
ニットのお手入れに欠かせないアイテムは、クロバーの「ほつれ補修針」という細い針と太い針の2本セットの針です(クローバーではなく、クロバーなんです)。
この針の特徴は、糸を通す穴は空いていなくて、末端がザラザラしているところ。

針で糸を縫って補修するのではなく、飛び出た糸にそって針を指していくと、その糸を生地内に押し込んで同化して見えなくなってしまう!
縫わずにほつれを直せるので、裁縫が苦手な方でも簡単にできてとっても満足度が高いアイテムです。

ただし、飛び出た糸が長い場合は、生地内に押し込んだ際に裏側にでてしまうこともあります。また、すでに糸が切れてしまっていたり、ほつれた箇所に大きく穴が開いている場合は、補修は難しいかもしれません。
試しに、手袋にできたほつれを補修してみます。細い針と太い針があるので、糸の太さに合わせて使ってみてください。



補修した後、洗濯しても元のようにほつれることはありません。今まで諦めていたニット類のほつれを手軽にお手入れできると、お気に入りのニットをさらに愛着をもって着られますね。
針はなくすと危ないのでこのフィルムに入れたまま、「衣類のお手入れセット」として毛玉取りと一緒に保管しておくことがおすすめです。ニットだけでなく、リネン製品やジャージなどの生地や糸のほつれがある部分にも活用できるので、衣替えの時にもきっと重宝するはず。
裁縫初心者でもとっても簡単なので、ぜひ一家に1つ持っていて損はない感動アイテムです。
構成/kufura編集部
のぞみ(kufuraメンバーズ・プロ)
シンプル志向の整理収納アドバイザー、ライター。暮らしもこころもかろやかに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを発信中。→Instagram(@non.karoyakani)

kufura公式アンバサダー。整理収納アドバイザーの資格をもつ女性8名のメンバーで構成。整理収納のコツや日々のくらしについて発信中。