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準備すれば暑い夏も少しは快適に!本格的な夏が来る前に「やっておいてよかったこと」

暑い日も増えてきていますが、本格的な暑さがやってくるのはもう少し先。皆さんは、暑さ厳しい真夏の到来に備えて、毎年何か早めに準備していることはありますか? 今回『kufura』では、女性213人にアンケートを行い、これまでの自分の経験を元に、「本格的な夏が来る前にやっておいてよかったこと」をその理由とともに聞いてみました。

エアコンや扇風機に関すること

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「5月にエアコンの起動確認をして、メンテナンスが必要なら、すぐに依頼するようにしています。暑くなってからだと業者が忙しくてなかなか来てもらえないし、修理も間に合わなくなるので、早めにやっておくと安心です」(40歳/主婦)

「エアコンのフィルター掃除をしておけば、シーズン初めにエアコンをつけたときに、カビ臭い空気を吸わなくてすむし、効きがよくなって電気代も節約できます」(36歳/主婦)

「エアコンクリーニングを専門業者に依頼する。きちんとクリーニングしておくことで、風がさわやかになり、冷房の効きもよくなるので、夏本番も快適に過ごせます」(55歳/その他)

「エアコンや扇風機の掃除。これをしておけば効きがよくなって涼しい部屋で過ごせるし、節電にもつながります」(63歳/その他)

「扇風機を出して、いつでも使えるよう羽の掃除などをしておく」(55歳/総務・人事・事務)

いちばん多かったのが、エアコンや扇風機のお手入れ。早めにフィルター掃除などをしておくことで、急に暑くなったときに、慌てず快適に冷房器具を使うことができます。また、冷房の効きがよくなれば、節電につながるというメリットも。前もって起動確認をして、メンテナンスが必要な場合は早めに修理してもらい、いつでもすぐに使えるようにしておきましょう。

冷房器具以外の掃除や部屋の片付け

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「網戸の掃除。夏は窓を開けることが多くなるので、掃除をしておくことで外からきれいな風を家に取り込むことができるようになります」(55歳/主婦)

「風呂場のカビ取り。夏前にカビ取りをしっかりしておく。先にやっておくほうがラクです」(56歳/その他)

「不用品の処分。物を減らすことで家の中がスッキリするし、暑い夏でも快適に過ごせます」(40歳/学生・フリーター)

「家の大掃除。梅雨の時期にすませておくと、真夏の暑い季節のニオイの発生をおさえることができておすすめです」(42歳/その他)

「冷蔵庫の自動製氷機の掃除。夏になると氷をたくさん使うようになるので、きれいな氷が使えるように、早めに掃除をするようにしています」(36歳/主婦)

夏本番に備えて、家のいろいろなところを掃除したり、片付けたりしておくといいという人も目立ちました。特に多かったのが、網戸とお風呂場の掃除。夏は窓を開ける機会が多くなるので、網戸を掃除しておけば、風といっしょに家の中にホコリが入ってくることもなく、快適に夏が過ごせそうです。

ダイエットや脱毛など美容に関すること

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「薄着になる前に、しっかり体重管理をして、夏本番になっても人目を気にせず薄着になれるようにしています」(57歳/その他)

「暑くなると肌を出す機会が増えるので、急に暑くなっても困らないように、脱毛をきちんとしておきます」(24歳/その他)

「乾燥でひじや足のかかとがガサガサしているので、半袖を着たりサンダルを履くようになる前に、保湿ケアをするようにしています」(60歳/会社経営・役員)

「フットネイル。夏はサンダルを履く機会が多くなるので、足の爪もおしゃれをすることで、暑さでしんどくてもテンションを上げることができます」(32歳/主婦)

「髪をバッサリ切る。髪が短いと夏でも首元が涼しいだけでなく、ドライヤーの使用時間が短くなるので、暑さから解放されるし節電にもなります」(42歳/総務・人事・事務)

夏は薄着になるし肌の露出も増えるので、自分の体のいろいろな部分が気になるところ。そのためダイエットをしたり、ムダ毛の処理をしたり、ひじやかかとのケアをしておくといいという人もたくさんいました。中でもダイエットについては、すぐに効果が出るものではないので、早めに始める必要がありそうです。

蚊やゴキブリなどの害虫対策

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「蚊など虫が家の中に入ってこないように、網戸の張替えをしておきます」(51歳/その他)

「虫対策。虫が出てからでは遅いので、暑くなる前に虫よけの薬剤を設置するようにしています」(51歳/総務・人事・事務)

「早めのゴキブリ対策。暑くなる前に薬を置いておくと、真夏になったときにほぼゴキブリを見なくてすみます」(52歳/金融関係)

意外と多かったのが、この害虫対策。夏は蚊はもちろん、そのほかにもいろいろな虫が家に入ってきて、ゴキブリの発生率も高くなりがちです。早めに家に虫よけ専用の薬剤などを設置して対策をすることで、夏の間も虫の侵入を防ぐことができる様子。網戸の張替えなどの防虫対策も、忘れずにやっておくのがおすすめです。

寝具の変更や衣替えに関すること

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「すべての寝具をひんやり寝具に取り替える。暑いと寝苦しくて睡眠不足になり、体調を崩してしまうので、早めの準備が肝心です」(70歳/主婦)

「夏布団を干して、すぐに使えるようにしておきます」(48歳/主婦)

「急に暑くなると一気に寝苦しくなるので、少し早めに寝具を夏仕様にしておく」(47歳/総務・人事・事務)

「衣替え。早めに夏服の整理をして、いつでも着られるようにしておくと、急に暑くなったときなどに慌てずにすんで便利です」(64歳/主婦)

「夏服のチェック。去年の服があるからいいやと思っていても、汗染みで色が変わっていたりすることもあるので、早めに確認するようにしています」(54歳/主婦)

「子どもの夏服を早めに買います。急に暑くなり慌てて探しても、気に入った服やちょうどいいサイズがすでにない場合もあるので」(40歳/その他)

急な暑さに備えて、夏用寝具や夏服を早めに準備しておくことも大切です。眠れない夜が続くと睡眠不足から体調を崩しがち。早い時期から、真夏に向けて睡眠環境を整えておく必要があります。ひんやり系の寝具などは品物によって売り切れることもあるので、早めに買って準備をしておきましょう。

ほかにもこんなことをやっておくと安心!

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「庭の草刈り。草が伸びきる前にこまめにやっておかないと、真夏にどんどん雑草が増えてしまうので、夏本番前にやるのが肝心です」(64歳/主婦)

「ゴーヤを植えてグリーンカーテンを作るようにしています。真夏になったときに涼しく過ごすことができていいです」(77歳/主婦)

「窓からの西日が強いので、サンシェードを設置するようにしています。冷房の効きもよくなるし、節電になるのもありがたいです」(43歳/主婦)

「冷凍庫の整理。夏はたくさんアイスを買い込むので、そのためのスペースをしっかり確保するようにしています」(67歳/その他)

「ひんやりグッズや氷枕、水筒など、真夏に必要なものを、早めに買っておくと、夏本番になったときに売り切れなどで手に入らなくて困ることもありません」(33歳/その他)

ほかにも、やっておいてよかったことはいろいろ。特に、庭のお手入れやサンシェードの設置などは、暑くなると外で作業するのが大変になるので、夏本番を迎える前に取りかかるようにするのがおすすめです。

いかがでしたか? 本格的な夏の到来まであと少し。皆さんおすすめの「早めにやっておいたほうがいいこと」を今すぐ実践して、暑い夏を少しでも快適に過ごせるようにしていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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