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干支のねずみに挑戦!年末年始は「みかんのむきかた」で家族一緒に盛り上がろう#2【ねずみのむきかた】

子どもから大人まで夢中になること間違いなしの「みかんのむきかた」。今回は”ねずみ”、をご紹介します。2020年の干支でもあるねずみが上手にむけるようになったら、なんだか縁起もよさそう!

動画をみながら、家族みんなで作ってみましょう。

下描きに沿って切っていくだけで動物のかたちになる“むき方”がたくさん掲載されている、工作えほん『あたらしいみかんのむきかた』(小学館)よりお届けします。

みかんをむく前に…準備するもの

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・みかん

みどりの作品にしたいときは、極早生みかん。みかんの無い季節は、オレンジ、夏みかん、はっさく、ゆずなどを使ってください。書籍担当者によると、「書籍制作時は、たくさんのみかんで試作しました。個人的にむきやすかったのは、静岡の三ヶ日みかんです。身離れがよいので、むくときに楽でしたね」とのことですよ。

・油性ボールペン

油性のボールペンなら、にじまずに細い線が描けます。編集部では口に入れてもいい「フードペン」も使ってみましたが、にじんでしまい切るころには線が消えてしまいました。

・小さいはさみ

細かい作業になるので、刃が短く、先の細いはさみがおすすめ。今回はお弁当(デコ弁)作り用のはさみを使用しました。はさみではなく、カッターを使ってもきれいに切れますが、子どもが使う場合は大人が一緒に使うなど、じゅうぶん注意してください。

・つまようじ

むくときに活躍するのが、つまようじや竹串。皮と果実の間の白いせんいを切りながらむくと上手にむけます。今回のねずみは、細かい部分が多いので、つまようじが必須です。はさみと同様、子どもが使う場合は、大人が見てあげてくださいね。

さぁ、ねずみをむいてみよう!

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前回の「へび」に比べると、難易度がやや高め。慣れるまでは、しっぽを細く描きすぎない方がよいかもしれません。

(1)下描きをする

真上からみかんをのぞいて、展開図のまんなかの図を描きます。つぎに、たくさん線がある図から描いていきましょう。

顔、耳、しっぽを描いたあと、前足をかくと、のこりは後ろ足だけです。

とちゅうで間違えたら、消しゴムの角を使うと消えます。やぶれやすいみかんの下描き線を消すときは、市販のエタノールを布に染みこませて拭き取ると消えます。(エタノールは子どもの手が届かないところで保管しましょう)

(2)切れ目をいれる

描いた線に沿って、はさみで切っていきます。深く刃を入れてしまうと果実が切れて果汁が出てきてしまうので、皮だけを切っていきましょう。

(3)あとはむくだけ!

細い部分は最初からつまようじを使い、皮の下の白い部分を切っていきながら、少しずつはがしていくと上手にいきます。

また、ねずみのお尻の部分は、面積が大きく、しかも立体的なので、剥がすときにベリッと勢いよくむくと後ろ足やしっぽが引っ張られて切れてしまうことも。

とにかく、焦らず、焦らず、慎重に進めましょう。

 

呼吸を忘れてしまいそうになりながらむきあげたみかんが、(なんとか)ねずみの形になっているのを確認した時には、思わず撮影スタッフみなで「おーっ!」の歓声をあげてしまいました。

この感動、ぜひ、年末年始にご家族で体験してみてください。

 

次回は、とっても可愛い「うさぎ」のむき方をご紹介します!

【参考】

岡田好弘作・神谷圭介絵(2010)「あたらしいみかんのむきかた」(小学館)

続編もあります!


岡田好弘作・神谷圭介絵(2010)「あたらしいみかんのむきかた(2)」(小学館)

工作絵本「あたらしいみかんのむきかた」の公式twitterアカウント(@ATARASHII_MIKAN)もあります。上手にみかんがむけた方は、ハッシュタグ #mikamuki つけて写真をアップすると、大晦日にコメントが返ってくるそうですよ。

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