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【お菓子缶の世界】「大阪・関西万博」開幕中!ミャクミャクもそれ以外も…大阪だからこそ買いたいお菓子缶をご紹介

4月13日から開幕となった、「2025年日本国際博覧会」(略称「大阪・関西万博」)。私は万博には行っていないのですが、先月、仕事で大阪に行ってきました! 【お菓子缶の世界#30】は、その際に買った“大阪ならではのお菓子缶”をご紹介させてください。

あっちこっちに“ミャクミャク缶”が!

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(左)「2025大阪・関西万博ドリカポ」、(右)「2025大阪・関西万博レスポワール」各1,296円(税込・以下同)/神戸風月堂

万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。わが家は全員「ミャクミャク」推し! 今でこそ東京でも万博のポップアップショップがありますが、3月の頃は万博の気配すら東京で感じられず、「ミャクミャク」グッズを見たこともなかったので、大阪のあちらこちらで「ミャクミャク」グッズが売られているのを見て、興奮してしまいました(笑)。

こちらの『神戸風月堂』の“ミャクミャク缶”は、梅田のスーパーマーケットで見つけたもの。中には『神戸風月堂』に昔からある焼き菓子「ドリカポ(アーモンドとマカダミアナッツを生地に練りこんだ香ばしいクッキー)」と「レスポワール(薄焼きのワッフルのような柄をしたクッキー)」がそれぞれ入っています。中の包装も“ミャクミャク仕様”なのがたまらないんです!

この『神戸風月堂』の“ミャクミャク缶”、会場内限定バージョンの缶もあるので万博に行った人はぜひ! ご紹介したこの2つとはまた全然違うデザインで、素敵なんです、私も万博に行きたい(笑)!

定番の“ポルボロン缶”に“ミャクミャク”さま降臨!

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「EXPO 2025 マイドオオキニ 大阪・関西万博缶 〜ポルボロン〜」1,620円/太陽ノ塔洋菓子店

いつもクセのあるスタイリッシュなデザインのお菓子缶を出す、『太陽ノ塔洋菓子店』。ピンクやオレンジ、グリーンやブラックなどさまざまなカラーバリエがある“ポルボロン缶”を出しているのですが、その万博バージョンが登場しています。

“ミャクミャクカラー”の青い缶のふたと側面に「ミャクミャク」の頭が描かれています。約8×12cmの小ぶりな缶なので、食べ終わったあとはデスクの整理などに使いやすいサイズですよ。

80年代みたいなレトロさがかわいい、“EXPO缶”。

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「COBATO EXPO缶」2,592円/コバトパン工場

大阪は本当にデザイン性の高い缶を出すお店が多いんですよね。『コバトパン工場』もその1つ。出す缶、出す缶、すべてがおしゃれでかわいい! この「COBATO EXPO缶」もめちゃめちゃかわいいと思いませんか! 近未来をイメージしたシルバーの缶なのですが、配色のせいでしょうか、どこか懐かしいイメージでレトロなかわいさもあるんです。

中には懐かしいクリームサンドが18本ぎっしり! この中のお菓子のパッケージと缶のコントラストもいいんですよね!

大阪に来たら絶対に買う!と決めていた“クラシック・プー”の缶

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「チーズはちみつベイクドショコラ」くまのプーさん各1,080円/ウメダチーズラボ

『ウメダチーズラボ』は梅田やなんばにある、チーズスイーツ専門店。ここの「クラシック・プー」のお菓子缶は以前からずっと目をつけていて、「いつか大阪に行ったら絶対に買う~!」と誓っていたのです!

「Winnie the Pooh」の3種類の絵を用いた、小ぶりな缶。なんてかわいらしい……! えぇ、3種類あるはずなんです。しかしどうやら私、荷物整理をしているときにホテルに1つ置いてきてしまったらしく……オタク失格のミスを犯しました(泣)! でもどうやら東京・自由が丘にもお店があるらしいので、リベンジ買いしてきます。

ちなみに紛失した缶の絵柄は、プーさんとクリストファー・ロビンの後ろ姿が描かれたものです。

中には、しっとり濃厚な“チーズはちみつ味”のベイクドショコラが入っています。

文学的な美しさを持つオーバル缶。

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「タイヨウノカンカンmini シンメトリー缶 静寂 -アールグレイレモン-」1,980円/太陽ノ塔洋菓子店

こちらのオーバル缶は、先ほど“ミャクミャク缶”のところでご紹介した『太陽ノ塔洋菓子店』のもの。このクセあり感、最高だと思いませんか? “シンメトリー缶”という名前なのですが、対照的である【情熱】と【静寂】を、愛をテーマにモチーフを散りばめたデザイン。夜の湖のような濃紺の缶に、深みある緋色の配色もシンメトリーな組み合わせになっています。文学的な美しさを感じる缶。

中は気品ある香りのアールグレイ茶葉とレモンの酸味を合わせた“アールグレイレモンクッキー”。クッキーの表面には白鳥のエンボス加工が施されていて、クッキーまでもが個性的なんです。

緋色がベースになった「タイヨウノカンカンmini シンメトリー缶 情熱 -コーヒーカシス-」缶もあります。

 

いつも思うのですが、大阪、いえ関西には素敵なお菓子缶が多く、いつもうらやましいと思っているほど。ぜひゴールデンウィークに行かれる方は、関西で素敵なお菓子缶、かわいいお菓子缶を探してみてくださいね。

 

※価格は中田さん購入時の税込価格です。

中田ぷう
中田ぷう

編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram

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