みかんをむく前に…準備するもの
null・みかん
みどりの作品にしたいときは、極早生みかん。みかんの無い季節は、オレンジ、夏みかん、はっさく、ゆずなどを使ってください。書籍担当者によると、「書籍制作時は、たくさんのみかんで試作しました。個人的にむきやすかったのは、静岡の三ヶ日みかんです。身離れがよいので、むくときに楽でしたね」とのことですよ。
・油性ボールペン
油性のボールペンなら、にじまずに細い線が描けます。編集部では口に入れてもいい「フードペン」も使ってみましたが、にじんでしまい切るころには線が消えてしまいました。
・小さいはさみ
細かい作業になるので、刃が短く、先の細いはさみがおすすめ。今回はお弁当(デコ弁)作り用のはさみを使用しました。はさみではなく、カッターを使ってもきれいに切れますが、子どもが使う場合は大人が一緒に使うなど、じゅうぶん注意してください。
・つまようじ
むくときに活躍するのが、つまようじや竹串。皮と果実の間の白いせんいを切りながらむくと上手にむけます。
さぁ、へびをむいてみよう!
null難易度はそれほど高くないので、子どもにもおすすめです。
(1)下描きをする
真上からみかんをのぞいて、展開図のまんなかの図を描きます。つぎに、たくさん線がある図から描いていきましょう。
とちゅうで間違えたら、消しゴムの角を使うと消えます。やぶれやすいみかんの下描き線を消すときは、市販のエタノールを布に染みこませて拭き取ると消えます。(エタノールは子どもの手が届かないところで保管しましょう)
(2)切れ目をいれる
描いた線に沿って、はさみで切っていきます。深く刃を入れてしまうと果実が切れて果汁が出てきてしまうので、皮だけを切っていきましょう。
(3)あとはむくだけ!
コツは、とにかく焦らないこと!
特に細いところは慎重に。破れそうだったら、つまようじを使って少しずつ皮をはがしていくと上手にできます。
実際に作ってみましたが、むき終わって“へび”の形ができたときには感動します! 皮すべてを使って動物が描かれているので、ゴミが出ないのもすごい!
次回は、来年の干支「ねずみ」のむき方をご紹介します!
工作絵本「あたらしいみかんのむきかた」の公式twitterアカウント(@ATARASHII_MIKAN)もあります。上手にみかんがむけた方は、ハッシュタグ #mikamuki つけて写真をアップすると、大晦日にコメントが返ってくるそうですよ。