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おいしいうえに盲導犬の応援もできるクッキー缶、知っていますか?【本日のお気に入り】

我が家は祖父母の代から、家族全員犬好きです。そのため私も筋金入りの犬好きに育ちました。
子どもの頃から“盲導犬”の姿を見ては、母と何度も“パピーウォーカー”のボランティアに申し込もうかと話し合いました。パピーウォーカーというのは、パピーを“立派に送り出すこと”が使命。しかし私も母も自分の“人間ができていないこと”はよーくわかっていましたので、いつもボランティアの話は頓挫していました。でも少しでも盲導犬の力になりたくて、長年、募金をしていました。

チャリティーにつながるクッキー缶

盲導犬アート缶2021年版1,620円(税込)

今から数年前。偶然通りかかったクッキーの「泉屋東京店」で何やらかわいい犬の絵が描かれた缶がありました。これが“盲導犬アート缶”との出会いでした。

そのときは“かわいい!”と思って買っただけでしたが、調べてみると「一般社団法人 盲導犬総合支援センター」のオリジナルデザインで、売り上げの一部は、こちらの盲導犬総合支援センターを通じ、補助犬育成及び障がい者の社会参加の支援活動に役立てられるとのこと。子どもの頃からなじみある“泉屋”さんが、こんな取り組みをしているとはこのときまでまったく知りませんでした。

左は2020年版の「盲導犬アート缶(レッド)」。まだ一部で取り扱いがある。

この「盲導犬アート缶」シリーズは2016年よりスタート。「『泉屋東京店』のファンの人にも盲導犬支援の輪を広げたい」「ギフト向けのチャリティーグッズを作りたい」という盲導犬総合支援センターからの声かけからスタートした企画だといいます。

イラストを手がけるのは、セツサチアキさん。自身も犬を飼われていたため、犬たちの表情やしぐさがとてもリアルで、犬を飼ったことがある人なら“思い当たる”姿がたくさん描かれていて、犬好きに送るととても喜ばれるんです。

お菓子でこうした取り組みができるって、ちょっと素敵だと思いませんか?

4月には、ねこ缶も仲間入り

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そしてこちらは今年4月に発売された「ねこ缶」1,512円(税込)。

「盲導犬アート缶」と同じ、セツサチアキさんがイラストを手がけています。筋金入りの犬好きですが、実はうちには猫もいるため、こちらも“推し”です(笑)。

中には8種類のクッキーが入っているのですが、今の時代に合わせてか、すべて個包装。こうした気遣いはうれしいですよね。
またオリジナルのミニ絵本も入っています。

 

盲導犬缶もねこ缶もかわいいので、食べ終わったあとももちろん“収納箱”として活用。子どもの折り紙やUVレジンの道具を入れています。


ライター・中田ぷう

編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』(光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学4年生、高校3年生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。

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