歳女性/主婦)

クルマでのアクシデント。どれも肝が冷えるエピソードばかりですね! 筆者は日々運転をしていますが、雪道で滑って冷や汗をかいたことは何度か……。対向車、後続車がいなかったことにホッとしたことがあります。小さいアクシデントですが、先日はバッテリーが上がってしまってエンジンがかからない事件が! たまたま近くで工事をしていた方がブースターケーブルを持っていたので助かりました。

最近はあおり運転や逆走などのニュースを見る機会も増えましたね。いつ事故に遭遇するのかわからないので、常に気を引き締めて運転したいものです。

夜のアウトドアでの運転はお気をつけて。

一歩間違っていたら…死ぬかと思ったエピソード

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子どもの頃の出来心で怖い目に……、海外でのトラブルでなどなど、あと一歩間違っていたら命を落としていたかも……なドキドキエピソードを集めてみました。

「釣りをしていたとき、テトラポットに落ちたリールを取ろうとして首を突っ込んだところ、首が抜けなくなって焦りました」(67歳男性/その他)

「上京したばかりのとき、電車のホームで人に押されてもう少しで落ちそうになりました」(49歳男性/コンピューター以外の技術職)

「北海道の神居古潭で山道に迷ってしまい、日が暮れて来るわ、クマが出そうだわで泣きそうになったことがあります」(60歳男性/学生・フリーター)

「渓流釣りに行って山から巨大な石が落ちてきたときです」(68歳男性/その他)

「お風呂で寝てしまったこと。鼻にお湯が入って飛び起きました」(42歳女性/主婦)

「子どもの頃に、森で迷子になって怖かったです」(31歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「ニューヨークに行ったとき、道を1本行き過ぎてしまって、ヤバい地帯に迷い込んだとき」(64歳男性/総務・人事・事務)

「高山でホワイトアウトになり、遭難しかけました」(40歳男性/公務員)

「エレベーターに1人で乗っているときに、止まったことがあります」(67歳男性/総務・人事・事務)

「登山で雪の斜面から滑って、途中で止まることができましたが、下まで転げ落ちるかと思いました」(49歳女性/総務・人事・事務)

「食べ物が喉に詰まって、人生の走馬灯を見ました」(38歳男性/その他)

「小学校1年生のときに海水浴で離岸流に流されたこと。異変に気付いた父親に救出されてその後、沖で救助ボートに救われました。父親の発見がなければ多分、私は生きていない……」(38歳男性/総務・人事・事務)

「飛行機が乱気流に巻き込まれ、機体が相当揺れたときは生きた心地がしなかったです」(55歳女性/主婦)

「ヤカンをコンロにかけたまま寝てしまい、朝になって空焚き状態に気づいた」(56歳男性/営業・販売)

「アパートの階段を急ぎ足で降りていたとき、急に滑って腰を打ったこと。気づいたら腰を打ち、腕は擦り傷で血が染み出てきました。頭を打っていたら死んでいたかと思うとゾッとします」(55歳女性/その他)

どのエピソードも「ギリギリセーフ」なものばかり……!みなさん一度は死ぬかと思った瞬間があるものですね。そのときのことを思い出すだけでも、身震いしそうです。

テトラポットは歩かないで。

危険は身近にも潜んでいる

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心霊現象や死にそうだったエピソードなど、現実離れした事件だけではありません。何より怖いのは、「対人間」だったりします。

「闇バイトに参加しそうになりました」(46歳男性/その他)

「マッチングアプリで出会った人に変なサプリを売りつけられそうになったことがあります」(28歳主婦/主婦)

「小学校のときに、メールで芸能人を語った人からメールがきて金銭を要求されました。コンビニの人が気づいてくれて被害にあわなかったのが救いです」(23歳女性/その他)

「ワンクリック詐欺に遭いそうになりました。友人に相談したことで被害にはならなかったですが、自分で考えてたら支払金額もそんなに高くなかったので支払っていた可能性がありました」(54歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「中学生のころ、友人宅から帰宅中に不審な男性6人組にあとをつけられたことがあります」(44歳女性/その他)

「投資詐欺にあいました」(50歳男性/その他)

「子どものころ、露出している男性に遭遇しました」(49歳女性/総務・人事・事務)

「中年男性に手首をつかまれてどこかに連れて行かれそうになりました。怖かったです」(54歳女性/主婦)

「昔の彼女の親に鎌を振り回されて、追っかけられたことがあります」(57歳男性/その他)

「小学生のときに地元でスカウトと名乗る人に声をかけられたこと。不審者感しかなくて逃げました」(25歳女性/出版・マスコミ関係)

「ぼったくりバーで脅されました」(64歳男性/主夫)

実は筆者のもとにも先日、警察を装った詐欺電話がきました。三重県警を名乗る人物で携帯電話からの着信でした。ものすごい勢いで「自分のしたことがわかっているのか!」と怒鳴られました。怖い……。これは詐欺だなと思って、すぐに電話を切りましたが、警察を名乗る男性がまくしたててくることに驚いて相手のペースに飲み込まれていたら、もっと話を聞いてしまったかもしれない……とは思います。

投資詐欺は巧みに近寄ってきます。怪しいと思ったら契約しちゃダメ!

恐怖体験も多様化

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恐怖体験はさまざまな形で現れ、その捉え方は人によっても違います。心理的、身体的、精神的に……いろんなシチュエーションで「恐怖」は襲ってきます。中には未だにトラウマになっているというコメントを寄せてくださった方もいました。

それにしてもどんな怖い作り話よりも、実話が1番怖い。とにかく「本当にあった話」がリアルであり、ドスンと響く恐怖が残りますね……!

中山夏美
中山夏美

山形県出身在住。一児の母。出産を機に2020年に東京からUターン。アウトドアとエンタメを得意とするライター。雑誌やWEBメディアに携わる。

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