キュートすぎる!「バーバパパ」のお菓子缶
null写真左、2つの丸缶は、『不二家』とフランス生まれの人気キャラクター「バーバパパ」の初のコラボ缶。中には「ミルキー」が入っています。「2024」とあえて西暦が入っているので、27日から開催される“パリオリンピック”の思い出にもなりそうですよね!
側面のデザインもそれぞれかわいいので、ぜひチェックしてみてください。お菓子缶のほかにもケーキ、マカロン、アイスなどのコラボ商品もあるので、見逃せません。
中にクッキーが入ったトランク缶は(写真左)、ふたの部分にエンボス加工が施されており、「バーバパパ」たちをいきいきと感じられる元気なデザイン。ギフト使いにもおすすめです。
ミュージアムシリーズに、ミュシャが仲間入り!
null『麻布かりんと』の人気シリーズ「KARINTO MUSEUM」。誰もが知る名画をステンドグラス風にアレンジした缶のシリーズですが、そのラインナップにミュシャが登場。この優美で華やかな缶!
「黄道十二宮(こうどうじゅうにきゅう)」は、ミュシャの1896年の作品。翌1897年のカレンダー用に依頼されたものでした。横を向いた女性のまわりには西洋占星術の十二星座が描かれています。
中には麻布かりんと(黒糖)、角ざらめかりんと、メープルシュガーかりんと、金平糖が入っています。
「ブルーブルーエ」限定、手のひらサイズの絵画缶
null有名画家の絵画がさまざまなグッズになった、雑貨店『ブルーブルーエ』オリジナルのアートシリーズに、キャンディ缶が登場(中にはストロベリー味のキャンディが入っています)。どれも手のひらにおさまるミニサイズの缶です。これは素敵すぎる……!
実は全5種類あるのですが、アンリエット・ロナ―・ニップの「ピアノレッスン」の絵画を用いた缶は早々に完売。私も買うことができませんでした。やはり猫の絵が用いられた缶は圧倒的に人気ですね。
今年も登場!鮮やかなロイヤルブルーが美しいトランク缶
null『カルディコーヒーファーム』オリジナルのトランク缶は、確か2022年のバレンタインのときが初登場。クラシカルな旅行かばんがモチーフとなっており、今までにミニサイズも含め、何度か販売されています。今回のサマーバージョンは、ロイヤルブルーを基調とした格調高いカラーリング。中にはシンプルなクッキーが入っています。発売されるたびに人気のこのトランク缶、今回も「1人2個まで」の購入制限がありました。欲しい方はお早目に。
話題のシマエナガとパリの缶
nullこちらも『カルディ』のオリジナル商品。シマエナガとパリをモチーフにしたお菓子缶です。シマエナガの缶にはストロベリー風味のキャンディ、パリ缶には、ラムネが入っています。
「雪の妖精」の異名も持つ、北海道ならではの鳥・シマエナガ。2016年あたりからその愛くるしい姿にジワジワと人気が出始め、今や100円ショップのグッズにもなるほど。そんなシマエナガのキャンディ缶が発売されました。SNSなどでも「かわいい!」と話題になり、あっという間に「完売」や「品薄」のうわさが……。しかし私が行った店舗にはまだたくさんありました。
エッフェル塔や凱旋門が描かれたパリ缶も、すっきりとしたおしゃれなデザイン。中にはカラフルなラムネが入っています。
先にご紹介した『ブルーブルーエ』オリジナルの絵画缶も含め、手のひらサイズの蝶番缶は、再利用しやすいのがいいところ。デスクまわりの整理にクリップを入れたり、キッチンだったら輪ゴムを入れたりもできますし、私は常備薬やのど飴などを入れて、バッグの中に忍ばせています。
『サブレミシェル』から夏にぴったりな“ギリシャ”が登場
null『サブレミシェル』は、“ミシェル”という女の子が世界を旅する中で見つけた、それぞれの国の“お気に入り”をサブレに仕立てたというコンセプトのスイーツショップ。中でも人気なのは、今のところ全17か国の国・都市をイメージした「ヴォヤージュサブレ」缶シリーズ。最新は6月に発売された「ギリシャ」。ブルーを基調とし、エーゲ海が描かれた夏にぴったりの缶です。
ショップの方にお聞きすると、従来からある「ウィーン」と「ドイツ」も最近デザインをリニューアルしたとのこと。
まず3月にリニューアルした“ウィーン”缶。
モーツァルトやベートーベン、シューベルトなど偉大な音楽家たちが活躍した“ウィーン”をモチーフにした缶には、国立歌劇場やグランドピアノ、バレリーナをデザイン。側面も鍵盤になっているんですよ!
そして5月にリニューアルした“ドイツ缶”は、以前のものと一変。「シンデレラ」で有名なノイシュヴァンシュタイン城が描かれたフェミニンなデザインに。
この先、どんな国が増え、またどんな風にリニューアルされていくかも楽しみですよね!
今まで夏はお菓子缶収集がお休みの時季だったのですが、去年あたりから夏も“新缶”が出るようになり、マニアとしては休むひまがなくなってしまいました(笑)。日本ほど1年を通し、さまざまな缶を楽しめる国は他にないのではないかと思っています。
撮影/中田ぷう
※価格は税込価格です。
(c)2024 Alice taylor & Thomas taylor ALL RIGHTS RESERVED
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram