とろみなし。ぷるぷるゼリー系テクスチャー
null基本材料は砂糖、苺、バター。すごくシンプルです。ふたを開けるといちごの甘酸っぱい香り。いちご狩りに行ったとき、あのビニールハウスに入った瞬間の香りがします(笑)。バターの香りはほとんどしません。
テクスチャーは固め。とろみ感が一切なく、すくうと固めのプルプル感を感じられます。かといって“ダマ”になるほどではないので、パンやスコーンにも塗りやすいですよ。
普通のいちごジャムほど甘すぎず、どちらかというと酸味がきちんとある味。食べれば、“いちごバター”がとろけ、あのいちご特有のフルーティな香りが鼻を抜けていきます。これが“本物のいちご以上においしい”と言われるゆえんかもしれません。
そしてバターが入っているので、普通のいちごジャムに比べ、コクとまろやかさ、まったり感があります。
カルディに限らず“いちごバター系”はパンよりもスコーンに合うと聞いたのでスコーンに塗ってみました。美味! 普通のいちごジャムだったらクロテッドクリームと合わせて使いたいですが、「あまおう苺バター」だったらこれさえあれば十分! 食パンに限らず、クロワッサンやクラッカーも絶対に合うはず。まさにこれ1つあれば、何かに塗るだけで“即席いちごスイーツ”に変身します。
ベリー系のスイーツが好きな人にはたまらない1品ですね~!
電子レンジで溶かせば“苺バターソース”に
null“ゼリー系の固めテクスチャー”だとお伝えしました。そこでちょっと電子レンジにかけて溶かしてみることに。小皿に移し替え、20~30秒かけてれば、とろりソースに変身! これでぐっと用途が広くなります。しかも溶かすとバターの香りがかなり主張をしてきました。
たとえばパンケーキにかけたり、ヨーグルトにかけたり……固めテクスチャーだとパンケーキに染み込まないし、ヨーグルトにも混ぜ入れにくいですからネ!
若い人限定(笑)。“苺バター”紅茶
nullちなみにバターコーヒーをまねして、“あまおう苺バター”紅茶も作ってみたのですが、おいしいにはおいしいですが、コクがプラスされすぎて飲み続けられませんでした(笑)。コーヒーや紅茶にバターを入れるのって、ミルクを入れることを考えたらおかしいことではないのですが、やはりバターはミルクよりも濃く、アラフィフの私は飲んでいて疲れてしまいました! 若い方はぜひ試してみてください。いちごの香りが紅茶についておいしいですよ。
いかがでしたか、カルディの「あまおう苺バター」。カルディに限らず、「成城石井」や「紀ノ国屋」でもオリジナルのいちごバターを販売しています。新春ならではの楽しみですから、ぜひいろんな“いちごバター”を楽しんでみてくださいね!
撮影/中田ぷう