小豆の中はイズニーバター&ゲランドの塩
null5月下旬、羽生結弦さんがファンタジー・オン・アイスで差し入れにした記事が出た途端「シーラカンス モナカ」が大評判に。
スイーツ好き(しかも仙台出身!)の私としては、見逃すわけには行きません。ネットで記事を読んですぐにECサイト『メゾン シーラカンス』をチェック。ほとんどの商品はsold outでしたが、化粧箱入りの商品を運良く注文できました。
※現在の購入方法は公式サイトで案内されています。人気のため簡易箱のみの販売(6月現在)。
待つこと2週間超え、ついに冷蔵便で我が家に!
はやる気持ちをおさえて開封してみると、白地に金色文字の高級感あふれる箱。つつみには古代魚・シーラカンスのプリント入り。シンプルでセンスを感じるパッケージに気分が上がります。
十勝産小豆にフランスのイズニーバターをはさみ、ゲランド塩を強めにきかせているそう。断面では、確かにバターがたっぷりはさまれている様子がわかります。
そして、お味は……。
こんなにおいしい最中は、はじめていただきました。ポイントはズバリ強気な塩! 塩味のあと甘みが追いついてきて「そうだ、これは最中だった」と再認識します。
そしてバターが濃厚かつ純度の高い味。すっきりしていて、しつこくない。塩とバターが小豆の甘みを最大限にひきたてて、これは甘じょっぱさの至高。
間違いなくとびきりおいしい最中です。羽生結弦さんのセンス、さすがとしか言いようがありません。
オーブンやトースターであたためてもよい、と箱の中に同封された説明書に書いてあったので、トースターで軽くあたためてみました。
これがまた!! 皮がパリサク、バターがジュワッ!「うまいな」と、ついひとりごとが出てしまうほど。うなりながら2個連続で食べてしまいました。家族の分を残しておかなければ……。
ネーミングの由来は?
nullでも、なぜ「シーラカンス」なのでしょうか? 気になって仕方がないので、メゾン シーラカンスさんにメールでお問い合わせしてみました。
すると翌日、すぐにお返事が。
「“シーラカンス”の名前の由来は、生きた化石と呼ばれるシーラカンスにちなんでいます。移ろいやすい時代ですが、時代を超えて古き良きお菓子を伝えていくというコンセプトから名付けました」
パティシエのカズノリイケダさんは仙台で生まれ、10年間パリで修行の後、東日本大震災を機に帰国し、故郷で自分のお菓子を食べてもらうために地元仙台にお店をオープンしたそう。
昔からある最中というお菓子も、新しい感覚でより多くの方に愛されそうですよね。仙台の店頭「メゾン シーラカンス」には最中以外のお菓子もあるとのことで、実家に帰省したときには必ず寄ろう!と心に決めたのでした。
成城石井の「八女玉露」が和菓子にピッタリ
nullおいしいお菓子には、おいしいお茶をあわせたい。最近のお気に入りは、『成城石井』で見つけた福岡県八女で栽培された玉露のティーバッグ。
玉露はお湯の温度管理が難しそうで、自宅で飲むのはハードルが高いと感じていたのですが、これはティーバッグ仕様で扱いがとにかく簡単。お湯をそそいで30~60秒待つだけで飲める他、水出しで冷たい玉露も簡単に飲めるんです。
苦みの中にしっかり茶葉の甘みを感じて、夏のジメジメや暑さもやわらぐよう。
シーラカンスモナカとの相性もバッチリでした。
シーラカンスモナカ 化粧箱4個入り 1,380円(税込)
kazunori ikeda individuel メゾン シーラカンス
※購入方法は公式サイトでご案内しています。6月現在
八女玉露 ティーバッグ(3g×10袋) 899円(税別)
成城石井で購入
↓スイーツ好きの方、こちらのバックナンバーもぜひご覧ください。
幼児雑誌の編集を20年ほど経て、2021年秋kufura編集部担当に。夫、娘と3人暮らし。スイーツ好きでごはんはぬいても甘いものは切らさない派。韓国ドラマ、映画、食べ物好きで娘と韓流情報を交換するかわたら、最近は2.5次元に沼りはじめて推し活スタート。