「これで人生最後の『シャトレーゼ』だとしたら、あなたは何を食べる?」
null『シャトレーゼ』には名品が数えきれないほどあります。期間限定商品を入れると、1,000以上の商品があります。
ケーキ、焼き菓子、アイス、パン、和菓子……どれを選んでも間違いありません。
でも私――“日本一のシャトレーゼマニア”の私が迷わず選んだのは、たった1つ。
「北海道産バターどらやき」税込162円/244kcal

実はこれ、『シャトレーゼ』の社員さんや店員さんの中でも人気No.1なんです。
現場の方がおすすめする商品は、本当に本当においしいものばかり。その中で堂々の1位というのだから、もう間違いありません。
私自身、この商品に出会ってから、いくつ食べたかわからないほどリピートしています。家に常備している時期もあったくらい、大好きな一品です。
商品特徴
しっとり柔らかく、とら模様をつけて焼き上げたどら焼き皮に、
- 北海道 生産者限定・十勝小豆の自家炊きつぶ餡
- 北海道産バター × 沖縄の海水塩のバタークリーム
をサンドした、甘さと塩味のバランスが絶妙などら焼きです。
ミルクの風味がふんわり広がり、しっとり&ふんわりの食感がたまりません。


「最後に食べたい」と思わせる理由
どら焼きというと、ずっしり重いイメージがあるかもしれません。
でもこのバターどら焼きは、“重すぎず、軽すぎず、ちょうどいい”奇跡のバランスなんです。
理由1:皮がとにかく軽くてしっとり
実はこの生地、ヨーグルトが入っているんです(これはマニアならではの情報!)。
そのおかげで、焼き色は薄くふわっと口どけがよく、つぶ餡とバタークリームの美味しさをやさしく包み込みます。
理由2:北海道産 十勝小豆の“粒の存在感”
つぶ餡は粒がしっかり立っていて、甘さもちょうどいい。噛むたびに、小豆本来の香りがふわっと広がります。
理由3:甘じょっぱさを作り出す塩バタークリーム
北海道産バターに、沖縄の海水塩。このクリームがとにかく優秀で、 甘さと塩味のバランスが最高の“ちょうどいい甘じょっぱさ”を作り出しています。つぶ餡の香りと、ミルクの余韻が口いっぱいに広がって、
食べ終わったあとに深い満足感が残るんです。


アレンジしても最高においしい
このバターどらやき、食べ方の幅が広いのも魅力。
- 冷蔵庫で冷やす → バタークリームがキュッと固まり、コクが増して洋菓子感UP
- 電子レンジで少し温める → バターがじんわり溶け、香りとミルキーさが一段と広がる
どちらの食べ方も違ったおいしさが楽しめて、「今日はどっちで食べよう……」と悩む時間すら幸せになるレベルです。
“あんバター界”で最強のコスパ
あんバターの商品は世の中に数えきれないほどあります。
専門店のもの、コンビニのもの、和菓子屋さんのもの……。でも、このクオリティを162円で出してくるブランド、他にありますか?
素材よし、味よし、バランスよし。何度食べても飽きない。そして毎日でも手が届く価格。コスパで考えたら、完全に優勝。
差し入れにもよく使われる理由、1度食べたら絶対わかります。本当にやみつきになる一品なんです。

『kufura』での1年、そして最後にこの商品を選んだ意味
nullこの1年、『kufura』で『シャトレーゼ』をご紹介するたびに、読者のみなさんから「買ってみたよ!」「家族が大喜びでした!」という声をいただき、本当に嬉しかったです。
最終回にこの商品を選んだのは、 ただおいしいから……だけではありません。
素材へのこだわり、手間のかけ方、価格への誠実さ。
このどらやきには、“『シャトレーゼ』の「やさしさ」と「真面目さ」”が詰まっている気がします。
だから私は、人生最後に選ぶ1品として、このどらやきを選びました。
「北海道産バターどらやき」
162円(税込)
244kcal

おわりに
null『kufura』という素敵な場所で、『シャトレーゼ』の魅力を伝え続けられたこと。読者のみなさんと“おいしい”気持ちを共有できたこと。そして最終回に、この大好きな商品を紹介できたこと。
すべてが私の宝物です。
『kufura』は幕を閉じますが、 『シャトレーゼ』は今日も変わらずおいしい。
これからも私は、『シャトレーゼ』の魅力を見つけて、味わって、伝えていきたいと思います。今まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
料理家・再現レシピ研究家・ショップマニア(シャトレーゼ、ドン・キホーテ、久世福商店ロピア、カルディなど)。













