8位〜6位:ラップ、ギフトカード、蕎麦などの麺類
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「サランラップ。使うものだし、普段自分が買うものより品質の良いものだったからうれしかった」(51歳/女性/主婦)
「ラップやジップロックの少量ずつのセット。絶対に使うから」(48歳/女性/主婦)
8位はラップやフリーザーバッグ。消耗品で、かつ、必ず使うというのが喜ばれるポイントのよう。負担のない金額感は、もらう側もあげる側にとってもwin-win!

「QUOカードがやっぱり嬉しい。何でも買えるから」(49歳/女性/総務・人事・事務)
「ケンタッキーの商品券。じぶんで選定できるから」(34歳/女性/総務・人事・事務)
7位はギフトカードや商品券。特にQUOカードやAmazonギフトカードのように、買うアイテムを選ぶ自由度が高いものが人気でした。また、ケンタッキーのギフトカード「KFCカード」をあげている人も。

「そば。蕎麦の煮込みが美味しいと思った」(41歳/男性/その他)
「そうめんの乾麺。夏場だったので、すぐ食べたから」(50歳/男性/営業・販売)
第6位はそばや素麺などの麺類。「引越しそば」を近所への引っ越しご挨拶で配るというのは江戸時代からの風習ですが、意外にも少数派の結果に……。
第5位:地域指定の有料ゴミ袋
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「地域限定のゴミ袋。まあまあ高いし必需品なので」(52歳/女性/主婦)
「有料ゴミ袋。必ず使うので」(50歳/男性/デザイン関係)
「ゴミ袋。絶対に使う物で好みもないので」(40歳/女性/コンピューター関連技術職)
自治体指定の有料ゴミ袋を使ってゴミを出すことが決められている地域が多くなっているなか、有料のゴミ袋が第5位にランクイン。消耗品のなかでも好みにかかわらず必ず使ううえ、ご近所さんと自治会の話などにも発展させやすいというのもいいですね。
第4位:ティッシュ、トイレットペーパー
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「保湿ティッシュ。自分で買っている種類ではないものだったので使えてうれしかった」(44歳/女性/主婦)
「箱ティッシュ、いくらあっても困らないから」(47歳/女性/学生・フリーター)
「トイレットペーパー。毎日使う物だから、ありがたい」(45歳/女性/その他)
第4位はティッシュ、トイレットペーパー。毎日必ず消費するものだからという理由のほか、ティッシュについては、価格帯が上位の保湿ティッシュが嬉しかったという声が多くありました。春の引越しの場合は花粉でティッシュ消費が多くなる人もいるので、ありがたさ倍増かもしれません。
第3位:洗剤、石けん
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「食器用洗剤とスポンジのセット。消えもので必ず使うものなので助かりました」(40歳/女性/総務・人事・事務)
「洗濯洗剤。必ず使う消えものが一番助かる」(44歳/女性/主婦)
「石鹸。あまり沢山ではないのですが、あっても嫌な気分にはならないので」(44歳/女性/その他)
食器用洗剤や洗濯洗剤、石けんは消費量も多いので引越しの挨拶でもらうと嬉しいという声が多数! 清潔感のあるアイテムは初対面でのご挨拶にも好感度が高いようです。
第2位:タオル
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「シンプルな白いタオル。何枚あっても困らないから」(51歳/女性/主婦)
「男女関係なく使えそうなシンプルなデザインのミニタオルのセットは色々と使用できるのでよかった」(52歳/男性/営業・販売)
「タオルしかもらったことがないが、中でも、ちょっとオシャレなブランド品のタオルを頂いた時は非常に嬉しかった」(55歳/女性/主婦)
「タオル。気に入らなければ雑巾にもできるから」(35歳/女性/主婦)
引越しの挨拶の定番アイテムのタオルはやはり人気。特に、シンプルなデザインや色のものや、高品質のブランドタオルがもらって嬉しい理由として挙げられていました。タオルは好みもあるので、シンプルなものや品質重視で選ぶのがよさそうです。
第1位:お菓子
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「食べたことのない焼き菓子の詰め合わせ。美味しくて幸せな気持ちになった」(54歳/女性/その他)
「お菓子。胃に入るから無駄にならないし、嫌いなら誰かにあげたらいい」(30歳/男性/その他)
「引越し元から買ってきたお菓子。こちらに売っていないもので嬉しかったです」(58歳/女性/総務・人事・事務)
「菓子折り。家族で楽しんでいただけたから」(57歳/男性/コンピューター関連以外の技術職)
引越し前の地元のお菓子や有名ブランドのお菓子をもらうと嬉しいという声が多数! 日用品と違い、家族みんなのお腹を満たせる幸福感があるのもポイントのようです。お菓子のなかでも百貨店などで売っているような焼き菓子が人気でしたが、中には「安価でよく目にするお菓子。価格が高いものでは、気兼ねしてしまうので」(59歳/男性/その他)という声も。これから始まるご近所づきあいを考えると、高額にならない配慮をするのも大事ですね。
その他、もらって嬉しかったものは
null「茅乃舎のだしパック。自分では高くて買わなかったのでうれしい」(53歳/女性/主婦)
「レトルトの食べ物。すぐに消費できるしムダにならないから重宝します」(48歳/男性/営業・販売)
「ビール!!! アパート暮らしで真上の階の青年から“ご挨拶に。どちらがお好みですか?”と、ボトル缶コーヒーとビールを差し出され、迷わず“ビールを!”。嬉しかったですね!」(54歳/女性/その他)
貰う人の好みも考えて選択式にするという配慮を伴った挨拶は、その後のご近所との関係が円滑になりそう。
都心では引越しの挨拶自体が少なくなっている昨今ですが、戸建てや分譲マンションなど長く住むことを踏まえた引越しではご近所との関係を良好に築いていくことが必要なこともあります。引越しの折には今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?