2022年用の63円年賀切手はこの2種類!
null年賀状と同様に、年賀切手にも、お年玉くじ付き・なしと2タイプあります。さらに、ハガキ用の63円切手と封書用の84円切手があるので、絵柄が違う年賀切手は全4種類。
わたしは63円の年賀切手、くじ付き・なしの2タイプを購入しました。
お年玉くじ付きタイプは、干支の寅と縁起物のコマや竹の葉があしらわれています。赤やゴールドがきいて、なんとも華やかな印象のデザインです。ハガキに貼ったときにも目を引きそう。
こちらはのり式タイプで、郵便局では1枚単位、日本郵便のネットショップではシート単位(1シート20枚)で販売されています。
一方のくじなし切手は、素朴で愛らしい寅の絵のみが描かれたシンプルデザイン。年賀切手ではありますが、喪中の相手以外であれば、寒中お見舞いの時にも使えるかも。
じつはこの寅、全国の郷土玩具を描いてきた画家・川崎巨泉(1877-1942)から採ったものだそう。
あくまでわたし調べなのですが、おそらくモチーフとなったのは、『巨泉玩具帖』にある金沢人形の「金沢土製魔除虎」ではないかなと思います(間違っていたらごめんなさい!)。ほっこりする絵柄ですよね。
くじなし年賀切手の絵柄は、干支にちなんだ郷土玩具シリーズが続いているようなので、次はどこの地域のおもちゃだろう、という楽しみもできました(もう再来年のことを言って鬼が大笑いしそう……笑)。
しかもこれ、年賀切手では初のシール式なんです!
やっぱりシール式って貼るのが圧倒的にラクで助かるんですよね。郵便局では1枚単位、ネットショップではシート単位(1シート50枚)で購入できます。
お年玉くじ付き年賀切手が63円じゃなく66円な理由
nullお年玉くじ付き年賀切手の販売価格は、1枚63円ではなく66円でした。なんで3円高いの?と思い調べてみると、+3円は寄付金でした。
集まった寄付金は、公募した社会福祉事業や災害の被災者救助などを努める団体に分配されるそう。
東日本大震災寄付金付き切手を購入したことはあったのですが、お年玉くじ付き年賀切手も寄付金付きだとは、恥ずかしながら今回初めて知りました。ちなみに、一部地域限定販売の絵入り年賀ハガキは、1枚68円で、うち5円が寄付金だそうです。
心ばかりとはいえ、社会貢献にちょこっとでも繋がるのなら、新年から清々しい気持ちになれそうです。
【参考】
編集部・モグ
自他ともに認めるのんびり屋。食べることは大好きだけれど作るのはちょっと苦手。上達するよう、そしてレパートリーが増やせるよう目下勉強中です。趣味はドライブ、美術館巡り、文楽鑑賞。