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6割の女性が「実年齢より若く見られる」と回答!若見え・老け見え・年齢相応それぞれの意見

見た目にも精神的にも「若々しい」ことはとっても素敵なこと。年齢はただの数字とはいうものの、他人からやたら年上に見られたらショック、というのが多くの女性の意見ではないでしょうか。でも、「若く見られる」ことがうれしいとも限らないという人も多いようで……?
『kufura』では20代から60代の女性179人に、「実際の年齢と比べて年上/年下/年齢相応、どの年齢に見られることが多いですか? また、その意見についてどう感じますか?」とアンケートを実施しました。見た目年齢に対する受け取り方も人によりさまざまなようです。

「若く見られる」のがうれしい

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前回は、「実年齢と比べて何歳に見られたいか」という理想の部分について聞きました。

が、もちろん理想と現実は違うもの。「見られたい年齢」と、「人から何歳くらいに見られているか」にはギャップがあることもあります。実際にはみなさん、実年齢と比べて上/下どちらに見られていると感じているのでしょう。

  • 実年齢より若く見られる・・・61.8%(110人)
  • 実年齢相応の年齢に見られる・・・26.4%(47人)
  • 実年齢よりも老けて見られる・・・9.0%(16人)
  • その他・・・3.4%(6人)

「普段人から実年齢と比較してどのように見られることが多いですか?」とたずねたアンケート結果を見てみると、実年齢より若く見られると答えた人が半数以上。その一方で、全体の約1割は実年齢よりも老けて見られる、という結果に。

この見られ方についてどう思うかを聞いてみました。

実年齢より若く見られる人

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ポジティブな反応としては、

「若く見られることは素直にうれしいです」(44歳/その他)

「お世辞もあると知りながらもうれしい」(58歳/総務・人事・事務)

「若い頃は常に老けて見られたのに、今は年より若く見られることが多いな~と思ってうれしい」(54歳/主婦)

「若く見られるのはとても嬉しいです。日常のモチベーションが上がります。そして常に、綺麗でいたいという美意識と目標も高まります」(36歳/主婦)

「昔は若く見られて舐められるのが嫌でしたが、今は若く見られてうれしいです」(62歳/その他)

といった意見が。一方、喜んでよいのか微妙だなと感じている人も意外と多く、

「若く見られる=半人前に見えるんだろうなと思う」(46歳/その他)

「本当にそう思ってくれているのか社交辞令なのか自分では判断しようがないのでどういう反応が正しいのか悩む」(50歳/主婦)

「もう少し相応に見えるよう努力した方がいいのかなと思うときもある」(27歳/その他)

「若く見えるかもしれないけど、実情はあちこち不具合があり、それを話すのも嫌だし、かと言って無理するのも嫌だしで何だか気落ちしてしまう」(68歳/主婦)

「言動などが年相応には見えないのかなと思う。もっと知的な大人に見られる努力をしようと思う」(35歳/その他)

若く見られてうれしい人が多いのかと思いきや、そうとも限らないのがリアルなところ。そういわれることで戸惑ってしまうという人、「幼く見られている」「コンプレックスに感じる」というかなりマイナス寄りな意見の人も。後者は特に若い世代に多く見られる意見でした。

これは、前回の「何歳に見られたいか」という質問に、「若く見られる=なめられている」と感じる若い女性が多かったことにもつながります。若いうちは、立派な自立した女性に見られることのほうが若見えよりも実利で勝ると感じる機会が多いのかもしれませんね。

実年齢より上に見られる人

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「おしゃれを殆どしていないし白髪染めもしていないので仕方がない」(51歳/主婦)

「老け顔なので仕方ない」(25歳/総務・人事・事務)

「私ってそんなに老け顔かなと気持ちが沈んでしまいます」(29歳/その他)

「白髪が多いので、老けて見られてもまあそうだろうなと思う」(58歳/その他)

「気分までも落ち込む」(48歳/主婦)

「昔から老けて見られるので、もう諦めている」(58歳/その他)

実年齢より上に見られがちな人の意見で多かったのは、「仕方がない」という諦めの声や「落ち込む」「ショック」といった声。前向きな意見があまり見られず、理想と現実に差があるのかも……と感じます。もちろん、

「全く気にしない」(46歳/その他)

というゴーイングマイウェイ派もいました。

実年齢相応に見られる人

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もちろん実年齢に合った数字で言われる人も多く、その人たちの意見としては

「無理せず自然体でいられるので楽」(61歳/主婦)

「年齢相応を維持できていると安心します」(42歳/主婦)

「若く見られたいけど老けて見られるよりはいいと思う」(63歳/主婦)

「もっと肌のケアなど頑張って若く見られるようにしたいと思う」(41歳/主婦)

「若く見られたいけど老けて見られるよりはいいと思う」(63歳/主婦)

「特に頑張って手入れしているわけでもないので、年相応なら十分だと思っている」(53歳/主婦)

「もう少し若く見られたい」(45歳/金融関係)

などなど。

「年相応に見られる」ということは、バランスのとれた印象を持たれている証拠。実際に年相応に見られる人の意見を見ても、「実年齢通りが一番」「理想的」と前向きな声が多数見られました。

もちろん中には、「もう少し若く見られたい」という人もいますが、全体的に年相応=自然体でいられることが安心感につながっているようです。

「本当にぴったり言われることが多い。でも普通若めに言ってくれるだろうから、当たってるってことは、実際には老けて見えてるんだろうなとは思う」(51歳/主婦)

という、ものすごく冷静な意見も……。年齢の話になった時はとりあえず「お若く見えますね!」と言うのがお約束のようになっている面もありますから、お世辞ととるか、素直に喜ぶか、悩ましいところではあります。

 

昔に比べて、見た目に関しての意見を言うことはタブーだという意識が広まってきていますから、他人からのジャッジを受ける機会は減っているとは思います。

見た目年齢に対する理想やホンネは、人それぞれ。でも「若く見られたい」「年相応がいい」など、どの意見にも共通していたのは、“自分らしく見られたい”という想いでした。

この結果を見て、実年齢よりも若く見せる努力も素敵ですし、自然体でいることも立派な選択。見た目だけにとらわれず、その年齢ならではの楽しみを見つけていけるとよいですね。

三木ちな
三木ちな

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。

仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。

X(旧Twitter)はこちら→@natsumama0805

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