カルディのブルスケッタは、ブラックとグリーンの2種類
nullブルスケッタとはイタリアの前菜料理のこと。簡単に言うとガーリックトーストの上にオリーブオイル、塩、こしょうをからませた具材をのせたもので、よくトマトを使った“ブルスケッタ”は日本でも見たり食べたりしますよね。
さて、カルディの「ブルスケッタ」は、まさにガーリックトーストにのせるのにぴったりなオリーブペーストのこと。
グリーンオリーブ・ブラックオリーブの2種類あり、どちらも刻んだオリーブとガーリック、アンチョビペースト、ケーパーをオリーブオイルに漬け、酢、塩、こしょうで味付けしたもの。
グリーンはバジル、ブラックにはトマトピューレがアクセントに使われています。
ちなみにオリーブの実というのは、グリーン→紫→ブラックと色が変化し、いちばん若いグリーンがみずみずしく苦味があり、熟成したブラックオリーブは甘みがありまろやかで食べやすいと言われています。
確かにカルディの「ブルスケッタ」もグリーンの方が香りも味も青みが強く、ある種“とんがった味”がし、ブラックの方がまろやかな味と香りを楽しめます。
マヨネーズと合わせて簡単ディップ
nullそのままガーリックトーストに「ブルスケッタ」をのせてもおいしくいただけますが、ひと瓶あったらいろいろと楽しみたいですよね。
そこでまずは簡単にマヨネーズと合わせてみました。コクとオリーブの風味が加わり、クセになるおいしさのディップに変身!
生野菜とも好相性です!
グリルした野菜や白身魚に合わせてもおいしいです。私はよりクセのあるグリーンオリーブで作るのが好きですが、ブラックオリーブで作ってももちろんおいしくいただけます。
鯖缶やクリームチーズと好相性!
nullそしてこちらは「ブルスケッタ」をブルスケッタ風にアレンジ(ややこしい……笑)!
ガーリックトーストを作るのが面倒なので、プレーンなバゲットを使っています。
まずグリーンオリーブの方は鯖缶、新玉ねぎ(ない場合は紫玉ねぎを)、塩、こしょう、マヨネーズ少しをフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまでかくはんします。これだけで鯖とオリーブのディップの完成!
これをバゲットに塗ります。仕上げにパセリをどうぞ。クセありグリーンオリーブが鯖&新玉ねぎと抜群に合いますよ!
そしてブラックオリーブの方は、クリームチーズを塗ったバゲットに生ハム、プチトマトと一緒にのせて。バゲット+クリームチーズ+生ハム+プチトマトという鉄板の組み合わせにブラックオリーブの「ブルスケッタ」を加えただけですが、一気にバル系おつまみに昇華!
火にかけると旨味がぐっと増す!
nullそして新たな発見だったのが、「ブルスケッタ」は火にかけるとぐっと旨味が増すこと。そこでパスタに使ってみました
グリーンオリーブの「ブルスケッタ」は主張が強いので、肉系が合うと思い、ソーセージと合わせて。フライパンに「ブルスケッタ」とオリーブオイルを合わせ火にかけ、香りが立ったら刻んだソーセージとプチトマトを入れます。ここへ茹で上がったパスタとゆで汁大さじ1杯分を入れて炒め絡めるだけ。
ブラックオリーブの方はまろやかながらもコクはあるので、魚介系・イカと合わせて。フライパンに「ブルスケッタ」とオリーブオイル、にんにくを合わせて火にかけ、香りが立ったらイカを入れて炒めます。ブロッコリーは小房に分け、パスタを一緒にゆでます。茹で上がったらイカを炒めたフライパンにゆで汁大さじ1杯分を入れて炒め絡めます。
どちらもワインに合う、最強つまみ系パスタ!
「ブルスケッタ」を使うことで外食っぽい味わいになるのもいいんです。
ごはんとも合うんです
nullパスタに合うなら、同じ炭水化物のごはんとも合うと思い、合わせてみたのですが、これが大正解!
“オリーブ”と考えるからアレンジが難しくなるので、“お漬物みたいなもの”と思うとごはんと合わせるアイディアも沸いてきます。実際オリーブオイルペーストとはいえ、酸味もありお漬物みたいです(笑)。
たとえば高菜の代わりにじゃこと合わせてチャーハンに。
または生ハム、パセリと一緒にごはんに混ぜ込み、卵をのせてオムライス風にしてみたり……(どちらにグリーンオリーブ、ブラックオリーブを使っても構いません。お好みでどうぞ)。
いつものチャーハンやオムライスがおしゃれビストロのメニューみたいになります。この2つ、オリーブ独特のクセと旨味が効いて大人にはたまらない奥深い味を楽しめるのでぜひ作ってみてください。
いかがでしたか? カルディの「ブルスケッタ」。グリーンオリーブとブラックオリーブ、同じオリーブでも2つの異なる味を楽しめるのもいいところ。なかなか外食できないこのコロナ禍の食卓だからこそ楽しめると思うので、見つけたらぜひ買ってみてくださいね。
撮影/中田ぷう