髪型からゴムの色まで…「髪」にかかわる校則
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「高校のツーブロック禁止」(58歳/男性/コンピューター関連技術職)
「ポニーテール禁止。派手な髪型でもないのに」(32歳/女性/主婦)
「髪を結ぶゴムは白か黒だけというのがあったが、たかがゴムが赤だろうが青だろうが派手になるわけでもないのに意味が分からないと思う」(54歳/女性/金融関係)
「髪型。天然パーマの私は高校入学時に水道で水をかけられてチェックされた。現代では虐待だよね……と思える教師の所業」(50歳/女性/主婦)
「男子は丸坊主、女子はおかっぱ。何の為かも分からなかったし、軍隊教育の様で思い出すのも不快」(55歳/男性/総務・人事・事務)
髪にかかわる校則は、今でも物議を醸すもののひとつ。もみあげの長さの規定やカラーについてなどの声もあり、「それが学業となんの関係が……?」という疑問が寄せられました。
靴下や下着の指定まで…「服装やカバン」についての校則
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「靴下は無地の白であること。靴下の柄まで誰も気にしないだろうと思うので」(33歳/女性/弁護士)
「下着がカラフルで無いこと、みんなの前で脱ぐわけでも無いのに」(57歳/男性/営業・販売)
「ベストを着るなら学ランを着なさいという謎の校則。寒くて中にベストを着ていて暑くなって学ランを脱いだらベストでいてはダメという謎」(44歳/女性/主婦)
「学生カバン。普通の黒いカバンでしたが、教科書などが入らずに困りました。今は自由なので、なんで黒いカバンでないといけないのかと思ってしまいました」(44歳/女性/主婦)
「カーディガン禁止。セーターでもどちらでも大差ない」(28歳/女性/コンピューター関連技術職)
上記のほか、スカート丈やズボンのタックについても規定があったという方が多く見られました。特に多かったのが消耗品でもある靴下についての声。汚れやすい白が困るという声のほか、雪国なのに短い丈の靴下でなければならないなど健康上も心配になりそうな声が……。
生徒手帳は必携、ヘアブラシ禁止!?「持ち物」についての校則
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「生徒手帳をポケットに入れておくこと。1度も使ったことがないし、走ったら落としていたので」(42歳/女性/主婦)
「中学校時代にヘアブラシを持ってきてはいけない、コートを着てはいけなかった。寝癖の付いた髪のままが嫌だったのとコートに至っては風邪を引いて体調を崩す事が多かった」(51歳/女性/主婦)
「腕時計禁止。今はスマホを持っている小学生も普通になっている。今考えると腑に落ちない」(57歳/男性/金融関係)
「携帯電話の持ち込み禁止だった。今思うと家族が連絡を取れないのは不安だと思う」(36歳/男性/その他)
腕時計やスマホなどの貴重品は生徒自身での管理が難しいという面で禁止にしている可能性もありますが、ヘアブラシやコートに至っては禁止の理由がまさに謎!ですね。生徒手帳は筆者の学校にもあった校則でしたが、一度洗濯機で洗ってしまったことがあり、それ以来(校則ではありましたが)ポケットに入れるのはやめました……。
校外まで規定されるの!?「生活」についての校則
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「第52条、男女交際禁止。こんなバカげた校則のせいで、女子高に通った3年間は地獄でした」(53歳/女性/その他)
「弁当を忘れた時の外への買い出し禁止。なぜか中学の教職員が適当に買いに行くという習慣があった。
好みのものを食べられないし、先生の負担も大きく、意味のない校則と感じた」(54歳/男性/公務員)
「友人と区域外にいくのに生徒手帳に行き先を記入して親と教師の認印もらう。今の時代は友達同士で遠くに出かけるのが当たり前だから時代錯誤」(57歳/女性/コンピューター関連技術職)
「秋祭りに参加する際は許可証を提出しなければならない。秋祭りは地域行事であり神事なので学校の許可は必要ないと思う」(35歳/男性/コンピューター関連以外の技術職)
生活面での校則は、男女交際をはじめとする学校外に及ぶものについて「謎」という声が多く寄せられました。学校生活以外で自由度を狭めるような校則は抵抗感も強くなりますよね。家庭でよく話し合って了承を得られていればいいのでは……という気持ちが拭えません。
皆さんの回答を見ると、時代を感じさせる校則もあれば、当時から今でも「それ必要?」と突っ込みたくなるものも多く見られました。在学時は窮屈に感じられた校則も、卒業してみれば話の種になるかもしれません。みなさんの学校での校則にまつわる思い出を語り合ってみるのも楽しそうですね。