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知らない人がピンポンを…「居留守」or「インターホンで出る」みんなはどうしてる?

宅配便やご近所さんではなく、業者などの訪問予定もないときの「ピンポン」。未知らぬ人は、勧誘や営業などの場合も多く、「対応すべき?」「居留守を使っていい?」と悩んだことはありませんか? 特に女性の1人暮らしなどの場合は、防犯上の心配も大きいですよね。

今回『kufura』では、20~60代の女性348人にアンケート調査を実施。「自宅のインターホンを押したのが知らない人だった場合の対応」について聞きました。

「居留守を使う」と回答した人は45%!

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まず最初に、ご自宅にインターホンがあるかどうかを聞きました。

【ご自宅にインターホンはありますか?】

・映像がうつるインターホンがある・・・65.5%(228人)

・声のみのインターホンがある・・・20.7%(72人)

・インターホンはない・・・13.8%(48人)

この中から、インターホンがあると答えた300人を対象に「自宅のインターホンを押したのが知らない人だった場合の対応」を聞いたところ、以下のような結果になりました。

【ご自宅のインターホンを押したのが知らない人で、「郵便や宅配などでも無さそう」と感じた場合、どう対応しますか?】

・インターホン越しに要件を聞く・・・49.3%(148人)

・居留守を使う・・・45.0%(135人)

・ドアを開けて対応する・・・5.7%(17人)

筆者は「居留守」派。対応するのも億劫&心配なので、居留守を使う人が多いのかな……と思っていましたが、アンケートでは、僅差で「要件を聞く」派が上回る結果になりました。

防犯&トラブル防止!「インターホン越しに要件を聞く」派

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「トラブルに巻き込まれたくないので、必ずインターホン越しに用件を聞きます」(33歳/主婦/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「ニュースで“インターホンの呼び出しに応じるかどうかで、家人が在宅する時間を調べる空き巣がいる”と知って以来、インターホンには出るようにしている」(40歳/主婦/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「知らない人と話す必要はないので、要件だけ聞く。居留守は悪戯されたり空き巣の下見だったりすると怖いのでほとんど使わない」(57歳/主婦/マンション・アパート/複数人で住んでいる/声のみのインターホン)

「家族の知り合いの場合もあるので一旦要件を聞く。勧誘などは家族全員が一律で同じ返答をできるよう話している」(30歳/その他/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「インターホンを使って在宅時間を調べる空き巣がいる」というのはびっくりですね。一方で、住民の在宅中に隙を見て侵入する「居空き(いあき)」という泥棒もいるそうなので、家にいるからといって油断は禁物です。

「ドアを開けて対応する」派は来客が多い人?

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「知らない来客はほとんどないのですが、一応ドアを開ける前に誰か聞きます」(48歳/営業・販売/マンション・アパート/一人暮らし/声のみのインターホン)

「同居している義父母の来客が多く対応しなければならない」(38歳/主婦/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「特に変な人は訪ねてこないから」(49歳/主婦/一戸建て/複数人で住んでいる/声のみのインターホン)

「昔からの癖。防犯意識は低いと思う」(43歳/総務・人事・事務/一戸建て/複数人で住んでいる/声のみのインターホン)

5.7%と少数ながら、ドアを開けて対応するという人も。家族関係の来客が多いというケースのほか、怪しい勧誘や営業がくることがほぼないなどの地域性も関係しそうです。

なかには「勧誘であっても大変な思いで仕事をされていると思うからきちんと対応をします」(47歳/主婦/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)という広い心の持ち主もいました。

時間がもったいない、断るのが面倒…「居留守」派

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「経験上、日中に来るちょっと年配の女性は、高確率で宗教の勧誘なので出ないようにしている」(30歳/その他/マンション・アパート/一人暮らし/映像ありのインターホン)

「アポなしは詐欺だと思え!と考えているので、絶対にドアは開けません」(36歳/主婦/マンション・アパート/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「知らない人の場合、服装などをみて、出るべきか考える、わざわざ出て、時間を取られるのが嫌なので、勧誘っぽかったら居留守」(38歳/その他/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「必要だった事が今までないので今後も一切出ない」(31歳/その他/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「居留守」派の意見は、「知らない人からのインターホンは大抵不要だから」というものが多いようです。以前『kufura』で、知らない人からの電話に出るかどうか調査した際にも「詐欺や営業、勧誘電話だと思うから出ない」というコメントが寄せられていました。

訪問販売・営業・勧誘「断りたい」場合の対策

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電話と違って相手がその場にいるから断りにくいもの。時間が取られてしまったり、そもそも知らない人と会うのはちょっと怖かったりしますよね。

断りたい場合の撃退法をまとめてみました。

1:インターホンを切る

「応答しますが、営業など不要な要件の場合はすぐに、“失礼します”とインターホンを切ります」(46歳/主婦/マンション・アパート/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「必要性のないものだったら、インターホンを切って無視する」(51歳/主婦/マンション・アパート/複数人で住んでいる/声のみのインターホン)

断りづらい巧妙な相手だったとしても、インターホンを切ってしまえばわかりません。

心配なら、「室内でこそっと静かにカーテンから見る」(39歳/その他/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)という手も使えそうです。

2:ポストに入れといて作戦

「サラリーマン風だと“夫がいないので必要ならポストに入れといて”作戦」(44歳/デザイン関係/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「勧誘や営業が多いので要件を聞く。ポストに入れてくれるように頼む」(41歳/その他/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「居留守を使う。必要ならポストに何か入れていくと思うから」(36歳/総務・人事・事務/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

要件があるならポストに入れておいてもらうのはいいアイデアですね! 必要ならメモを残してくれるでしょうし。

3:「忙しいから」で帰ってもらう

「忙しいと伝えて断ることが多い」(54歳/主婦/マンション・アパート/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「時間がないので!と切り上げる」(42歳/主婦/マンション・アパート/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「今から出掛けるとか、電話がかかってきたと言って断る」(65歳/主婦/一戸建て/複数人で住んでいる/声のみのインターホン)

インターホンを切る前の文句で最も多かったのは「忙しい」「時間がない」ことを伝えるという内容でした。

4:家の者ではないと伝える

「家の者がいないので、という」(45歳/主婦/マンション・アパート/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

「町内会などの人かもなのでとりあえず要件は聞く。勧誘だった場合、この家の住人でない(姉や妹のフリ)と言って追い返す」(48歳/営業・販売/一戸建て/複数人で住んでいる/映像ありのインターホン)

筆者も幼い頃、勧誘などには「家の者がいません」で断るように言われていたことを思い出しました。小さな子でも覚えやすいが有効な手段です。

 

心当たりのない訪問者への対応は人それぞれ。参考になるコメントがいっぱいありました。

いざ訪問があってから、どうしようか悩んでしまうこともあるはず。身近に近々一人暮らしを始める方がいたら、この記事を紹介してみてはいかがでしょうか。

佐藤春華
佐藤春華

ライター・編集。1990年青森県弘前市生まれ。編集アルバイト経験を経て『ぷっちぐみ』、『小学一年生』、『ようちえん』、『めばえ』(小学館)など幼児・学年誌の編集執筆やイベント運営を担当。『ねとらぼ』『アリシー』などWEB媒体でのコラムや調査記事、業界誌でのインタビュー記事、SNSのオウンドメディア運営なども行っている。結婚を機に高知県へ移住し、旦那と黒猫との3人暮らし。かわいいものと美味しいものに目がない。

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