スマホの1日あたりの平均使用時間は…？
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はじめに、スマホをどれくらい使っているのかを聞きました。
スマホの1日あたりの平均使用時間を教えてください。
・12時間以上 12人（4.1%）
・10～11時間 5人（1.7%）
・8～9時間 17人（5.7%）
・6～7時間 18人（6.1%）
・4～5時間 43人（14.5%）
・2～3時間 86人（29.1%）
・30分～1時間 70人（23.7%）
・ほとんど使っていない 11人（3.7%）
・スマホを持っていない 34人（11.5%）
特に多かったのは「2～3時間」で、次いで「30分～1時間」でした。
また、「ほとんど使っていない」「持っていない」を除いた251人の使用時間の平均は、およそ3時間40分という結果になりました。
「もったいない」と感じているスマホ時間…第1位はSNS！
null続いて、何をしている時間を「もったいない」と感じているか調査しました。
スマホの使用時間について「これをしている時間をもっと減らしたい！」と思っているものはなんですか？（複数回答可）
第1位：SNSを見る・書き込む 83人（31.7%）
第2位（同率）：メッセージのやりとり 73人（27.9%）
第2位（同率）：メールのやりとり 73人（27.9%）
第4位：ニュースや天気のチェック 72人（27.5%）
第5位：動画の視聴 56人（21.4%）
第6位：ゲーム 52人（19.8%）
第7位：その他の検索 51人（19.5%）
第8位；ショッピング 46人（17.6%）
第9位：特にない 44人（16.8%）
第10位：電話 43人（16.4%）
第11位：音楽・ラジオ 33人（12.6%）
第12位：漫画・電子書籍 25人（9.5%）
特に“減らしたい”と感じているものとして、1位に「SNS」、2位に「メッセージ」「メール」と、他者とのやりとりに使う機能がトップ3となりました。続く4位には、「ニュースや天気」がランクイン。
それらと比べると、動画やゲーム、音楽や漫画などのエンターテインメントに使う時間は“減らしたい”と感じている人が少ない傾向にあるようです。
ここからは「スマホ時間を減らす上でうまくいった方法」を、回答者の実体験をもとにご紹介します。
私はこうやってスマホ時間を減らしました！
null1：スマホを手に取りにくいところに置く
「手元に置くと必ず見てしまうので、自分から離れたところを置き場所にしている。それだけで手に取る機会がぐっと減って自分には合っていた」（54歳女性／その他）
「寝る時にベッドから少し離れた場所にスマホを置く事で、寝る前にだらだら見ていたSNSを見なくなった」（36歳女性／主婦）
「携帯を触らないように違う部屋に置く」（39歳女性／無職）
スマホ時間を減らすテクニック、1つ目は「そもそも手に取らないようにすれば使う時間を減らせる」というもの。
違う部屋や、少し離れた場所を定位置にすることで、実際にスマホ時間を減らせた、という声が寄せられました。寝る前に長時間スマホを触ってしまうのも、この方法なら防止できますね。
2：だらだら見るのをやめて効率的に
「なんとなく見たり、読んだりするのではなく、これを見る、これを読むと決めて、だらだらとなんとなく色んなものを見たり読んだりするのをやめた」（41歳女性／その他）
「通販サイトのキャンペーンスケジュールを把握して、作業をルーティーン化することで、お得商品を探す労力と時間の削減ができた」（42歳女性／その他）
「よく見ていた動画が何十話もある韓ドラなので、最近では映画などの単発作品に絞って観るようにしている」（58歳女性／その他）
「SNSを見る時間を減らした。フォローしている人を減らしたら時間の無駄がなくなり快適」（45歳女性／主婦）
こちらは「スマホの使いかたを見直し、より効率的にできる部分を見つけることで全体のスマホ時間を減らす」という方法。
SNSのフォロー数を減らしたり、情報収集をルーティーン化したりなど、手軽に実践できる具体的なアイディアもありました。
3：使う時間やタイミングを決める
「1時間やったら1時間休むというルールをつくった」（57歳女性／主婦）
「寝る前のスマホをやめたら寝起きが良くなったのでおすすめしたいです」（38歳女性／営業・販売）
「食事中も操作出来るようにしていたが、食事中はスリープ状態にして操作しないようにした」（47歳男性／その他）
「メールチェックやニュースを見るのは決まったタイミングだけにする。たとえば電車の中とか、休憩時間の最初だけとか絞ります」（46歳男性／営業・販売）
3つ目は「使っていい時間、ダメな時間などのルールを設ける」というもの。
1時間使ったら1時間休憩、のようなルールで“だらだらスマホ”を防げれば、全体の使用時間も、グッと減らすことができそうです。食事中や寝る前のスマホを禁止にしている、という声もありました。
ただ、この方法でスマホ時間を減らすには、ルールをちゃんと守るための“意思の強さ”が欠かせません。もし自信がない……という場合には、次のような方法も！
4：アプリを消す、閲覧を制限する
「画面をひたすらタップするゲームをしていたが、片手が塞がって何もできないので思い切ってゲームを削除した。やめたとたん他にいろいろなことができるようになってゲームに戻らずにすんだ」（52歳女性／その他）
「スマホが容量いっぱいでどうにもならなくなり……。勢いでアプリを消してみたら、スマホゲームをやりたい気持ちが全くなくなりました」（32歳女性／パート・アルバイト）
「ゲームを利用できる上限時間を設定した」（37歳男性／総務・人事）
「YouTubeを見続けているとついつい長時間たってしまうので、アプリを削除。見たい時はgoogleで検索するなどめんどくさい工程を増やしたら見なくなった」（42歳女性／その他）
「昼時に使えなくなるプランに変えた」（52歳女性／その他）
「アプリ自体を消してしまったり、閲覧制限を設定したりすることで、強制的にスマホ時間を減らす」という力業なテクニック！
“だらだらスマホ”が癖になっている場合、つい用もないのにスマホを手に取ってしまったり、アプリを開いてしまったり……。そんな流れから抜け出せずにいるなら、強硬手段で断ち切ってしまうのも1つの選択肢。
今はスマホの閲覧制限機能も充実していて、アプリごとに1日の使用時間の上限を設定するといった方法もあるようです。
5：別の趣味や、やることをつくる
「家庭菜園をしだし、携帯を見ない時間を増やした」（41歳女性／無職）
「少しの空き時間があると、じゃあ今ちょっとSNS見るかとなるので、次に5分空き時間があったらこれをしようとか小さい用事をあらかじめ立てた」（39歳女性／公務員・団体職員）
「代わりに読書をすることで、スマホ時間を減らすことができた」（43歳男性／研究・開発・技術者）
「ジムに行くようになって体を動かすのが楽しくなったので、家でも何かしら動くのが心地よくなった」（50歳女性／主婦）
ちょっと目線を変えて、「スマホ以外の趣味を増やしたり、ちいさな用事を作ることがスマホ時間削減につながった」という回答も。
家庭菜園やジムなど新しい何かを始めることで、日々の楽しみが増えつつ、さらにスマホ時間も減らせる……というのは、なんだか得をした気持ちになりますね。
6：あえて外出の予定を入れる
「外に出かけたり、とにかく用事を作ってスマホ時間を減らす工夫を行った」（32歳女性／主婦）
「サウナに入る。持ち込みできない場所で、かつリラックスできる」（30歳男性／営業・販売）
「外出するとビックリするくらいにスマホを触らないので、触りすぎな時は意識的に外出します」（41歳女性／主婦）
「SNSを見ないとおいて行かれている感覚があったが、思いきって1日デジタルデトックスとしてスマホの電源を落としてキャンプに行った。何の問題もなかったので、それからあまりチェックしなくなった」（49歳女性／事務職）
新しい趣味、とまではいかなくても「とにかく外に出かけてスマホ時間を減らす」というテクニックも。
たしかに、家にいるとついついスマホを触ってしまいがちですが、出かけてしまえば自然とスマホに意識がいかなくてすみますね。
1日スマホをオフにしてキャンプに行く、という“デジタルデトックス”も、ためしてみる価値はありそうです。
その他、こんな意外な方法も！
「いつも充電をギリギリにしておく」（41歳女性／研究・開発・技術者）
「スクリーンタイム（＝スマホの使用時間を確認できる機能）を見ることで、減らすモチベーションを高める」（41歳男性／総務・人事）
「座らない生活を送ると、座ってだらだらゲームをしなくなる分、時間が省ける」（47歳女性／主婦）
「ガラケーに戻した」（55歳男性／その他）
「夜、子どもと一緒に寝落ちすることで、夜にずっとスマホをやることはなくなった」（35歳女性／総務・人事）
充電をギリギリにしておく、立って生活するなど、予想もつかない回答が多数！
ここではすべてを紹介しきれないほど、さまざまな“スマホ時間削減テクニック”がありました。
裏を返せば、それだけ多くの人が“だらだらスマホ”に悩んで、実際にスマホ時間を減らすための対策を実践している、ということかもしれません。
実際に役立ったテクニックの数々をおおいに参考にしつつ、自分なりのやりかたを見つけていけるといいですね。
