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「40代以降、どんな服が似合わなくなったと感じますか?」肌や体型の変化につれて…

以前は自分に似合っていたと思って好きで着ていた服でも、最近はちょっと違和感が出てくることはありませんか? 年齢を重ねると体型や雰囲気が変わるので、お気に入りの服が遠のいてしまうこともあるかもしれません。具体的にどんな服が似合わなくなったと感じるのでしょうか。
『kufura』では40〜60代の女性157人にアンケート調査を行いました。似合わないといっても肌、体型、または何がいけないのか分からない!?まで、要因はさまざまなようです。

かわいすぎてしまう。フリル付きや花柄の服

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フリルのついた服。かわいすぎて似合わなくなった」(52歳/主婦)

リボンがあるようなかわいい服」(54歳/公務員)

フリフリの服。やはり若い子向きだと思う」(55歳/その他)

「ふんわりしたワンピース。鏡を見て、何だかとっても無理して若作りしている人みたいに見えた」(62歳/主婦)

「顔や体形が衰え、フワッとしたかわいい系の服は似合わないと感じるようになった」(47歳/その他)

フリルやリボンなどがデザインされた服。フェミニン系統の洋服が好きな人は若い頃から愛用していたでしょう。若い女性が着ればかわいらしくなりますが、ある程度の年齢になると似合わないと感じてしまうようです。

体のラインが出てしまう服

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ぴったりとした服装。体型がくずれてきたから」(56歳/主婦)

身体のラインがわかるような、スレンダーな服を着なくなりました」(64歳/主婦)

「スキニーパンツ。ワイドパンツのほうがバランスよく見えるようになったと鏡を見て思った」(43歳/主婦)

「スキニージーンズやタイトなトップス。体型が崩れてきて後ろ姿が気になりだした」(49歳/主婦)

「タイトスカートはお腹が目立つ気がして履けなくなった」(48歳/デザイン関係)

「タイトな服装。身体がゆるんできたので」(41歳/主婦)

「体のラインがでやすい細めのワンピースはやめた。ワンピースを買うならゆったりめのを買ってしまいがちになった」(42歳/その他)

「体重は変わらないが体のラインが崩れ、お腹が出てきたので体のラインが分かる洋服は着なくなった」(57歳/主婦)

年を重ねると、ウエストにお肉がついてしまったり、お尻が垂れがちになってしまったり。そうなるとタイトスカートやスキニーデニムなど体のラインがはっきりとわかるような服は、着づらくなってしまいます。ほかの人に見られたくないという気持ちが働くのが正直なところかもしれません。

肌を見せたくない!露出がちょっと多い服

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足の贅肉が目立つようになり、ミニスカートは履けない」(47歳/営業・販売)

肌の衰えが気になるので、襟ぐりの広い服を着なくなった」(45歳/その他)

首周りの広い服は首のシワが目立つのでやめました」(54歳/その他)

「スカート全般はもう履けなくなりました。膝に年齢が本当に出ているから、見せたくないし、似合わなくなりました」(55歳/主婦)

「首元が広く開いた服。アクセサリーが苦手だから、胸元が寂しくなる」(60歳/主婦)

「デコルテが骨張ってきたのでVの深い服は着なくなった」(47歳/学生・フリーター)

若い頃には肌を出せたとしても、年齢が上がると肌にたるみが出たり血色が悪くなったりするので、露出をしたくないと思う場合もあります。特に皆さんが気にしているようなのが「膝」と「デコルテ」。年齢が出やすい部位と言われますね。

ほかにも足や二の腕が太くなる、首にシワができるなど理由はさまざまですが、肌を出すような服は着られないという意見が多く見られました。

何だかしっくりこない。似合わない色も出てくる

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サイズは変わらないが、色に違和感を覚えた」(69歳/その他)

淡い色の服は顔がぼやけて似合わないと思うようになりました」(53歳/主婦)

色が明るすぎる服」(48歳/営業・販売)

若作りに見えるようなカラフルな洋服は止めた」(60歳/主婦)

「白が似合わなくなったと突然感じた。黒の方が映える気がする」(43歳/学生・フリーター)

以前は似合っていたはずの色に、だんだんと違和感が出てくることも。その人の雰囲気や肌の色などが変化するので、しっくりくる服の色も実は年々変わっています。

逆に「地味な色合いの洋服」(64歳/総務・人事・事務)が似合わなくなったと感じる人も、人それぞれに似合う、似合わないが出てきてしまうので、常に冷静な目で鏡を見つめる癖をつけたほうが良いのかもしれません。

華やか、カジュアル…「若作りに見える?」と不安になる服

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流行ものの服が似合わなくなった」(48歳/営業・販売)

「ジージャン。若い人向けだと思った」(40歳/主婦)

「華やかな柄のスカート。顔が老けたから」(40歳/その他)

「スポーティーな格好。学生っぽい出で立ちに思える」(42歳/総務・人事・事務)

「チェック柄のトラディショナルなスカート」(45歳/その他)

「真っ白な服。ロゴやイラストが入った服。Tシャツやトレーナーは無地か、ごくごくシンプルなものにしないと、顔の老けが目立ってしまう」(53歳/主婦)

「なんでか分からないが年を取るにつれて太めのストライプが似合わなくなった」(46歳/主婦)

「フード付きの服が重く感じるようになったし、見た目にもバランスが悪くなった」(69歳/学生・フリーター)

ファッションにはその年の流行があるもので、それを取り入れていくチャレンジ精神は失いたくないもの。でもその取捨選択は若い頃より厳しく行うべきなのかもしれません。

また、「カジュアルな服がしっくりこなくなった」という意見もかなり多く見られました。カジュアルなだけでなく、どこかにキレイ目な要素を入れることが大人の着こなしを素敵に見せるポイントとなるかもしれません。

他人の目は気にしない。好きな服を着る!

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気にせず好きなものを使用する」(58歳/その他)

一方で、気にせずに自分の好きなものを着るという意見もありました。もちろんTPOにあわせることは大切ですが、自分なりのおしゃれを楽しむのも素敵なこと。

 

年齢とともに体型や肌、顔は変化し、雰囲気もずいぶんと違ってくるものです。似合う似合わないについてネガティブにとらえず、今の良さを活かす着こなしや服選びを心がけていくと良いのではないでしょうか。

むしろ流行を追わずに自分なりのファッションを確立できる年齢になったと思うと、ワクワクしますね!

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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