こんなにいろいろ!かぼちゃの種類
nullこんにちは。楠みどりです。朝晩はかなり冷え込む日も増えてきました。秋の味覚、楽しんでいますか?
さてこの日、お店にはかぼちゃだけでも6種類が並んでいました。最も一般的な皮が濃い緑色ものは「栗かぼちゃ」と呼ばれますが、それ以外の品種では、調理法や味にも様々な特徴があるそう。
1.雪化粧(白皮かぼちゃ)
薄緑色の皮が特徴。粉質でホクホクしており、甘みが強い。かぼちゃらしい香りはそれほど強くない。
2.バターナッツ
ひょうたんのようなユニークな形とクリーム色の表皮が特徴。スープにすることが多い。シンプルに焼いたり蒸したりしたものにバニラアイスを添えて食べるのもおすすめだそう!
3.鈴かぼちゃ
手のひらサイズで、表面の縞模様が特徴的。
皮が柔らかいので切りやすく、断面の果肉は明るい黄色。生食できるのが特徴で、サクサクとした食感が楽しめる。皮も種も食べられるので、栄養をまるごと摂取できます!
4.ぼっちゃんかぼちゃ
小型のかぼちゃで、粉質で味が良い。果肉もオレンジに近い鮮やかな色味。形を活かして丸のままくり抜いて調理することも。
5.コリンキー
鮮やかなオレンジ色が目を引く、小ぶりのかぼちゃ。生で食べられます。カリカリとした歯ざわり。
6.栗かぼちゃ
ホクホクした食感で、香りも良いかぼちゃの代表的品種。収穫は主に夏の終わりですが、数カ月寝かせて熟成させることで甘みが増し、よりおいしくなります。
丸ごとの栗かぼちゃはヘタを見る!かぼちゃの選び方
null丸のままのかぼちゃはある程度長期で保存がききますが、中に虫がいることもあるため、スーパーではカットして売られることが多いそう。
カットしてあるものを買う時は切り口がみずみずしいものが新鮮。時間が経つと切り口のでんぷん質が乾燥して白っぽくなってきます。
また、カットしたかぼちゃは水分が多いところから傷み始めるので、種とワタを取り除いてから冷蔵保存するようにしましょう。
カットしたものはいかにもおいしそうな濃い果肉の色も手がかりになりますが、丸ごとのかぼちゃはどう選べばいいでしょうか。
かぼちゃは収穫してすぐより、しっかり乾燥・熟成したものの方が甘みが強く、おいしいんです。こんな風にヘタがしっかり乾いて固く、コルク状になっていることが選ぶ際のひとつの目安になるそうです。
かぼちゃには見た目が特徴的なものも多く、眺めているだけでも楽しい! かぼちゃの煮物が得意でない男性も多いと思いますが、鈴かぼちゃやコリンキーのような生食できるものなら、サラダやサンドイッチにしておいしく食べてくれそうですね。
かぼちゃを切るのが苦手な人には、ぼっちゃんかぼちゃが扱いやすいかもしれません。レンジ加熱して中身をくり抜いたものにチーズなどを詰めてグラタンにすると、丸ごと食べられます。
かぼちゃの栄養価の高さは野菜の中でもトップクラス。寒くなるこれからの季節、積極的に食べたいですね。
10月の畑通信:ケールが元気に育っています!
nullこんにちは! 畑通信担当の浅利です。
こちらはカリーノという、フワフワした葉で苦みの少ない品種のケールです。もうすぐ収穫できる大きさに育ちました。年間を通して栽培していますが、露地で育てられる10月後半から冬の期間が、甘みと肉厚感があって一番おいしい季節です!
日本で、完全無農薬でケールを育てている農家は本当に少数。始めたばかりは失敗も多かったですが、試行錯誤を経て味・収穫量ともに安定したものをお届けできるようになりました。まだまだ研究は続きます!」
【取材協力】
神楽坂野菜計画
東京都、神楽坂にある八百屋さん。取り扱うのは、全て農家直送の無農薬栽培/特別栽培の野菜。野菜のほか、無添加調味料・お店の野菜を使用したオリジナル食品などの開発も。
年間700種類、常時250種類の野菜・加工品を揃える一方、東京都日の出町にて自社農園も経営し、サラダハーブなどの栽培にも取り組む。
公式ホームページ:https://yasaikeikaku.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/kagurazaka_yasaikeikaku/