子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「手芸ブーム」乗ってみる?ハードルが高い…の一方で、「推し活」絡みで挑戦したい人も続々

近ごろ若者の間で”レトロブーム”が到来しています。フィルムカメラや平成ギャルなど昭和・平成前半生まれには「懐かしいな~」と感じる意外なものが流行する中、今波にのっているのが「手芸」。K-POPアイドルやスポーツ選手が編み物を楽しむ姿が話題になったこともあり、今は100均の編み物グッズコーナーでも売り切れが続出する事態になっています。

そこで『kufura』では、20~60代の女性157名を対象に「手芸」に関するアンケート調査を実施しました。話題になっていることは知っていても、実際に始めるまでのハードルは結構高いようで……?

今話題の手芸、興味はある?

null

まず、「最近、編み物など手芸ブームが起こっています。最近手芸が気になるようになったという人はいますか?」と、20代から60代所の女性157人に質問したところ、以下の回答が寄せられました。

・気になる!やってみたい・・・27人(約17%)

・最近手芸を始めた・・・3人(約2%)

・興味はない・・・90人(約57%)

・もともと手芸はやっていた・・・36人(約23%)

・その他・・・1人(約1%)

アンケート結果を見てみると、手芸を始めた人はわずか2%。手芸をやっていたことのある経験者を合わせても、全体の3分の1にも満たない人数です。

一方、興味がない人が過半数超え! ブームと聞いていたけれど、やってみようという人は意外と少ないことが分かりました。

それでも「やってみたい」とポジティブな気持ちを持つ人は全体の17%。すでに始めている人や経験者も合わせれば、全体の4割以上になります。

どんなものを作ってみたいですか?

null

どんなトレンドも、“ブームにのるきっかけ“があるもの。手芸に関心を持った人やすでに始めている人が、「作ってみたい」と思うものは……?

「ペットの洋服や子どもの為のあみぐるみを作りたい」(45歳/その他)

「かぎ針で編む簡単な編み物に挑戦したい」(53歳/主婦)

「着なくなった服をリメイクした小物を作りたい」(62歳/主婦)

「手編み。昔やってたから復活したい」(60歳/主婦)

「がま口作り。端切れと百均で買った口金で簡単に作れてはまった」(58歳/その他)

編み物は一見難しそうなイメージがありますが、現在初心者に流行っているのは、比較的手軽に始められる「かぎ針編み」など。挑戦しやすさから興味を持つ人が多いようです。

不器用な筆者も、「かぎ針編みならできる!」と、小学生のときにドハマりしていたのを思い出しました。ひたすらほっそいマフラーを編み続けてたっけ……。

「推し活グッズを作りたい!」の声多数

「興味があるのは、推しグッズ制作です。ペンライトにつけるカバーなど」(55歳/主婦)

「好きなキャラクターの洋服やマスコットなどを作りたい」(49歳/総務・人事・事務)

目立ったのは「推しグッズ作成」がしたい人たち。これは令和の手芸ブームならではかも。例えば推しのぬい(ぬいぐるみ)をカスタマイズしたり、撮影したりする「ぬい活」と手芸との相性はかなり良さそう。SNSでもキャラクターに手作り服を着せている人、たくさん見かけます!

いかがでしたか? もともとは“おばあちゃんの娯楽”というイメージが強かった手芸も、現在はZ世代の間で“おしゃれな趣味”のひとつになっています。

手芸は初心者でも作りやすいキットや、簡単な編み物の本、手作り系のSNSアカウント、YouTubeなどもたくさんあります。興味のある方は、始められそうなものから気軽にトライしてみましょう。

三木ちな
三木ちな

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。

仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。

X(旧Twitter)はこちら→@natsumama0805

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載