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ネット検索しまくって決めた「地元工務店」。決め手になった4つの理由【湘南に家を建てて移住してみたら…#4】

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こんにちは。3歳と8カ月、2人の子育てに奮闘中のファッションエディター・小池です。

我が家はこの春、子育ての環境を最優先に考え、東京都内から湘南へ引っ越しました。気持ちも服装も、生活も仕事のスタイルもガラッとチェンジ! そこで初めての家づくりの「理想と現実」や、新しい暮らしにまつわる苦労、引っ越して得たものなどなどを、この連載でお届けしています。

連載第4回目はどうやって工務店を探して、何を基準に選んだかについてお話します。

まずは施工例と、家の性能をひたすら検索

建築家の知人もいないし、ツテも何もなかった私たち夫婦。まずは「湘南 工務店」でひたすらネット検索をして、地元の工務店を探しました。ものすごい数の工務店がある中、ひとつひとつその施工例と性能をチェック。

夫が当時、主にYouTubeで家の性能についての知識をつけていたので、家族が健康に暮らせる高性能住宅に注目しました。高性能住宅という名称に明確な規定はないようですが、一般的に地震などの災害に強い、断熱性、気密性、耐震性、耐久性、省エネ性などに優れている住宅のことを言います。夏は涼しく冬は暖かい、快適に暮らすために必要な性能がそろっている、ということですね。

その視点で、施工例の壁や窓サッシなどを細かくチェックしました。

もちろん、いくら性能が良くても、家のデザインやテイストが好みでなければ住みたくない。家づくりをスムーズに進めるために、またこれからの心地よい暮らしのためにも、工務店のセンスはかなり重要とも考えていました。

ひたすら30以上?の工務店を調べていく中で、「ここ!」と思えるところがひとつだけ見つかりました。

……とはいえ、大手ハウスメーカーも一応チェック。住宅展示場にも足を運びましたが、夫婦ともにピンとくるところがなく、やはり地元の工務店にお願いしようという気持ちが高まりました。

さらに、もうひとつ。YouTubeで知った超高性能な住宅を建てる、気になるハウスメーカーがありました。コロナ禍だったのでzoomでしたが、ココにも一度話を聞きました。創業者の考え方が素晴らしく、住む人の健康や快適さを重視した、日本の住宅水準を遥かに上回る性能。住みながら健康になり、さらに地球にも優しいという、他の高性能住宅とは一線を画す家づくりをしていて憧れではありましたが、予算面で断念。

そんなこんなで、ネット検索で見つけた鎌倉山にある「技拓」さんに連絡しました。

夫婦ともに「ここにしよう!」と納得できた4つの理由

初めての(しかもめちゃめちゃ手間もお金もかかる)家づくり。だからこそ納得のところにお願いしたいですよね。これだけ検索をした中で、夫婦ともに「ここに!」と決めた理由はこんなところ。

1:「3世代100年住み継ぐ家づくり」という考え方

性能もセンスももちろんなのですが、ここにしたい!と思った一番の決め手は、技拓さんの家づくりの考え方です。

住むほどに快適さを実感できる家。共に歳を重ねてもなお、美しい佇まいをもつ家。住み継いで、さらに愛着と価値の高まる家。技拓さんが掲げる「3世代100年住み継ぐ家づくり」という考え方に共感し、ここにお願いしたい、と強く思いました。

私も夫も、子どもが生まれてから環境問題を今まで以上に考えるようになりました。スクラップ&ビルドが圧倒的に支持されている今の日本で、欧米や欧州を見習い、建物を手入れしながら可能な限り長く大切に住まうことが大切なのではないかと夫婦で考え、技拓さんにお願いしたいと思いました。

2:「夏は涼しく、冬は暖かい」ドライウォール工法

ドライウォールは職人さんが丁寧に、数日かけて塗ってくれます。
シンプルな白壁に仕上がりました。

「夏は涼しく、冬は暖かい」快適さを叶えてくれるこの工法は、家の内装壁や天井を構成する石膏ボードの継ぎ目に、ジョイントテーピングとパテ処理を施し、強くて気密性の高い大壁を形成するもの。地震や台風などによる揺れに対する耐震性を補強し、遮音効果もあるんだとか。

まだ小さい子どもがいる我が家には、遮音効果は頼もしいです。さらにメンテナンスのしやすさも嬉しい点。子どもが派手に汚しても、塗り直しができるのでおおらかな気持ちに(笑)。すでにクレヨン汚れがありますが、子どもたちが成長して落ち着いたら塗り直そうと夫と話しています。

モダンでシンプルな白壁の仕上がりも、私たちにはベストでした。

3:見た目も機能も納得の「木製のフレームサッシ」

木製サイディングの外観に白枠が映えます。
室内側も白でスッキリ!

気密性を考え、窓サッシは家づくりでかなり重要視したポイントです。

100年以上の歴史を誇る「アンダーセン社」の木製フレームサッシは、屋内側は無垢木材、屋外側は木材を樹脂で被覆し耐久性を高めるハイブリッド構造(パーマシールド加工と言うそう)。温かみやデザイン性の高さと耐久性が両立されています。

さらに、修理用のパーツが供給され続けていることもすごい。窓パーツが存在し続けていることって希少だそうで、手入れしながら長く住まうことを考えてる技拓さんだからこそ、使い続けられるこの窓サッシを採用しているんですね。見た目も趣があって素敵です。お風呂の窓以外すべて、このアンダーセン社の窓を採用しました。

さらに……

ウェスタン・レッドシダー(米杉)の外壁は、自然環境としっくりなじみながら、経年変化を楽しめます。耐久性があり腐りにくく、メンテナンスもしやすいそう。入居から7カ月が過ぎましたが、すでに色が変わってきています。

私たちのように、湘南地域(潮風にさらされる地域)で建てる技拓の家は、そうでない所と比べると外壁の色の変化に差が出るそうです。環境に応じた変化を楽しめるのも素敵だな、と思いました。

4:標準仕様のセンスの良さ

施工例を見てシンプルながら家ごとに味わいがあり、どの家も素敵!と思った技拓さんの仕様は大きな決め手でした。

家を建てた人から、家づくりはあれもこれも決めることがとにかく多くて大変!ということは聞いていました。壁、床、扉、屋根……、数え切れないほど多くのことを決めていく中で、センスのいい技拓さんの提案はどれも安心感がありました。

床は無垢材、壁はドライウォール、とすぐに決まりましたし、ドアやドアノブなど細かなところも提案していただくもののセンスがいいから、こだわりたいところだけこだわり、特にこだわりのないところは、提案していただいた中から選ぶ、という形で進められたので、小さい子どもがいてさらに2人目を妊娠中だった私には助かりました。

そんな理由から、思想と技術とセンスで技拓さんに決めました。木のぬくもりが感じられる家を建てる工務店は多くありますが、住んでみて改めて、技拓さんにお願いしてよかった!と感じています。

次回は、「間取りの決め方や希望の伝え方」についてお話します。

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