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天ぷらは「天つゆor塩」どちらで食べる?男女469人の熱いこだわりが激突!味変アイディアも

塩、こしょう、しょうゆ、ソースにマヨネーズ等々、食事の際、どの調味料をかける(つける)かは、人それぞれ好みが分かれるところ。「この料理には絶対この味!」というこだわりがあったり、他の人の食べ方を見て驚いたりすることもあるのではないでしょうか。

今回は、“天ぷらに合わせる調味料”にフォーカス。あなたは天つゆ派、塩派、それとも……!? 男女469人を対象にアンケート調査を実施しました。

「天ぷらは天つゆ、塩どちらで食べる?」

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天ぷらの好みの食べ方について三択の質問に回答してもらったところ、結果は以下の通り。

「天つゆ」・・・331票(70.6%)

「塩」・・・115票(24.5%)

「その他」・・・23票(4.9%)

天ぷら論争においては、天つゆ派が約7割と圧勝! 「その他」の具体的内容については後程ご紹介します。

天ぷらを「天つゆ」で食べる理由は?

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衣に染みたつゆがウマっ!

「天つゆで天ぷらのサクサクが少ししんなりするのが好き」(49歳女性/総務・人事・事務)

「天つゆをひたひたに浸けるのは見た目はよくないですが、つゆの旨味を最大限感じることができるので好きです」(66歳男性/総務・人事・事務)

「天つゆを染みさせるのが一番おいしいかな。アツアツの天ぷらも程よい温度になるし」(48歳男性/コンピューター関連技術職)

「天つゆが染みた天ぷらのサクサクとしっとりが共存している食感と味が好き」(54歳男性/出版・マスコミ)

「つゆが染み込んだ状態でご飯の上にワンバンして食べるのが一番好き」(58歳男性/その他)

天つゆを支持する理由としてまず多かったのは、つゆの染みた衣が最高との声。衣のサクサク食感とつゆが染みたしっとり部分とのハーモニーはたまらないですよね。また、つゆによく浸したてんぷらはご飯との相性抜群とのコメントも寄せられています。

天つゆでさっぱり風味に…

「油っこい味がキリッと引き締まる」(52歳男性/その他)

「天つゆに浸すことで油分を多少落とせる気がする」(68歳女性/主婦)

「油物のしつこさが消えてさっぱりするので、いくらでも食べられます」(59歳男性/その他)

「揚げたての天ぷらを大根おろしの入った天つゆに潜らせて食べるとさっぱりしておいしい」(44歳男性/営業・販売)

天つゆで衣のオイリーさが抑えられるように感じられるとの意見も。天つゆに大根おろしを入れると、よりさっぱり風味で箸が進みそうです。

天つゆの味自体が好き!

「出汁のきいた天つゆにつけると、高級感を感じられます」(53歳女性/その他)

「天つゆの甘みと出汁の風味が最高」(60歳男性/その他)

「私は甘辛い醤油味に目がないんです。天つゆはそれだけで飲みたいほど大好物」(55歳女性/主婦)

「天つゆは天ぷら用に作られたもので合わないわけがない。あまり好きじゃない種類の天ぷらも絶対おいしく食べられる」(55歳男性/その他)

ほんのりとした甘みがあり出汁の風味も感じられる天つゆ自体が好きだという人も。なんなら天ぷらなしで天つゆをご飯にかけるだけでも、ちょっとしたごちそうになりますよね。

天ぷらを「塩」で食べる理由は?

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「塩で食べると衣がサクサクのまま食べられる」(48歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「揚げたてを塩で食べるおいしさに目覚めてしまったから」(53歳男性/その他)

「味が濃いのが苦手。塩のほうが素材本来の味を楽しめるから」(28歳女性/コンピューター関連技術職)

「天ぷらの味を一番引き立てるのが塩」(45歳男性/営業・販売)

天つゆ派がつゆの染みた柔らかい衣を好むのに対し、塩派はサクサク至上主義。衣の食感や素材そのものの味を堪能するには塩がベターとの意見が多数寄せられています。

その他、天つゆ派・塩派の双方から「天つゆ(or塩)を選んだけれど、本当はネタに応じて使い分けたい」「その日の気分にもよる」などの声も聞かれました。たしかに、それぞれの良さがあるのでどちらがいいか一概には決められませんよね。

天つゆ、塩以外のおすすめの食べ方は?

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「何も付けない。天ぷらのカリッとした感じや素材の味を楽しめる」(68歳男性/その他)

「醤油。天つゆもおいしいですが、甘さがくどく感じることもあるので。醤油のほうがあっさりして食が進みます」(48歳女性/総務・人事・事務)

「ポン酢。油っこい天ぷらがさっぱり食べられる」(53歳男性/その他)

「砂糖。甘くてうまい。何でもいける」(37歳女性/主婦)

「ドレッシング。さっぱりして食べやすい」(51歳女性/その他)

「マヨネーズ。濃厚な味わいになって食べたときの満足度が高い」(35歳男性/その他)

「抹茶塩。香りが良く味が引き立つ」(66歳男性/その他)

なるほどその手があったか……と、言われみれば納得の味変アイディア! たまには、こうした変化球も試してみたいものですね。

 

寄せられたコメントを読むにつれ、天ぷらが恋しくなってきた人も多いはず。天つゆ派、塩派、はたまたそれ以外の人も、天ぷらのよりおいしい食べ方をぜひ追求してみてはいかがでしょうか?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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