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やめてよかった美容は?まつエク、ジェルネイルも…やめた理由&やめてよかったことを調査

美しさに磨きをかけるために、化粧品にお金をかけたり、ネイルサロンやヘアサロンに足繁く通っている人も多いと思いますが、お金や時間をかけても、なかなか効果を実感できないこともありますよね。そんなときは、思い切って一度やめてみるのもいいかもしれません。

今回『kufura』では、20〜50代の女性218人にアンケートを行い、やめてよかった美容とそれをやめた理由、やめてよかった理由などについて聞いてみました。

メイクの際のファンデーションの使用をやめた

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「ファンデーションがなくなったので、フェイスパウダーだけ使うようにしてみたら、意外とよかったため、ファンデーションをやめました。塗らないほうが肌への負担が少ないし、メイクも自然な仕上がりになっていい感じです」(37歳/主婦)

「ファンデーションは、塗っても結局時間と共に崩れてくるし、マスクが汚れる原因にも。ファンデーションをやめたことで、メイク時間が短縮され、出勤前の忙しい朝もゆっくりできるようになりました」(29歳/総務・人事・事務)

「ファンデーションを使うのをやめました。化粧崩れすることがないので、ストレスはゼロ。今は日焼け止めとおしろいだけですが、肌の調子もよく、周りからも肌がきれいだねとよく言われるようになりました」(52歳/主婦)

「化粧を落とすのが面倒だったので、思い切ってファンデーションをやめてみたところ、逆に肌の調子がよくなりました」(56歳/主婦)

いちばん多かったのが、メイクの際のファンデーションでした。マスク生活やリモートワークの増加で、メイクをする機会が減ったことなどから、ファンデーションは使わなくても問題なしと感じた人が多かった様子。使用をやめたことで、メイク時間が短縮できたり、肌への負担が軽減されて肌の調子がよくなったという人も多いようです。

ファンデーション以外の化粧品の使用をやめた

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「メイク全般をやめて、スキンケアだけにしました。おかげで朝の自由時間と月に使えるお金が増えただけでなく、肌荒れも少なくなって、いいことずくめです」(52歳/公務員)

「目の周りのポイントメイク。メイク落としが前より楽になり、肌をこすることが減ったせいか、目の周りの小じわも目立たなくなったような気がします」(53歳/主婦)

「どんなに塗っても目元のシワは消えないし、笑いジワなら別にあっても幸せそうでいいかなと思ったので、アイクリームを使うのをやめました」(58歳/主婦)

ファンデーション以外のメイク用品の使用をやめてよかったという人もいました。使う種類が減れば、そこにかかる費用を削減できるのはもちろん、メイク時間を短縮することもできるので、お金と時間に余裕ができたという人も。また、効果があまり感じられずスキンケアアイテムの種類を減らしたという声もありました。

まつエク、まつパ、つけまなどのまつ毛に関する美容をやめた

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「まつエク。1回1万円とかするわりには、すぐにまつ毛が少なくなったりして、お手入れが難しいので、お金をムダにしている感じがしてやめました」(45歳/主婦)

「エクステでまつ毛が不自然に強調されることで、かえって顔が老けて見えるように。やめたことによって、それが改善されました」(28歳/総務・人事・事務)

「まつ毛パーマ。月1でサロンに通うのは面倒だし、取れてくるとまつ毛がバラバラになって扱いづらかったので、やめてかえってストレスがなくなりました」(22歳/その他)

「つけまつ毛を続けていたら、まつ毛が抜けて少なくなってきたような感じがしたのでやめました。最近は前ほどまつ毛が抜けなくなってきたのでよかったです」(46歳/主婦)

まつ毛エクステ、つけまつ毛、まつ毛パーマなどをやめてよかったという人もいました。つけまつ毛以外はサロンでの施術が必要なため、かなりの時間とお金がかかりますが、まつ毛の施術を繰り返したことで、自分のまつ毛が抜けて少なくなったように感じる、という声も。やめたことで、そういったストレスから解放されてよかったという人もいました。

ネイルサロンでのジェルネイルの施術をやめた

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「ジェルネイルで爪が薄くなり、亀裂が入りやすくなったのでやめました。やめた直後は爪がボロボロで大変でしたが、今は爪も強くなって不安もなくなりました」(28歳/総務・人事・事務)

「ジェルネイルは、わざわざサロンに行かなければいけなくて、面倒かつお金ももったいないのでやめました。今はダイソーのネイルシールで満足しています」(51歳/総務・人事・事務)

「お店でのジェルネイル。自分でやったほうがお金がかからないし、すぐに落とせるので、時間もかからず楽でいいです」(28歳/総務・人事・事務)

指先を美しく彩るジェルネイルは人気ですが、サロンでの施術はお金と時間がかかるし、繰り返しジェルネイルをすることで、自爪に負担がかかりやすいのがつらいところ。今は市販のネイルシールなどを使って、簡単に家でセルフネイルを楽しむこともできるので、サロンに行かなくても問題ないし、その分お金も時間も余裕ができたという人がたくさんいました。

ヘアカラーや縮毛矯正など美容院での施術をやめた

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「カラーリング。やめたことで髪の傷みも軽減したし、余計なお金もかからなくなったのがよかったです」(45歳/その他)

「ヘアカラーをやめたことで、染め直しの必要がなくなったので、お手入れがすごく楽になりました」(39歳/コンピュータ関連技術職)

「縮毛矯正。お金も時間もかかるのに、あまり持続しないので、ムダな感じがしてもうやめました」(41歳/主婦)

「ヘアアイロンを利用するようになったため、ストレートパーマをかけるのをやめました。おかげで、前よりも髪が傷まなくなった気がします」(53歳/総務・人事・事務)

美容院での施術をやめてよかったという人も。特に白髪染めを含むカラーリングは、髪が伸びるとともに地毛と染めた部分の色に違いが出てしまうので、定期的に伸びた部分を染める必要があって大変です。思い切ってやめたことで、逆にお手入れが楽になったという人もいるようです。ほかには、縮毛矯正やストレートパーマをやめてよかったという人もいました。

ほかにもやめてよかった美容はいろいろ!

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「若いころにエステに通いましたが、お金が消えるだけで痩せませんでした。その後、生活を見直しただけで体重が減り、今はスリムな体型をキープできているので、お金をかけなくても痩せられることが証明できてよかったです」(52歳/その他)

「美容脱毛を途中でやめました。完全に毛がないのは生き物として不自然な感じがしてやめました」(51歳/デザイン関係)

「値段のわりに効果を実感しにくいので、美容のためのサプリメントを服用するのをやめました」(31歳/その他)

やめてよかった美容は、ほかにもいろいろ。エステや美容脱毛といった、万単位の費用がかかるものをやめたという人が特に多いようです。その理由として目立ったのは、大金をかけているわりには、あまり効果が感じられずもったいない感じがしたから、というもの。個人差やサロンによって、期待に対しての満足度はまちまちなので、はじめる際はよく調べて検討してからにしたほうが良さそうです。

いかがでしたか? 続けている美容関連の習慣は、何かきっかけがないとやめにくいもの。意外とやめても問題なかったというものもあるようなので、ご紹介した皆さんの意見を参考に、効果が感じられないものは思い切ってやめてみてもいいかもしれませんね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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