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話題の「ドバイチョコレート」はドンキにあった!3種類を比較実食、気になるお味は

SNSなどで話題の「ドバイチョコレート」。もう食べてみましたか? 『リンツ』、『カルディ』、『ダイソー』などからこぞって販売され、筆者はずっと気になっていたのですが、どこに行っても売り切れ……。20店舗以上探し歩きましたが、見つけられませんでした。

そんな中、なんと『ドン・キホーテ』からドバイチョコレートが販売開始されたとの噂を耳にし、慌てて最寄りの店舗へ! やっと念願のドバイチョコレートを3種類ほどゲットできたので、レビューさせていただきます!

ドバイチョコレートとは?

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ドバイチョコレートとは、元々はドバイで発祥したチョコレートのこと。

2022年に、ドバイにある「フィックス デザート ショコラティエ(FIX Dessert Chocolatier)」にて誕生、ピスタチオクリームとカダイフ(小麦粉やトウモロコシの粉で作られた麺状の食材)が詰め込まれ、表面にはカラフルな模様が施された高級感のあるチョコレートのお菓子です。

2023年12月にインフルエンサーによってTikTokにアップされた、カダイフのザクザクした咀嚼音があっという間に話題となり、トレンドに敏感な韓国を始め、世界各国でブームを巻き起こします。

元祖のドバイチョコレートは上記でご紹介した「フィックス デザート ショコラティエ」によるものなのですが、そこからインスパイアされた“ドバイ風チョコレート”がさまざまな企業から出回っています。どちらも巷では「ドバイチョコレート」と呼ばれ、注目を集めています。

今回ご紹介するのは元祖のものではなく、いち早くブームを巻き起こした韓国から輸入している“ドバイ風チョコレート”です。

「ドン・キホーテ」でドバイチョコレート3種をゲット!

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ドバイチョコ3種をゲット!

話題のドバイチョコレート3種をドンキでゲット! どれもサイズは同じで、ちょうど手のひらに収まる大きさです。

緑、焦茶にゴールドの印字、水色のパッケージ。お値段は税込み500円弱〜800円弱。普通のチョコレートよりお高いですが、ドバイチョコレートとしてはリーズナブルなお値段です。

カダイフがパリパリ濃厚!マイウェイ「ドバイタイプチョコ」

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『マイウェイ』「ドバイタイプチョコ」798円(税込)

まずは緑色のパッケージの『マイウェイ』「ドバイタイプチョコ」からレビューしていきます。お値段は798円(税込)でした。3つの中では1番高級です。

個包装されています。
ダークチョコレートのような色味。

箱を開けると箱と同じサイズ感のチョコがひとつ出てきました。ダークな色味のチョコレートです。

カダイフがみっしり!

断面を見ると細い乾麺がぎっしり詰まっています。これが噂のカダイフですね。冷蔵庫で冷やしていたのですが、包丁でカットする時に手の温度で溶けかかりました。かなり柔らかめのチョコレートです。

食べてみるとまわりのチョコやクリームは柔らかく、中はサクサクしています。チョコは見た目は濃い茶色でビターかと思いきや、濃厚でクリーミー。発酵バターのようなコクがあります。ふわりと後味に香るのがピスタチオでしょうか?

初めての感覚のチョコレートですが、食べ応えがあって美味しいです。

材料を見ると、ピスタチオパウダーなどが入っています。

『マイウェイ』「ドバイタイプチョコ」

濃厚さ:濃厚

食感:サクサク、パリパリ、軽い

ピスタチオ感:ほんのり

値段:798円(税込)

見た目に高級感!『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ(カダイフ入り)」

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『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ(カダイフ入り)」499円(税込)
ゴールドの包装!

続いては『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ(カダイフ入り)」を食べてみます。

焦茶色にゴールドの文字のパッケージは高級感があって、これぞドバイチョコという感じが出ています。中は金色のパッケージで包装されています。

どっしりした四角いチョコレートが登場

開けてみると、茶色のチョコレートに緑色のラインが入ってておしゃれです。

断面にはカダイフがみっしり。

断面の乾麺は最初に食べた『マイウェイ』より少し太め。食感はバリバリとサクサクの中間で存在感があります。

最初に食べたものよりさらに濃厚なミルクチョコ。チョコレート部分が分厚く、後味にほんのりピスタチオ感があります。

緑茶パウダーなども入っています。

『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ(カダイフ入り)」

濃厚さ:濃厚

食感:サクサク、バリバリ

ピスタチオ感:ほんのり

値段:499円(税込)

噛みごたえ抜群!『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ」

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『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ」498円(税込)

最後に水色のパッケージの『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ」を食べてみます。

箱を開けると包装された四角いチョコレートが登場。
見た目は2つ目のドバイチョコと似ています。

箱を開けると包装されたドバイチョコが登場。こちらも茶色に緑のラインが入っています。

太い乾麺が!

まず、断面を見ると太い乾麺がぎっしり。食べてみると乾麺の存在感がすごい! 3つの中では1番麺が太め、硬めです。

材料を見ると「乾めん」と記載があり、カダイフではないようです。確かに糸状の細い麺として知られているカダイフよりかなり太いですね。

サクサク、パリパリしたカダイフとは違い、食感はバリバリ、もしくはジャリジャリという感じ。食べたことがない食感です。でもこれはこれで噛みごたえがあって美味しいかも……。

チョコレート部分が厚めでクリーミーですごく濃厚。ほのかな塩味は乾めんからくるものでしょうか。不思議な後味がありますが、ピスタチオなのか……? 材料を見るとピスタチオ以外にもココアパウダーや抹茶パウダーも使われているようです。不思議な風味がします。

カダイフではなく「乾めん」と」書いてあります。

『ドウシシャ』「ドバイスタイルチョコ」

濃厚さ:濃厚

食感:ザクザク、ジャリジャリ

ピスタチオ感:

値段:498円(税込)

3種のドバイチョコレートの中でオススメは?

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3つ食べ比べましたが、どれも甲乙つけ難く……。ナンバーワンは決められませんでした。

大きな違いは食感です。食感の好みに合わせて購入するのがオススメです。柔らかい順番に並べると上記でご紹介した通りのマイウェイ「ドバイタイプチョコ」(798円・税込)、ドウシシャ「ドバイスタイルチョコ(カダイフ入り)」(499円・税込)、ドウシシャ「ドバイスタイルチョコ」(498円・税込)の並びになります。

3つとも同じくらい濃厚で甘く、こってり感を求めるならどれを購入しても満足がいくと思います。どれも脂肪分が多いのか溶けやすいです。夏は冷蔵庫に入れておいた方が良さそう。

また、どれも「これぞピスタチオ!」というほどのピスタチオ風味はないのですが、クリーミーなチョコレートとみっしり詰まった中の麺の食感が面白く、食べ応えがあっておいしかったです。3つとも韓国産なせいか、馴染みやすい味わいでした。

“濃厚で食べ応えのあるチョコレートが食べたい!”

という時にドバイチョコレートはオススメです。こってりと甘いのでコーヒーや緑茶など、苦味のあるドリンクとペアリングすると引き立て合うでしょう。

サイズはどれも手のひらに収まるくらいの大きさで、ケーキを1個食べ切る程度の質量感があります。

ペーストやカダイフがみっしり詰まったチョコレートですので、特にトッピングなどせず、シンプルにそのままいただくのがオススメです。一口ではいただけないので2等分から4等分に切り分けると食べやすいと思います。

興味がある方はぜひ試してみてくださいね!

まなたろう
まなたろう

秋田生まれ。高校卒業後ドイツの大学の舞踊科へ。以後、海外を10年以上放浪し、現在は東京在住。ライターの他、ヨガインストラクターや振付家などもしている。

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