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これって常識?LINEの「相手の名前」は変えられる!「誰だっけ…」がなくなる便利ワザ

今や、友人・家族間のやりとりだけでなく、職場・保育園・PTAなどさまざまな連絡手段として使われているLINE。“友だち”の数が増えすぎて、「コレ誰だっけ……」と悩んでしまったことはありませんか? いざ連絡しようと思っても、この人で合っているのか自信が持てない。これって結構、あるあるだと思います。

そんな時に役立つちょっとしたテクニックが、「登録されている相手の名前を変更する」こと! よくある“コレ誰?問題”を解決できるだけでなく、応用すれば、LINEの使い勝手をさらにアップさせることもできますよ。

「表示名の変更を使っている」人は意外と少ない

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今回『kufura』では、20~50代の男女500人を対象に、LINEに関するアンケート調査を実施。「LINEを使っている」と答えた425人に「表示名を変更できる機能を使っているか」と聞いたところ、下記のような結果になりました。

【表示名を変更できる機能を使っていますか?】(LINE使用者425人中)

使っている・・・24.0%(102人)

使っていない・・・76.0%(323人)

「使っていない」という人が約4分の3と多数派で、まだまだ知名度が低いことがうかがえます。

筆者自身の周囲にも、LINEの“コレ誰?問題”に悩まされたことがあるという人がちらほらいるのですが、「表示名の変更」機能を使いこなすことで解決できるケースもきっと多いはず……。

というわけで早速、「変更の仕方」と「意外な活用方法」を詳しく見ていきましょう!

「相手の名前を変える」方法

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表示名の変更、つまり「登録された相手の名前を変える」方法は、正直かなり簡単です。

まずはトーク一覧から、名前を変更したい友だちのアイコンをタップ。すると、メッセージをやりとりする画面が表示されるので、さらにもう一度アイコン部分をタップ!

相手のプロフィール画面が表示されたら、名前の横にある「鉛筆」のマークをタップします。

1:トーク一覧から、名前を変更したい人のアイコンをタップ。
2:さらにトーク画面からもう一度、アイコン部分をタップ!
3:名前の横にある「鉛筆」のマークから、表示名を変更できます。

4:わかりやすい名前を入力して「保存」すれば完了!

あとは、自分が分かりやすいと思う名前を記入すれば、変更は完了です!

ちなみに、変更後の名前は相手に通知されないので、覚えやすい名前で設定してOK。方法があまりにもシンプルすぎて、“コレ誰?問題”で悩んだ経験のある方は、「今までなんでやってこなかったんだ……!」と思うかもしれません。

「相手の名前を変える」と便利な3つのこと

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地味な機能ですが、「名前を変える」というだけでLINEの使い心地が良くなりました。筆者が実際に試してみてよかったことを3つご紹介します。

●友だちが増えても見分けがつく

どこの鈴木さんなのかを簡単に入れておくと、「誰だっけ?」と悩みません!

LINEの友だちがどんどん増えても、判別できるような情報を補足できれば、「誰が誰だかわからない」事態になるのを防げます。

たとえば「鈴木さん」という友だちが複数いても、自分にわかる名前で登録しなおせば、「どの鈴木さんだっけ?」と迷ったり誤送信したりすることがないんです。

毎回、友だちを追加するたびに、その相手との関係性やどこで知り合ったかを備忘録としてメモしておくのもいいですね。

●グループ分けできる

名前にグループ名をつければ、検索でもまとめてヒットします!

職場のLINEや、幼稚園・PTAでも使えるテクニックが、統一した「グループ名」を書いておくこと。LINEの表示名を一律で「グループ+名前」に変えることで、どこの誰だか一目で分かるんです。

例えば幼稚園なら「ほし組★ひなちゃんママ」や「山元美晴さん/ほし組ひなちゃんママ」のようにすれば完璧! 連絡がきても、どのクラスで誰の保護者なのか悩まずに済みます。

現在幼稚園の役員をしている筆者は、いつもこの方法を使ってLINEの連絡先を管理していますよ。

●コロコロ名前を変える相手でもストレスなし!

しょっちゅう名前の表記を変えたり、アイコンを変える人っていますよね。

LINEのプロフィール写真を頻繁に変えるのと同じように、名前やアイコンもコロコロと変える人って意外と多いです。

もちろん、自分の好きな名前に変えることは全然いいのですが、突然変わると正直誰だかさっぱりわかりません。筆者も、連絡がきて「んん?誰かわからない……」と名前を聞いたことがあります。

特に、特殊文字や絵文字が入ると探しにくい! そんな時にも、「表示名の変更」が大活躍します。

このような、名前コロコロ変わる問題も、「表示名の変更」で相手の名前を変えておけば大丈夫! 一度表示名を変更しておけば、その後相手が名前を変えたとしても、こちらの表示名は変わりません。

相手が名前に特殊文字などを使っている場合も、わかりやすい名前に変更することで、検索で簡単に見つけやすくなります。

便利な使い方はほかにも!

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名前のあとに、それぞれの誕生日をメモしたり……
きょうだいがいる場合、誰の友だちのママなのかわかるように記載するという人も!

「表示名の変更」は、地味なようで便利な機能。アンケートでは意外な活用アイディアも寄せられました。

「相手がオンラインゲームで使っているアカウント名にしている」23歳男性/営業・販売)

「娘と息子、どちらに関連したママ友かわからなくなる時があるので、自分の子どもの名前と一緒だったクラス、相手の子どもの名前もセットにして登録しています」(33歳女性/主婦)

「誕生日を入れている」27歳女性/営業・販売)

「友だちになった人の名前を『フルネーム+さん』で統一している」48歳男性/その他)

「友だちが多くなって誰が誰か名前だけではピンとこないときのために、特徴や肩書き、自分との関係性など表示するようにして、すぐ誰だか分かるようにしている」53歳女性/出版・マスコミ関係)

自分と相手との関係性や特徴なども入れつつ、自分にとってわかりやすい名前にしている方が多い印象でした。相手の誕生日を入れたり、どういう繋がりの友人かを思い出しやすくしたりなど、使い方は十人十色です。

こんな風に、アカウント名やプロフィールにもともと子どもの名前を入れてくれている人もいますよね。

「表示名の変更」は、相手が誰だかわからなくなるのを避けられる便利なツール。 LINEの「コレ誰?」のモヤモヤを解決したい方は、ぜひ使ってみてくださいね。

三木ちな
三木ちな

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。

仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。

X(旧Twitter)はこちら→@natsumama0805

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