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「お弁当づくり」の救世主!ママ編集部員がお弁当作りで愛用した調理アイテム4選

子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア『kufura』では、編集部メンバーやライターが“これはイイ!”と思ったお気に入りのアイテムをご紹介する【本日のお気に入り】を連載しています。

今回は、新学期もスタートしお弁当づくりを頑張る方に向けて、ママ編集部員が実際に活用している推し4アイテムをご紹介します。少しでもお弁当作りがラクになる使い方は必見です!

1:KEYUCAの「お弁当用 シリコンカップ」

1:KEYUCAの「お弁当用 シリコンカップ」でお弁当おかずをローリングストック!

お弁当をつくり始めたころは、それこそ1時間ほどかけていたわたしですが、息子は毎朝6時半に出発。さすがに5時半起きを平日5日間はつらい……。ということで、慣れと共に調理時間短縮に努めていきました。

前回ご紹介した『無印良品』のお弁当箱に、仕切りは使わずにおかずを詰めていくようにしていたのですが、そのときに重要になるのが“すきま埋めになるおかず”。

主に野菜を中心にしたおかず類は、毎朝少量をつくるのは正直面倒……。しかも、つくる量が少なすぎるとお弁当にすき間ができる、たくさんつくってもお弁当に詰めたあとは中途半端な量が残る、といった問題が。そんな悩みに応えてくれたのが『KEYUCA』の「お弁当用 シリコンカップ」(1,089円・税込)です。

つくり置き派の方にもつくり置き派ではない方にもおすすめ

大4つ、小8つのシリコンカップが入った保存容器で、

  • 電子レンジ対応可〇
  • カップのみオーブン対応可〇
  • 食器洗い乾燥機使用可〇
  • 冷凍保存OK

という優れものです。

カップはシリコンでレンジもオーブンも使えるので、下ごしらえをした状態で冷凍しておいて、朝ぱぱっと調理することもできます。なんといっても、このちょっとくすんだ色味が使いやすい!

前日の夕飯調理時におかずを取り分けておくことで、つくり置きはしなくともうまくローテーションでお弁当のおかずを組み合わせることができるように。

例えば、1日目の夕飯にブロッコリーときんぴらごぼうをつくってこのカップに入れておき、翌朝はブロッコリーを詰め、その日の夕飯の一品をまたカップに入れて保存しておきます。ちょっとずつ日にちをずらしながらお弁当のおかずがローリングストックされていくしくみにすると、冷蔵保存でうまく1週間を乗り切れますよ。

kufura編集部・アベ

2:デュアルプラスの「目玉焼きプレート」

2:デュアルプラスの「目玉焼きプレート」がお弁当作りに活躍!

お弁当のおかずにはほぼ必ず卵料理を入れるのですが、厚焼き卵かゆで卵が多く、ちょっとバリエーションが欲しいなあと思っていたのです。焼きそば弁当やガパオライス弁当に目玉焼きをのせるときも、2人分をフライパンでいっぺんに焼くと形がガタガタになったりするのが気になっていました。

そこで購入してみたのがこちら、「デュアルプラス 目玉焼きプレート(各500円前後、2枚購入)」。フッ素樹脂加工がされた、オーブントースター用のプレートです。これに薄く油を塗って、卵を割り入れたらトースターで焼くだけで目玉焼きが完成。

朝食用の目玉焼き(ソーセージ添え)とお弁当用のチーズ巻きを同時調理!
慌ただしい朝の時短調理に活躍。

と言いつつ我が家はトースターがないので、魚焼きグリルで使用しています。焼き時間もいろいろと試してみた結果、グリルでは強火で5分焼くとほんのり半熟の目玉焼き。お弁当用に中まで火を通したいときは、5分経ったら火を消してそのまま2-3分余熱で火を通すとちょうどよいことが分かりました。

もちろん卵だけでなく焼きもの全般に使えるので、お弁当用のちょこちょこしたおかずを作るのにも重宝します。この日は朝食の目玉焼き丼(ソーセージ添え)と、お弁当用のちくわのチーズ巻きを一緒に作って時短調理!

卵料理って、加熱しすぎてボソボソになってしまうとおいしくないし、半熟すぎてもお弁当には適さないし、朝の忙しい時間にひとつの料理にじっくり取り組む余裕はないし……。タイマーで調理時間を管理できる道具が私には合っているようです。

まだまだ続くお弁当生活、便利な道具に頼りつつ乗り切りたいと思います!

kufura編集部・マコ

3:GREENPANの「エッグパン」(卵焼き器)

3:お弁当づくりはこれ一つで全調理! GREENPANの「エッグパン」(卵焼き器)

息子のお弁当に毎回欠かさず入れていたのが卵焼き。青のりを入れたりたらこを混ぜたりと時々は味変しながら(息子にう巻きをリクエストされたことも……)、毎朝使っていたのが卵焼き器。

フライパンでワンパン調理が流行っていますが、お弁当づくりに限っては「卵焼きをつくるなら、これひとつで他のものもいけるのでは」と思い立ち、最後は“卵焼き器ですべての調理を済ませる”に行き着きました。フライパンより小ぶりで扱いやすく厚みもそれなりにあるので、わたしにとってはフライパンよりラクちんだったのが決め手です。

当初は結婚前から使っていた、どこで買ったかすら覚えていない卵焼き器を愛用していましたが、さすがに傷んできて買い替えたのがこちら。『MOCOMICHI HAYAMI by GREENPAN』の「エッグパン」(6,600円・税込)です。※MOCOMICHI HAYAMIモデルのエッグパンは販売終了(2025年4月現在)

製造元の『GREENPAN』はベルギー生まれ。世界で初めてフッ素樹脂を使わないノンスティックコーティングを用いた調理器具を発売した会社です。セラミックコーティングで人体に有害な物質を含まないのが特徴。

お弁当サイズにカットした小さなブロッコリーなら茹でられます
サッと拭いて次は卵焼きを……
最後に厚揚げの照り焼きで完了!

これ1つでお弁当をつくるには、手順がポイント。茹でたいものがあるときは先に茹でものから調理して、その後卵焼きや炒め物を調理します。

正直このエッグパンを選んだのは完全に表面の“見た目”で、表面が白いエッグパンが欲しかったのです。具材の調理具合が見えやすいのも理由ですが、朝のぼーっとしているときに少しでも気分を上げたくて(笑)。

ただ、さすがコーティングにこだわっているメーカーだけあって、使ってみると「するん」と汚れも落ちて使い勝手がいい! ささっと拭いたり洗ったりしてすぐ次の調理をするのにももってこいでした。

kufura編集部・アベ

4:ダイソーの「お弁当仕上げスプーン」

4:お弁当作りの救世主!ダイソーの「お弁当仕上げスプーン」

4月からわが子が小学生になり、学童弁当を作る日々が始まりました。そこでさまざまなグッズを買い込んだのですが、中でも『DAISO(ダイソー)』で見つけた「お弁当仕上げスプーン」は大助かり。

筆者は料理は苦手ではなく、毎日、朝晩は家族にごはんを作ります。お菓子を焼くこともありますし、レシピ本を読むのも大好き。

でも、唯一苦手というか、どうしたらいいのかわからないのが「お弁当」です。ただでさえバタバタする朝。アレコレしていたら、いつの間にか調理道具と食材で台所がぐちゃぐちゃに……。余裕がなくて、一つひとつ片付けている暇がないんですよね。

『ダイソー』の「お弁当仕上げスプーン」(税込み110円)。

そんな“台所ぐちゃぐちゃ”が、たった1本でズバッと解決。さらに、子どもから「かわいくて、おいしかった!」と花マルをもらえるお弁当も作れるようになったんです。パッケージによると

  1. ざく切り
  2. 型抜き
  3. 盛りつけ

が、これ1本で出来てしまうという! 実際に作ったお弁当を例に、感動ポイントをお伝えしたいと思います。

お弁当箱は『Seria(セリア)』で購入。2段重ねにできます。

炒り卵のお花畑ごはん

まずは、学童初日に作ったお弁当から。

しゃもじ部分でごはんをよそい、型抜きでチーズを抜き、フォーク部分で卵を溶きました。これまでなら、しゃもじ、型抜き、菜箸と、最低でも3つ調理道具が必要だったところです。それが、「お弁当仕上げスプーン」なら、1本でこれだけの仕事ができる!

完成したのが、炒り卵を菜の花の黄色に見立て、チーズのお花を咲かせた「炒り卵のお花畑ごはん」でございます。特段、ものすごいことをしたわけではなく、「お弁当仕上げスプーン」本来の機能を活用しただけです。でも、洗い物は格段に減り、台所はさほどぐちゃぐちゃになりませんでした。

さらに、帰ってきた子どもは「きょうの おべんとう ごうかだった〜!」と大喜び。母さんも嬉しい!

お弁当を包んだおにぎり用アルミホイルと、シリコーン製のおかずカップも100円均一で購入しました。

星とお花のおにぎり弁当

この日は「いろんな おにぎり」というリクエスト。いつもなら数種類のふりかけを駆使しますが、加えて型抜きで工夫してみました。そんな余裕と創意が生まれるのも「お弁当仕上げスプーン」のおかげかも?

しゃもじ部分が小ぶりなので、ごはんの量を調整しやすく、小さなおにぎりを作るのにも便利です。また、エンボス加工が施されているので、ごはん粒がくっつきにくく、さっと水洗いすればふりかけもすぐに落ちますよ。

そうして20分ほどで出来上がったのが、「星とお花のおにぎり弁当」です。お弁当箱の黄色いおかずは、蒸したカボチャをフォーク部分でざく切りにし、マヨネーズと和えたサラダ。おかずカップへの盛りつけもフォークでそのまま出来るから、洗い物も減りました。

返ってきたお弁当箱は見事に空っぽ! 卵がお花と星になっていたのが楽しくて、おいしかったと娘談。型抜き様々です。

お弁当マラソンは、まだまだ始まったばかり。ですが、お弁当作りが始まって以来、毎日「お弁当仕上げスプーン」は登場しています。日本の100円均一ってスゴいですね。110円で、こんなに便利なものを生み出してくれた開発者の方には、感謝してもしきれません。

ライター・ニイミユカ

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