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家族4人で自転車旅を続ける「パッシュ・ファミリー」に、旅で役立ったモンベル製品を聞いてみた

「ジャパンエコトラック」のルートを自転車で家族4人で旅している、スイス人一家「パッシュ・ファミリー」。

日本周遊旅の折り返しに東京・モンベル品川店を訪れた彼らに、旅で役立ったアイテムを聞いてみました。

テント、寝袋、衣類は欠かせない

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グザビエ、セリーヌ夫妻と娘のナイラ、フィビーの4人からなるパッシュ・ファミリー。ナイラもフィビーも旅の途中で生まれ、赤ちゃんの頃から自転車旅をしています。ナイラはゴビ砂漠を自転車で旅した最年少でもあるんですよ。

日本には「ジャパンエコトラック」というトレッキング・カヤック・自転車といった人力による移動手段で、各地の豊かで多様な自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら旅をするルートがあります。

彼らは「ジャパンエコトラック」の公式アンバサダーで、2023年5月から11月にかけて、自転車旅の途中各所で講演会も行っています。

自転車で移動して、キャンプ場やテントが張れる場所で休み、自分たちで地の食べ物を料理して食べているのです。そして、その旅のサポートをモンベルが行っているため、数多くのモンベル製品を日々の旅路で使っているのです。中でも便利だったアイテムについて、聞いてみました。

「一番便利なものと言われたら、テントですね。私たちの“家”です。台風が来た時も、守ってくれるタフなテントでした。

次に寝袋。夏場は寝袋に入るというより、マットレスのように敷いてブランケットをかけたりしていました。

そして衣類。サイクリング用のウェアを着るのではなく、ハイキング用のウェアを2~3セットそれぞれ持って旅していました。

あとは灯りかな。ランタンも大事なアイテムです。私たちは自転車から電源がとれるダイナモシステムとソーラーパネルの2つのシステムで電力を得ているんですよ」(グザビエさん)

モンベルの「ステラリッジ テント6型」を家族4人で使っている。(パッシュ・ファミリーの講演動画より)
「ダウンハガー650 #2」今回の旅は春から秋まで、3シーズン使えるものを使用。
右からナイラ(10歳)、フィビー(6歳)。ふたりともモンベルの衣服を着ています。
「アルペングローランタン 250」

食べ物は自分たちで調理

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フィビーは納豆が大好き。(パッシュ・ファミリーの講演動画より)

衣・住ときたら、食の部分も気になります。日本の旅での食事はどうしていますか?

「自分たちで料理をしています。旅先の食材などを使って料理することもありますよ。インスタントヌードルなどは一切食べてません。1日中自転車を漕ぐので、何を食べるかはきちんと考えています。ベジタリアンなので、肉ではなく豆などからタンパク質を摂っています。豆腐、米、蕎麦、刺し身…カレーも好きですね。娘のフィビーは納豆が大好きで毎日食べていますよ(笑)」(セリーヌさん)

モンベルの箸も愛用しているそう。日本にはこれまでに5回訪れており、食文化にも詳しい様子。セリーヌさんは人類学者でもあり、今は旅をしながら文化を毎日学んでいると言います。

「私たちは1カ月1人3万円以内で生活しています。それができるのは“シンプルライフ”を実践しているから。自分たちで移動して、調理していること。レストランやコーヒーショップに行くことはありません。食材はできるだけ訪れた場所のものを選ぶようにしています」(セリーヌさん)

毎朝コーヒーを淹れているそう。「モンベルのコーヒーフィルターは早く乾いて、繰り返し使えてエコで良い」とグザビエさん。(パッシュ・ファミリーの講演動画より)
「O.D.コンパクトドリッパー4 」(4~7杯用)

子連れ旅でのトラブルはどう対応する?

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自転車にすべての道具をパッキングしている。子どもたちの自転車は親の自転車に連結することも。(パッシュ・ファミリーの講演動画より)

10歳と6歳の娘ふたりを連れて旅をする……なかなか大変なのでは?と思ってしまうのですが、子どもがダダをこねたり言うことを聞かなかったりしないのでしょうか?

「私たちは普通の家族とは違って、24時間一緒にいるチーム。だから良い時も困難な時もコミュニケーションがとれるのです。娘たちの意見を聞いて、彼ら自身に決めてもらうこともあります。ダダをこねることはありません。年齢にもよりますが、私たちは娘たちになぜ今このような感情が起きているのか、そしてその感情を説明するとしたら、名前をつけるなら、と学ばせるようにしています」(セリーヌさん)

子どもの急な病気やケガにはどのように対処しているのか尋ねたところ、スイスの救急医と常にコンタクトがとれる体制に加え、セリーヌさんは山岳ガイドの経験もあるので医療の知識があるそう。

「私は3年ごとに子どもを産んで、ずっと外にいてテントで寝る生活をしているから、強いのかしら。子どもたちも世界中いろんな土地に触れているから、鍛えられて強い免疫があるのかも(笑)」(セリーヌさん)

ちなみに、自転車旅というとずーっと自転車を漕いでいるのかと思われるかもしれませんが、週に2~3日はお休みをとっているそうです。リラックスする時間には山に登ったり、休日を過ごしているとのこと。子どもたちにはグザビエさんとセリーヌさんが勉強をみたり、時には旅先で出会った人が先生になったりするのだとか。カナダでは海洋学者にクジラについて教えてもらったり、素敵な出会いもあるようです。

自転車旅の魅力とは

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ナイラの乗る自転車。こいのぼりがついている。

自転車で旅をする、なかなかハードそう……と思われる人も多いと思います。でも、パッシュ・ファミリーは自転車だからこそ気付けるものがある、と語ります。

「自転車で旅することで、自動車やバスなどでは見逃してしまうガイドブックにも載っていない小さなスポットに行けるんです。そして自然を体で感じることができる」(セリーヌさん)

彼らの講演会では、動画と解説で旅の内容を紹介しています。動画はグザビエさんが撮影・編集しているのだとか。

これから「ジャパンエコトラック」の西日本を回るパッシュ・ファミリー。講演会は無料なので、リアルな彼らに会いたい人は参加してみるといいですよ!

詳しくはジャパンエコトラックのWEBサイトや、パッシュ・ファミリーのインスタグラムをチェックしてみてくださいね。

ジャパンエコトラック

パッシュ・ファミリー

建築家・カメラマンのグザビエ、人類学者・山岳ガイドのセリーヌが2010年から自転車旅を始め、マレーシアで生まれたナイラ、フィビーの4人で現在も旅をしている。

インスタグラム

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