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40歳以上の男女に聞いた「30・40代で始めておいて良かったこと」ランキング

時間やお金に少し余裕ができてきた、老後のことを考えると……など、「これまでしたかったけれどできなかったこと」について考えること、ありませんか?

『kufura』では40歳以上の男女500人にアンケートを実施し、「30代・40代の頃に始めておいてよかったこと」について聞いてみました。今回は、その中の5位から1位までをランキング形式で紹介します。「体力に自信があるうちに」「将来に備えて」など理由も様々な、幅広い意見が集まりました。kufura世代がこれから始めることの参考にもなるはずです!

【第5位】「勉強」・・・41票

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「資格の試験を色々取っておくと転職の時に助かる」(48歳女性/総務・人事・事務)

「資格取得した結果、定年後の仕事がスムーズに決まった」(67歳男性/営業・販売)

「語学。歳を重ねても楽しめるし、仕事にも役立ったから」(51歳女性/主婦)

「英会話を始めたこと」(53歳男性/公務員)

「パソコン教室。高齢では苦労することも多いから」(57歳男性/その他)

「パソコンを使い始めたころで、この時autoCAD習得していなかったら今仕事を出来ていない」(68歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

第5位は「勉強を始めておいて良かった」という意見でした。

特に多かったのが、資格取得、英会話などの語学、パソコンについての回答。男女ともにプライベートよりも、仕事のキャリアアップに活かせたという声がほとんどでした。

【第4位】「音楽や推し活などの趣味」・・・51票

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「40歳からピアノを始めて、少しずつ上達するのを感じられて嬉しい」(47歳男性/研究・開発)

「バンドを組んだ。人と合奏するのが楽しい」(65歳男性/企画・マーケティング)

「YouTubeと音楽配信を始めたことで、自分の楽曲を世に出すことができた」(49歳男性/その他)

「推し活。普段の生活にハリができた」(47歳女性/営業・販売)

「麻雀。友達との交流が増えた」(68歳女性/その他)

「大型二輪取得でツーリング。若くもないし無茶な運転もしないので、正統派なバイカーです。出かけるときは車とは違う空気感が味わえた」(58歳女性/主婦)

第4位は趣味の活動を始めたという声。

アウトドア、家庭菜園、猫グッズを集める、などなど多岐にわたる回答が集まる中、音楽を始めた人が目立ちました。

中にはバンド活動をするなど、本格的な人もいますが、音楽は仕事や家庭で忙しい年代にとって、いい気晴らしになるようです。定年後も楽しめそうですよね!

【第3位】「特になし」・・・89票

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「始めればよかったものならいろいろあるが、別に何もない」(70歳男性/営業・販売)

「何もない。仕事ばかりで何もできなかった」(48歳女性/その他)

「とくにないが、今となってはなにかしらやればよかったとは思います」(55歳男性/その他)

「仕事や子育てでなにもできなかった。かえって残念におもう」(69歳女性/その他)

第3位は「30代・40代に始めたことはない」というもの。

確かに、この年代は人によっては自分の時間を持つのが難しい頃。歳を重ねてから「何かしておけばよかった」と思うことがあるようです。

【第2位】「運動・スポーツ」・・・111票

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「毎日ユーチューブを見ながら自宅で数分間の筋トレと柔軟体操を行う。運動不足解消と体幹トレーニングで充実感が味わえ、心身ともに健康的になった」(41歳女性/主婦)

「ウォーキングを始めたこと。運動不足を解消できたので」(47歳男性/公務員)

「スイミング。運動しないと体力が限りなく落ちてしまうから」(57歳男性/コンピュータ関連技術職)

「ジム通い。友だちも増えたし、運動が楽しい習慣として身についている」(48歳女性/総務・人事・事務)

「太極拳。40代から運動をはじめたことで、四十肩や五十肩知らずで、姿勢も良くなって、若見えします」(52歳女性/総務・人事・事務)

「ヨガを始めて、肩こりが治った」(65歳男性/総務・人事・事務)

111票を得て、第2位となったのは「運動・スポーツ」。

家でできる軽いストレッチから、ゴルフやバレーボールまで、体力維持や健康のためにしている人がほとんど。共に励む仲間ができ、楽しく続けられているという人も見られました。

【第1位】「投資や貯蓄などお金の備え」・・・116票

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「投資信託の積み立て。老後資金や子供の教育費など、いざという時の貯えが出来た」(54歳男性/総務・人事・事務)

「財形貯蓄を天引きでしておいてよかった」(55歳男性/営業・販売)

「貯金。少しでも老後の不安を減らしたいから」(41歳女性/学生・フリーター)

「積立NISA。将来がとても不安なので少しでも安心できればと思います」(44歳女性/主婦)

「少額だけど年金保険に加入したこと」(53歳女性/主婦)

「投資。40になって始めたが、もっと早くしておけばよかったと思うくらい。お金に困った時に何度も助けられている」(55歳女性/主婦)

「貯金。チリも積もればで貯まるもの」(62歳女性/総務・人事・事務)

「運動・スポーツ」と僅差で第1位となったのは、「お金の備え」でした。

投資や貯金のほか、生命保険の加入などが回答に見られました。そのうちの多くの人が、老後のためにコツコツ備えることの重要性を感じて始めたようです。ポイントを貯めて活用する「ポイ活」で、日頃のお小遣い稼ぎをしている人も。

 

いかがでしたか? 30代・40代は、将来のことよりも日々の忙しさで、なかなか新しいことを始めるのが難しいかもしませんが、先輩たちの声を参考に、ささやかなことからでもトライしてみてはいかがでしょうか。

そして上位に入ったのが「お金」と「健康」への備えという、現実的なものとなりました。楽しみながらコツコツと備えていこうと感じさせる結果ではないでしょうか。

神田えり子
神田えり子

料理家・フードエッセイスト。
大学卒業後、広告代理店で営業として勤務。大手料理教室講師を経て、兵庫県宝塚市にて料理教室主宰。その後拠点を東京に移し、料理家活動を開始。旬の野菜を使ったおばんざいを得意とする。

レシピ開発、フード関連のエッセイやコラムの執筆のほか、イベントやテレビショッピング、企業Instagramへの出演、司会進行など幅広く活動。

KEITA・服部みどりとともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバー。食品メーカーへのレシピ提供、食イベント対応なども行う。

著書「カラダよろこぶ オイルおにぎり」(辰巳出版)
Instagram:@erikocookingsalon
ブログ:https://eriko-kanda.com/

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