今年は子どもっぽさ脱却！「大人なハロウィン」楽しんでみませんか？【お菓子缶研究家・中田ぷうセレクト】

私が“ハロウィン愛”に、目覚めたのは今から40年ほど前。青山の『紀ノ国屋インターナショナル』や広尾の『ナショナル麻布マーケット』で、外国から輸入されたハロウィングッズを見て以来、ハロウィンならではの“不気味かわいい世界観”に心奪われてしまったのです。

その後、日本ではどんどんハロウィングッズが増えていきましたが、“不気味”要素が抜けた“かわいい”ものばかりになってしまい、いつしかあまりハロウィングッズを買わなくなってしまいました。

しかし今年は”不気味なもの“が明らかに増えてきているんです！　写真は、ハロウィンシーズン中の私のバッグの中身なのですが、右2つ、ドラキュラやフランケンシュタインなどが描かれた巾着とクリアマルチケースは、今年『サンキューマート』で買ったもの。『サンキューマート』のモンスターシリーズも、子どもっぽくないデザインでおすすめです。

今年の『フライングタイガー』のハロウィン雑貨で目立っていたのが、メタリック系雑貨。全然かわいくないのですが、かわいいですよね（笑）。「スケルトンユニコーン」の方は、自立して飾れますし、「スケルトン」の方は頭にひもがついているので吊るすことができ、手足もデッサン人形のように動かせます。

昔はこうした“ハロウィン・アクセ”を買うなら『クレアーズ』が鉄板でしたが、日本から撤退してしまった今は『フライングタイガー』に探しに行きます。

ピアスやネックレスなどもありますが、私があえて買うのは“手元をハロウィン仕様にしてくれるもの”。SNS用や仕事用の食べ物の写真を撮るとき、このアクセをつけた手を写り込ませると季節感が出ていいんです！　大事な撮影小道具です（笑）。

ハロウィンにぴったりのキャラクターと言ったら『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のキャラクターたちですよね。今年もハロウィンに合わせ『サンキューマート』や100円ショップの『キャンドゥ』でコラボ商品が発売されて、人気のあまりあっという間に店頭から消えていました。

でもそれ以外にもハロウィンにぴったりのキャラクターっていると思いませんか。『グレムリン』の「ギズモ」に『おばけのキャスパー』の「キャスパー」、『ゴーストバスターズ』のキャラクターたちに『チャイルドプレイ』の「チャッキー」……etc.

ギフトのセレクトショップ『BIRTHDAY BAR（バースデーバー）』では、今年も「ギズモ」の別注アイテムが販売されましたよね！

そんなハロウィンを思わせるキャラグッズの中で個人的におすすめなのが、“さがら刺繍のポーチ”。さがら刺繍とは、中国三大刺繍のひとつで、着物などに施されたぷっくりとした立体感のある模様を生み出す刺繍のこと。キャラが引き立ち、かわいいんです！

このさがらポーチ、定価は3,000円近いのですが、Amazonだとかなりディスカウントされているんです！　「ギズモ」はまだしも「キャスパー」などはメジャーなキャラクターじゃないせいでしょうか。お得なのでぜひ見てみてください。

“めだまマシュマロ”は、なんでもないケーキにくっつけて“モンスターケーキ”に変身させます。こちらはチーズケーキにモンブランをアレンジ！

日本では1970年代に、原宿・表参道に現在もある『キディランド』が、シーズンイベントとしてハロウィングッズの販売に力を入れるようになったことが、日本にハロウィンが広まったきっかけになったと言われています。そこから約半世紀。すっかり浸透したイベントとなりました。派手な仮装はしなくても、大人も楽しみたいですよね！　ぜひ、グッズや食べ物で“ハロウィン”を取り入れてみませんか。