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着色料も香料も不使用!かき氷の聖地「慈げん」の常連100名が選んだメニューTOP3は…

夏が来れば食べたくなるもの、それはかき氷! 「シロップが甘いやつ」「色がキツめの……」「キーンとする」と連想した方も多いかもしれません。が、かき氷好きの聖地といわれる埼玉県・熊谷の「慈げん」には、これまで概念を覆す、グルメなメニューがそろっているのです。

3回にわたって、そんな「慈げん」の魅惑的なメニューをチラ見せする短期集中連載。初回は、常連に人気の定番メニューTOP3をご紹介します。

果物をそのまま食べるよりおいしい!? ファンが選んだ、定番メニューTOP3

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常連100人アンケートによると、「好きなかき氷」TOP3は以下のとおり(書籍『真夏も雪の日もかき氷おかわり!』小学館より)。何を使っているのか、どんな味なのかのヒントになる断面図とともにご紹介します。3位から順に発表!

3位:見た目もまんま「すいか」! 塩気もたまらない「ザすいか」

夏だけのメニューで「すいかをそのまま食べるよりおいしい!」とファンが熱をあげる逸品。かかっているシロップは、すいかと和三盆とレモン少々で手作りしたもの。

着色も香料も一切なしで、すいかのおいしさがギュギュっとつまってます。角切りにしたすいかの果肉は、かき氷の真ん中に。

そのため、後半になって「味が薄くなっちゃう」ことはなく、ずっと楽しめます。ちなみにすいか柄のガラスの器は、このメニューのために地元熊谷で作ったものだそう。

2位:王道だけど冬までおあずけ「プレミアムミルクに生いちご」

トップに飾ったいちごは、氷と一緒に口に入る小さなサイズ。甘さ控えめに加減されたクリーム、加熱せずに香りを生かして作られたいちごシロップ、そしてキーンとこないふわふわの氷。すべてが店主の気遣い、心配りでできてます。

ただし、旬のいちごが出てくる冬まで、待たなければなりません。これも、「ベストなおいしさを」という店主の思い、なのですけどね。

1位:食べた人は絶対ファンになる「キャラメルミルクに焼きパイン」

いちばん上に乗っているのは、フライパンで焼いて水分を飛ばしたパインと甘いキャラメルソース。とっても濃厚です。けれど、ふわふわ氷と一緒に食べれば、するするイケる。そして後味すっきり。そして食べ終わったそばから、また食べたくなる。こんな不思議な魅力にとりつかれたファンは多数。ただし……、その日のメニューに出ているかは、運しだい。

※「慈げん」では、メニューは毎日変わるので、行ってみてのお楽しみ。また、営業時間や混雑状況は、事前にツイッター「慈げんの業務連絡」@JigenKumagayaでご確認ください。電話での問い合わせは受け付けていません。


取材・文/南ゆかり

 

真夏も雪の日もかき氷おかわり! 「慈げん」が人を熱狂させる5つのたくらみ』(小学館)1,500円<税抜>
著/宇田川和孝
取材・文/南 ゆかり

かき氷に24時間をささげる店主と、そこに集まる熱狂的ファン120人の声からできた本が発売! 見たことも聞いたこともないメニューの数々、それを生み出す店主の発想、かき氷をめぐる家族やファンのドラマ…。かき氷好きはもちろん、そうじゃない人も、必読! 上で紹介したトップ3の続きが気になる方は、書籍で確認を!

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