kufuraメンバーズ・プロの「飲み水事情」を深掘り!
nullまずは全体の結果から! 今回お話をうかがった「kufuraメンバーズ・プロ」7人のうち、飲み水としてメインで使っているものは
【ペットボトル+水道水】:2人
【給水サービス+水道水】:1人
【蛇口に備え付けの浄水器】:3人
【浄水ポット】:1人
という結果でした。ウォーターサーバーが1人もいない!と意外に感じましたが、整理収納アドバイザーの皆さんだからこそ、シンプルでコンパクトな方法に行き着いた、ということなのかも?
実際に、以前のkufuraの記事でも「ウォーターサーバーの使用経験がある人のうち、約6割が現在は使っていない」という調査結果がありました。
それぞれの飲み水事情について、「なぜその方法を選んだか」と「詳しい使い方」を、7人それぞれに教えていただきました。
【ペットボトル+水道水】ペットボトルなら、出かける時の飲み物としても活用できる!
null主に水のペットボトルを使っている、という人は2人でした。どちらも2Lでなく500mlサイズが中心で、Amazonや楽天市場で購入して、玄関まで運んでもらっているそう。重い上に消費量も多い水は、運搬の手間だけでもバカにならないですよね。
eriさん「わが家は、家でつくるお茶とペットボトルの水がメインです。
お茶を作る際は、水道水をケトルで沸かしたものを用いています。麦茶パックを耐熱用のピッチャーに投入し、熱湯を注げば完成!
基本的にはお茶がメインで、作り忘れたり、作るのがしんどいと感じたりする時はペットボトルの水も頼るようにしています」
「ペットボトルの水は、普段使い用・非常用としてミネラルウォーター『ピュアの森』『いろはす』の500mlを3〜4ケースほど、ローリングストックにしています。
2Lでなく500mlを選んでいる一番の理由は、やはりコンパクトなので、保管や外出時にも手に取りやすいという点。
冷凍庫で凍らせておけば、外出時や非常時の保冷剤代わりにもなるし、溶けたら飲み水として最後まで無駄がなく飲めるという一石二鳥なところが気に入っています!
粉末のスポーツドリンクやフレーバーティーを作る際にも、この500mlの水が活躍してくれています」
【使っている商品】
「ビクトリー ピュアの森」(ラベルレス 500ml×24本)
「コカ・コーラ い・ろ・は・す天然水」(ラベルレス 560ml×24本)
「水500mlは、Amazonでその時価格が安いものを購入。Amazonプライム会員なので、送料はかかっていません。スーパーよりも安く購入でき、かつ玄関先まで重たい荷物を運んでもらえるので、大変ありがたいです。今回購入した『ピュアの森』は24本で1,386円(税込)だったので、1本あたり58円ほどでした」
ゆきさん「コーヒーやお茶などは水道水を沸騰させたもの、料理も火にかけるものならほぼ水道水を使っています。
そのまま飲む水は購入したペットボトルで、楽天で定期的に500mlのものを購入しています。なくなりそうになったら、その都度、近所のお店で2Lのものを買っています。
ウォーターサーバーを検討したこともあるのですが、最適な置き場所がなかったことと、飲み水は常温が好きなので今のところこの方法で落ち着いています」
「定期的に購入しているペットボトルはラベルレスのもの。ペットボトルを捨てるときにラベルを取る手間がなく、とっても楽で気に入っています。(時々売り切れていて、ラベルありになることもあります。)
基本的に500mlサイズを使っているので、出かける際にバタバタしてしまって水筒の飲みものを用意することができない時も、さっと1本持って出かけられます」
【使っている商品】
「フォルダ 水想い」(ラベルレス 500ml×42本)
「楽天市場にて送料無料で購入。42本入りで2,078円(税込)なので、1本あたり約49.5円でした。2Lのペットボトルを買うよりは割高ですが、重い段ボールを玄関まで届けてくれるので助かっています」
【給水サービス+水道水】スーパーや無印にも!給水サービスを活用
null各種スーパーや『無印良品』など、あちこちで見かけるようになった給水サービス。その多くが、最初にボトルを購入する費用を払えば、その後、水を何度でも無料で詰め替えることができる仕組みになっています。
プラスチックごみを減らすエコプロジェクトという位置づけのほか、来店の動機付けとしての役割も果たしているよう。活動圏にあるなら、ぜひ活用したいサービスです。
響子さん「普段は水道水を使うことが多く、麦茶やコーヒーなども沸かした水道水で淹れています。
加えて、毎週末スーパー『フィール』に行く際には、ピュアウォーターの給水サービスを利用して、持ち帰って飲み水としています」
【使っているサービス】
「フィール ピュアウォーター」
「3層の濾過システムにより、水に含まれる有機物を限りなく濾過した“純水”は、食材の持つ本来の味を最大限に引き出すので、調理にも最適なんだそう。不純物が少ないため、赤ちゃんのミルクなどにも安心して利用できます」
【蛇口に備え付けの浄水器】手間いらずで便利!
null今回もっとも多かったのは、「蛇口に備え付けの浄水器を使用している」という回答で、7人中3人がこの形でした。追加で何かアイテムを買う必要がなく、場所もとらないため、効率のいい方法と言えるかもしれません。
3人のうち水をメインに飲んでいるのが1人、お茶をメインに飲んでいるのが2人と、それぞれの家によって好みや用途は異なるようです。
のぞみさん「飲み水も料理も、マンションのキッチンにもともと備え付けだった、蛇口と一体型の浄水器を使用しています。
作り置きのお茶は用意していません。以前は水出しでお茶を作り置きしていましたが、ポットをたびたび洗うのが面倒なうえ、消費期限も気になっていて……。思い切ってやめてみたところ、お茶がないことに家族から特に不満がなかったので、作り置きをしないことにしました。
その日に飲む分だけ、水出し緑茶や紅茶などを作ることもありますが、“常にお茶の作り置きをする”という習慣を手放して、とってもラクになりました!」
【使っている商品】
「タカギ 浄水カートリッジ 標準タイプ」
推奨家族人数:3~4人
浄水使用量の目安(1日あたりの使用量):13L/日
浄水カートリッジ交換サイクルの目安:3カ月
「メーカーが推奨する交換サイクルに合わせて定期購入していて、カートリッジが届いたら即交換しています。カートリッジは3,740円(税込・送料込)で購入しているので、1カ月あたり約1,247円+水道代がかかっています」
Ayakaさん「リクシルのキッチンの水栓に浄水器が付いてるので、それを使って麦茶や料理を作っています。水をそのまま飲むことはあまりありません。
麦茶を作る際は、『無印良品』の麦茶ポットを利用しています。また、麦茶の量がすぐに足りなくなりがちな暑い時期は、『tower』のボトルサーバーに麦茶を大量に作って冷蔵庫で冷やしておき、いつでも飲めるようにしています」
海老原葉月さん「蛇口に内臓された浄水器を使っています。子どもが水が苦手なので、わが家ではルイボスティーを常備茶にしています。
家族全員で1日に約7Lの飲みものを消費するので、ペットボトル飲料だとコストが嵩んでしまうのが難点。ティーバッグのルイボスティーなら冷水筒1本あたり10円ほどで作れるので、節約にもなり、長年愛用しています。
ペットボトルの飲料水は防災用にストックしてあるものと、三男の調乳用を購入しています」
「ルイボスティーを作る際は、熱湯のみだと冷めるまでに時間がかかりますが、かといって水出しだと味が薄いような……。そこで、いつも半量分のお湯(沸かした浄水)で淹れてから、さらに半量分の常温の浄水で割っています。
季節や気分によって、ルイボスティーにレモン汁を足したり、麦茶にしたり、その時々で楽しんでいます」
【浄水ポット】性能とコストを比較してセレクト
null最後にご紹介するのが「浄水ポット」。浄水器一体型の蛇口よりも、コスパの面でこちらの方がすぐれているから、というのがセレクトの理由なんだそう。
Nagisaさん「家での飲みものは、麦茶やコーヒーが中心。浄水ポット『BRITA(ブリタ)』を通した水を使っていて、お料理に使うのもこの浄水ポットの水です。
元々、浄水器一体型の蛇口でしたが、カートリッジの性能とコストを比較したところ『BRITA』の方がコスパが良いことがわかりました。そこで、蛇口の浄水フィルターは使わずに、BRITAの浄水ポットを使うことに。
もう15年以上愛用していて、フィルターの性能はもちろんですが、お手入れのしやすさもお気に入りです」
「一般的な浄水器はきれいに洗えない部分が多いですが、『BRITA』は容器全体の状態が目に見えるのでノンストレス。シンプルな構造で、手を入れて洗えるため、いつも綺麗をキープできます。
フィルターの交換時期もわかりやすく、たくさんのストックを持たなくても管理がしやすいのも嬉しいポイントです」
【使っている商品】
「BRITA(ブリタ)ポット型浄水器 Fun Lime」
浄水使用量の目安(1日あたりの使用量):5.3L/日
浄水カートリッジ交換サイクルの目安:4週間
濾過水容量:1.0L
全容量:1.5L
「本体は3,000円弱ほどで購入しました。カートリッジは10個入りで1万180円で、わが家ではだいたい2カ月に1回ほどしか換えていないので、月のランニングコストは500円ちょっと+水道代です。メーカー推奨の頻度で交換しても、月に1,000円ちょっとで使用できます」
以上、「kufuraメンバーズ・プロ」7人の飲み水事情をご紹介しました。「自分の家に合いそう」と思ったやり方はありましたか?
つい、今のやり方に満足してしまいがちな「飲み水」。ですが、毎日使う物だけに、ランニングコストもバカになりません。「もっといい方法があるかも」と試行錯誤することを忘れず、少しずつブラッシュアップしていきたいですね。
【教えてくれた「kufuraメンバーズ・プロ」の皆さん】
eri
小学生2人の兄妹がいる大阪在住の整理収納アドバイザー。work:書店勤務+お片付けサポート。暮らしを見直す小さなしくみを発信中。→Instagram(@home._.ri)
ゆき
片付けを先送りにした汚部屋20年を経て整理収納アドバイザーに。アラフィフ世代の第二の人生を応援する、心地よい部屋づくりを叶える整理収納術を発信中。→Instagram(@heya_karada_diet)
響子
3人の子どもがいるワーキングママ。整理収納アドバイザー1級、時短家事コーディネーター®Expertの資格を持つ。スッキリ心地よい暮らしを発信中。→Instagram(@kaehalon11)
のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー、ライター。暮らしもこころもかろやかに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを発信中。→Instagram(@non.karoyakani)
Ayaka
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級認定講師の資格を持つお掃除のプロ。時短家事コーディネーターとしても活動し、著書に『時間もお金もかけない!ほったら家事』(宝島社)がある。家族が帰りたくなるようなお家作りを日々発信中。→Instagram(@ks._.myhome)
海老原葉月
元汚部屋の住人から整理収納アドバイザーへ転身し、現在ではテレビ出演多数。仕組みを整える節約術を発信中。→Instagram(@hazuki39home)
Nagisa
福岡の整理収納アドバイザー。2人の息子と単身赴任の夫と4人暮らし。ワンオペ兄弟ママのシンプルな暮らしを発信中。→Instagram(@nagisaworks)
kufura公式アンバサダー。整理収納アドバイザーの資格をもつ女性8名のメンバーで構成。整理収納のコツや日々のくらしについて発信中。