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みんなはできるのに自分は「どうしてもうまくできないこと」ランキング!蝶結び、フリック入力、一番多かったのは…?

子どもの頃、みんな逆上がりができたのに自分だけできなかったり、蝶々結びがどうしても縦結びになってしまったり……。周りができているのに自分だけできないことってありますよね。

今回、『kufura』では20代〜60代の男女に365人アンケートを実施、「『どうしてもうまくできない!』みんなが難なくできることで、自分がどうしてもうまくいかないことがあれば教えてください」と質問しました。

みんなの「どうしてもうまくできないこと」は一体どんなことでしょうか……? 5位から順にご紹介していきます!

5位:スマホやパソコン操作が苦手!・・・4人(約1%)

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「スマホのフリック入力ができない」(66歳/男性/その他)

「スマホの文字入力。時間がかかってしょうがない」(69歳/女性/その他)

「スマホのフリック入力が下手です。使っているのですが上達しません」(58歳/男性/その他)

「ブラインドタッチができない」(38歳/男性/その他)

スマホの操作関連ができない!という回答は、は50代以上の方に多かったです。若い世代は呼吸するようにスマホを扱っていますが、子どもの頃にスマホがなかった世代にはなかなか難しいもの……。

パソコン関連では「ブラインドタッチ」や「キーボードを使うこと」などの回答が見られました。

フリック入力は慣れれば簡単なんですけどね……担当もできないです。

4位:結べない…!・・・21人(約6%)

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「ネクタイを結ぶのが苦手です」(49歳/男性/コンピューター関連技術職)

「ちょうちょ結びがまっすぐできない」(26歳/女性/その他)

「ちょうちょ結びが縦になることはうまくいかないことのひとつです」(64歳/男性/研究・開発)

「くつひもが上手く結べません」(29歳/女性/その他)

幅広い世代に該当したのが「結べない」問題。

蝶々結びや靴紐、ネクタイなどが結べないと悩んでいる方は多いようです。特に蝶々結びが縦結びになってしまう方は多い様子。

他にもロープに輪を作る結び方である「もやい結び」などの、ロープの結び方ができないという男性の回答もいくつかありました。

きれいな蝶結びにはコツがあります。

3位:文字が下手です…。・・・24人(約7%)

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「字が上手く書けない」(35歳/男性/コンピューター関連以外の技術職)

「字が綺麗に書けない」(32歳/女性/総務・人事)

「文字を手書きするのにいくら綺麗に書いても皆より字が汚いこと」(67歳/男性/その他)

「漢字を上手に書けない」(63歳/女性/営業販売)

こちらも幅広い世代で見られた回答です。「丁寧に書いてもうまく書けない」という回答が多く、筆者は「そうそう!」と激しく頷きました。

筆者も子どもの頃から字が汚く、“自分は解読できるけれど他の人からは読めない”なんてこともよく経験しています。「丁寧に書きなさい」と注意されることも多かったのですが、丁寧に書いても汚いのです……!

同じ気持ちを抱えている方が結構いらっしゃったので、嬉しくなってしまいました。

横書きはまだごまかせるんです。問題は縦書きだ……。

2位:逆上がり、スキップなどみんなができる運動ができない!・・・48人(約13%)

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「フラフープ。イメージでこうやればできる、こうするのがポイントとコツも頭ではわかっているのに、いざやると全く出来ない。すぐに落ちて回せない」(56歳/女性/主婦)

「鉄棒の逆上がり」(61歳/男性/コンピューター関連技術職)

「縄跳びの二重跳び」(62歳/女性/その他)

「スキップが出来ない」(60歳/男性/その他)

「テニス。どうしてもテニスのラケットでテニスボールを打てない。テニスラケットとボールの距離が掴めない」(31歳/女性/その他)

「ボーリングの投げるときに歩数がずれる」(55歳/男性/その他)

運動能力関係で、「周りができるのにできない!」と感じていた方もとても多く第2位に。さまざまな回答があり興味深かったです。

「ボールや球を扱う運動系」、「縄跳び」、「鉄棒の逆上がり」などは比較的多く回答されていました。

「傘をうまくさせなくて濡れてしまう」「小指だけを曲げる」「階段を軽やかに降りれない」などの個性的な回答も。

スキップしているはずなのに、「トイレ行きたいの?」とか聞かれたらもうトホホです。

1位:愛想笑いができない、会話が続かない等、コミュニケーションが難しい!・・・ 97人(約27%)

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コミュニケーション関係をあげる人が最も多く、3割弱の97人という結果に! 主に3つのパターンに分かれました。

お世辞が言えない、愛想笑いができない

「愛想笑いができない」(26歳/男性/営業・販売)

「女子の間によくあるたいして思っていないお世辞をいうこと」(44歳/女性/主婦)

「誰に対しても愛想よくする器用さを持ち合わせていない」(52歳/男性/デザイン関係)

「お世辞そのものが言えない」(54歳/女性/総務・人事)

「お世辞は言えないな。蕁麻疹が出てしまう」(57歳/男性/研究・開発)

お世辞が言えない、愛想笑いができないと回答した方は37人!

自分に嘘はつけないということですね。分かりみが深いです。こういう回答を見て嬉しくなるのは筆者だけでしょうか?

お世辞や愛想笑いがうまい人より、苦手な人の方が親しみやすさを感じられます。正直に生きると生きづらい場合もありますが、そんな方に好感を持つ人も少なくないはずです。

お世辞が言えない人はとにかく何でも褒めること!それが一番。

会話が苦手

「初対面の人と話すときに声が小さくなりすぎてしまう」(31歳/男性/学生・フリーター)

「世間話や雑談。自分の興味が持てないことは話したくないので苦手」(53歳/男性/その他)

「会話が続かずに終わってしまう」(25歳/女性/その他)

「電話でのやり取りが不得意」(40歳/女性/その他)

「問い合わせなどの事務的な電話をかけること。ものすごく緊張して、何度もやり直してしまう」(53歳/女性/その他)

「会話が苦手」という回答も多かったです。特に「初対面」や「問い合わせの電話」など、知らない人に話すのは抵抗を感じる人も多いですよね。

特にテーマのない「雑談」が苦手という方や「人前で話す」のが苦手という回答もチラホラ。

話しかけられない→話しても会話が続かない→落ち込む。負のループ。

人付き合い・コミュニケーションが苦手

「コミュニケーションがうまく取れない」(35歳/男性/その他)

「ちょうどいい感じの人付き合いの距離がとれない」(62歳/女性/デザイン関係)

「周りと比べ仕事などで相手とのコミュニケーションがうまく取れていないと感じることがしばしばある」(64歳/男性/営業・販売)

「コミュニケーション。なぜみんな顔色うかがって話が出来るのか?わからない。嫌いな人とは話をしないのが一番だし」(54歳/男性/その他)

「友だちが一人も出来ない」(53歳/女性/総務・人事)

コミュニケーションって難しいですよね。人との程よい距離感とか友達の作り方とか、筆者は40年以上生きていても分かりません! 仲間がたくさんいて励まされました。

人生経験の少ない若い人に多いのかな……?と思いきや、幅広い世代でこのような回答が見られました。

歳を重ねても根本的な人間性が変わることは少ないのかも知れません。コミュニケーションが苦手なことを受け入れて生きていくのもありですよね!

無理してお付き合いをしても、なんか微妙な空気が流れるんですよねえ。

その他、多かった回答は「口笛を吹けない」「駐車がへた」など

「口笛を吹けない」(34歳/男性/その他)

「バック駐車。一発で決まる事が滅多にない」(36歳/男性/デザイン関係)

「玉子焼き。ふっくら上手く丸められない」(61歳/女性/主婦)

他にも、「口笛を吹けない」や「駐車がうまくできない」などの運転技術関係、「千切りができない」などの料理関係も多くあがっていました。

口笛は案外難しい。

日常生活に関わることだと、「できない!」と感じる瞬間が多いですよね。

レアな回答としては、「女性を口説けない」「お焼香」「日記をつけ忘れてしまう」などもありました。

さまざまな“できないこと”を聞いて「私だけじゃなかった……」と励まされた方も多いはず! 完璧な人なんていないのですから、できないことがあっても胸を張っていきましょう!

まなたろう
まなたろう

秋田生まれ。高校卒業後ドイツの大学の舞踊科へ。以後、海外を10年以上放浪し、現在は東京在住。ライターの他、ヨガインストラクターや振付家などもしている。

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