今回『kufura』では、20~60代の男女500人を対象に「風邪のひきはじめにすること」についてアンケート調査を実施しました。「あ、風邪ひきそう」と思ったときに、どのような行動をとって本格化するのを防いでいるのかを教えてもらいました。
十分な睡眠、休息をとる
「しっかり食べて早い時間に就寝するようにしています」(58歳男性/その他)
「とにかく早く寝て睡眠時間をきっちり確保する」(44歳女性/その他)
「睡眠時間を確保するために、早く寝る」(57歳男性/会社経営・役員)
「早く寝る。無理に動かない」(34歳男性/公務員)
睡眠不足は免疫力の低下にもつながるため、不調を感じたらまずはしっかりと眠ることが一番!との声が最も多く、いつもよりも長めに眠る、熟睡できる環境を整えるといった工夫をしている人が多いようです。十分な休養と睡眠を確保して、ウイルスと戦うための体力を温存しましょう。
風邪のひきはじめには、これを飲む!食べる!
「たんぱく質とビタミンCを一緒に摂取する。納豆とみかんなど」(32歳女性/主婦)
「R-1を飲んで寝る」(42歳男性/その他)
「カレーを食べて免疫力を高める」(47歳男性/学生・フリーター)
「とにかく栄養のある鍋料理を食べ、後はひたすら寝る」(55歳男性/その他)
「ニンニクと生姜を使った料理を食べます」(40歳女性/主婦)
「ビタミンCを大量に摂って寝ると、ひどくなりません。親が栽培した無農薬レモンを輪切りにし、蜂蜜で漬けたものに、お湯を注いで飲んだところ、風邪気味だったのが回復しました」(52歳女性/その他)
「まず、飴を舐めてのどを潤し、炎症を悪化させないところから始めます」(55歳男性/その他)
「ニンニクを入れたカレーを食べる」(41歳男性/その他)
「甘酒を飲んで早く寝ます」(50歳女性/総務・人事・事務)
「自家製かりん酒を飲む」(56歳女性/その他)
「辛いスープを飲んで早めに寝ます」(69歳男性/その他)
「大根おろしを食べる、睡眠をよくとる」(49歳女性/その他)
「生姜湯を飲むことです」(64歳男性/営業・販売)
風邪をひいたときには、栄養のある食事をとることも大切です。症状が軽いうちに食べ物や飲み物で対策しているという人が多くいました。カレーやニンニクといったスタミナ系から、鍋やスープなどの体の中から温める食事、乳酸菌飲料や甘酒で栄養補給をするという人まで、さまざまなアドバイスがありました。のどの痛みを感じる場合は、のど飴を筆頭に、大根おろし、生姜湯など、抗菌作用や殺菌作用がある成分が含まれている食材を摂取している人が多いようです。
しっかり水分補給水分をする!
「マスクをして水をたくさん飲み早く寝る」(36歳女性/金融関係)
「水を飲む、厚着して寝て汗をかく、すると翌朝はさっぱりする」(68歳男性/営業・販売)
「水分を多く取って、汗をかくように厚着で寝る」(64歳男性/その他)
風邪をひいたときは水分補給はマストです。アンケートでも“水をたくさん飲む”という意見が多くありました。発熱している場合はもちろんのこと、喉の乾燥によって痛みが生じている場合も水分補給が大切です。のどに負担がかからないよう、常温の飲み物がおすすめです。
うがい・手洗いは念入りに
「うがいを何度もして早く寝る」(57歳男性/営業・販売)
「うがい薬を使って、うがいをする」(61歳女性/会社経営・役員)
「鼻うがいをする」(64歳男性/その他)
ウイルスの広がりを防ぐために、こまめに手洗いやうがいを念入りに行うという人も。のどの炎症を感じる場合は、うがいでウイルスを洗い流すことが有効です。予防の観点からも、大切な手洗いとうがいは生活習慣にしたいですね。
重ね着やお風呂で体を温める
「お風呂にゆっくり入って、いつもより早く寝る」(62歳女性/主婦)
「ちょっと汗ばむくらいの室温にして、ひたすら温まる」(59歳女性/その他)
「ドライヤーで背中や首元を温める。すぐ寝る」(51歳女性/主婦)
「首にタオルを巻く」(43歳女性/主婦)
「重ね着をして汗を多くかくようにし、汗がでたら速やかに体を拭く」(59歳男性/その他)
体の外からも温めることでかぜ対策をしている人も多いようです。大きな血管が集まっている首、手首、足首を温めると効果的に体温が上がるため、タオルやレッグウォーマーなどで冷えを予防するのがおすすめです。体力や免疫力を高める“温活”は普段から心掛けていきたいですね。
漢方や市販の風邪薬を飲む
「風邪薬を飲んで、体を温めて、睡眠時間を長めにとる」(46歳女性/総務・人事・事務)
「最近ドラストの店員さんに聞いた、栄養ドリンクと風邪薬を一緒に飲んでひたすら寝るという対策を試したところ、重症化しないで済みました」(38歳女性/その他)
「市販の風邪薬を飲んで、とにかく早く寝る」(67歳男性/総務・人事・事務)
「風邪薬を常に持ち歩いている。寒気、頭痛などの初期症状を感じたら直ぐに飲む」(66歳女性/営業・販売)
「葛根湯を飲んですぐに寝る」(69歳男性/コンサルタント)
「漢方を飲む、ビタミンを飲む」(42歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
病院へ行くほどではない初期症状の場合は、漢方や生薬配合のもの、市販の風邪薬で対策している人も多いようです。葛根湯やビタミンCのサプリを飲んで免疫力アップのサポートをしているという声もありました。
いかがでしたか? 風邪の初期症状に気付いたときに実践するセルフケアがたくさん寄せられました。アンケートからは、多くの人が「早く寝る」「しっかり休む」ことをメインに、それぞれの風邪ケアを取り入れていることが分かりました。
ちょっとした風邪では休めないという人も多いと思いますが、無理をすると回復に時間がかかってしまうこともあります。セルフケアで改善しない場合は、病院を受診するなどして悪化させないようにしましょう。
エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。