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「いつかおうちで作ってみたい」とみんなが思う憧れの料理ランキング!お肉系が上位に続々

旅先や外出先で食べて印象に残っている料理や、テレビや雑誌で見て美味しそうだなと思った料理はありませんか? そんな料理がおうちで作れたらステキですよね。
そこで『kufura』では、女性392人にアンケートを実施。「いつかは作ってみたいと思っている憧れの料理」と、そうは思っていても叶えられていない理由について聞いてみました。早速、ランキング形式でみていきましょう。

第5位:角煮・・・12票

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※コメントは「作りたい料理とその理由またはきっかけ/作れない理由」としています。

「豚の角煮。電気圧力鍋をもらったから/材料が高価だから」(39歳/主婦)

「豚の角煮。テレビで見ていて食べたいと思ったから/豚肉の塊が高いから」(29歳/総務・人事・事務)

「角煮を短時間でトロトロにしたい/時間がない」(37歳/公務員)

「豚の角煮。テレビで見て作り方も簡単でおいしそうだったから/豚バラが高いから」(38歳/主婦)

和食の「角煮」が第5位にランクイン! お箸で切れるほど柔らかなホロホロ食感の角煮はたまりませんよね。醤油や砂糖など、ご家庭にある調味料でトライできそうですが、大半が「ブロック肉が高い」と回答。“お財布問題”はやはりシビアなようです。

第4位:ビーフストロガノフ・・・15票

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「ビーフストロガノフ。都会のレストランで初めて食べてあまりの美味しさにびっくり。カレーやビーフシチューも家で作れるのなら、頑張れば作れるのではないかと思って/本当に美味しいビーフストロガノフを作るには、材料を揃えるのも手間も大変そうだから」(44歳/主婦)

「ビーフストロガノフ。名前は聞くけど食べたことがない/お店で食べたことがないので味の正解が分からない」(49歳/総務・人事・事務)

「ビーフストロガノフ。以前からおしゃれで作りたいと思っていたので/手間がかかりそうなので」(36歳/主婦)

「ビーフストロガノフ。子供の頃料理本で見て、こんな料理があるのかと衝撃を受け、いつか作ってみたい/料理本が実家にあって、なかなか見に行けないので」(48歳/コンピュータ関連以外の技術職)

4位は、ロシアを代表する牛肉の煮込み料理「ビーフストロガノフ」でした。日本ではトマト缶やデミグラスソースを活用したレシピが多く見受けられますが、本格的なビーフストロガノフを作ろうとするとスメタナ(サワークリーム)などの材料が必要だったり、下準備が必要だったりと手間のかかることから、ちょっと敷居の高い料理というイメージがあるようです。

第3位:ローストチキン、ローストターキー・・・17票

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「ローストチキン。いつも店で買って食べているが、一度焼きたてのローストチキンが食べてみたいから/鳥まるごと焼くのが難しそうだから」(37歳/主婦)

「鳥の丸焼き。中に色々はいってるやつ、海外ドラマとかのホームパーティーで出ているの、あれに憧れがあるから/難しいのと、オーブンに入らなさそう」(21歳/学生・フリーター)

「ローストチキンをクリスマスに丸ごと一羽焼いてみたい/鳥が高い、中まで火が通りにくい」(32歳/主婦)

「七面鳥。アメリカのクリスマスの定番料理で食べてみたいから/売ってないし、オーブンがない」(46歳/その他)

「まるまる一羽をこんがり焼いたチキン。サイトで絵を見て、食欲がそそられた/なかなか手にはいりそうにない肉だから」(50歳/主婦)

「ローストターキー。人が集まることがないので、丸ごとはなかなか作れない/食べきれないから」(46歳/主婦)

3位は、鶏(または七面鳥)を一羽まるっと焼き上げるローストチキン、ローストターキー。クリスマスの時季、食卓の主役を飾る料理といっても過言ではありませんよね。

作れない理由としては、詰め物の手間よりも「丸鶏が手に入らない」という声が多く聞かれました。そのほか、まるごと1羽入れられるオーブンがないという物理的な理由や、焼き上げるのが難しそう、そのボリュームから食べきれない……といったことがあげられました。

第2位:パエリア・・・22票

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「パエリア。女子会で友人が作ってすごくインスタ映えしたので/海鮮の下準備が苦手なので」(35歳/総務・人事・事務)

「パエリア、ムール貝をのせて豪華な見た目が憧れる/ムール貝や貝全般、子供が好きじゃないから。もう少し大きくなって味覚が変わるのを期待」(40歳/主婦)

「パエリア。見た目がおしゃれでおいしくて、日頃自宅で食べるイメージがなく自宅パーティーなどで使えそうだから/材料費がかかる。調理に時間がかかる」(20歳/学生・フリーター)

「お店でしか食べたことがないのでパエリアを家でも作ってみたい/パエリア用の鍋(フライパン?)がないから」(30歳/総務・人事・事務)

「パエリア、スペインでたべておいしかった/オーブンがない」(49歳/その他)

「パエリアはみんなで楽しく会食出来る鍋料理だと思うから/調理法をちゃんと把握できていないから」(60歳/その他)

サフランライスの上にエビやイカ、ムール貝などをのせた魚介の旨みたっぷりのスペイン料理「パエリア」が2位に。インスタ映えやパーティメニューなど、その色鮮やかな見た目を理由にチャレンジしてみたいという方が多数いました。しかしいざ作るとなると、具合の好き嫌いや材料費がかかること、そもそもオーブンがないなどの理由からなかなか踏み切れないようです。

第1位:ローストビーフ・・・54票

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「ローストビーフ。低温調理器を購入したらぜひ作ってみたい。子供が大好きなので、誕生日に作ってあげたい/低温調理器をまだ購入できてないので(適当だと失敗しそうなので)」(45歳/主婦)

「ローストビーフ。来客をもてなすために作ってみたいです/時間がない」(47歳/総務・人事・事務)

「ローストビーフは頂き物だと思っていたら、テレビで作れることを知ったので一度作ってみたい/材料がお高い」(47歳/主婦)

「ローストビーフ、家で簡単に作って いつもの食卓を少し贅沢に見せたいから/材料が高価だから」(30歳/総務・人事・事務)

「ローストビーフ。トレーニングをしている旦那には低脂質、高たんぱくな料理なので作ってみたい/子供が小さいため料理に時間をかけられない」(28歳/その他)

ダントツの1位に輝いたのは「ローストビーフ」。お祝い時のメニューや、食卓をちょっと華やかにしたいという回答が多かったことから、“豪華なおもてなし料理”というイメージを持つ方が多いようです。ただ、塊肉が高いこと、肉を常温に戻してから焼いて…と時間がかかることなどから、サッと作れる料理とは言えない点がネックのようでした。

ランキング外には、こんな料理も…

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ランキングの6位以下は、カレー、チャーシュー、ステーキ、参鶏湯、オムライス…と続きました。その他にもたくさんの声をいただきましたので、いくつかご紹介します。

「燻製。いろいろな食材を自分で燻製にしたい/道具や食材を揃えるのにお金がかかる」(70歳/主婦)

「少し地味ですが、黒豆を上手く作りたいです。毎回、ふっくらと仕上げる事が出来ないからです/お正月くらいしか作らないので、上手く作るのが難しいです。96歳の義母はとても上手に作ることが出来ましたが、認知症でアドバイスを受ける事が出来なくなりました」(59歳/主婦)

「ロシア人のお友達が作ってくれた『ボルシチ』がとても美味しかったので、生のビーツが手に入ったらいつか作ってみたい/生のビーツがなかなか手に入らないのと、とても時間がかかる料理なので、なかなかチャレンジできない」(44歳/主婦)

「鯛の塩釜焼き、大型オーブンが台所に備え付けであるがなかなか出番がないのでやってみたい。ダイナミックな料理でパーティーをやりたい/今は少し家の事情で忙しいから」(43歳/主婦)

「おせち料理。年末に家族で作ることに憧れる/年末年始はやはり忙しい」(53歳/総務・人事・事務)

「イノシシ肉の鍋。ジビエの健康効果が魅力的だから/材料が高価」(62歳/主婦)

「洋食フルコース。家族に温かいものは温かいうちに、出来立てを次々に食べてもらいたいから/忙しくてそこまで時間をかけられないから」(48歳/主婦)

「オーストリアのケーキ、キルシュトルテ。なかなかケーキ屋さんに売っていないし、ほかのケーキにはない美味しさがあるから/材料のサワーチェリーの缶詰がなかなか手に入らないため」(44歳/女性)

おせちや海外のお菓子など、多岐にわたるジャンルでみなさんの食指が動いていました。

 

いかがでしたか?
ランキング上位にはみんなでシェアして食べられるようなおもてなし料理が目立ちました。たしかに振る舞えたらステキだなと憧れちゃいますよね。その一方で、コスト、手間、材料調達の問題などが先だって、いざ作るとなると二の足を踏んでしまうという理由にも納得です。なかには「失敗したらどうしようという心配を先にしてしまい、踏み切れない」「料理の腕に自信がない」という方も……。

特に設備面を調えるのは容易ではありませんが、あとはやる気だけ!ならば、今年挑戦できるといいですね。その時はきっと家族や友人に注目されること間違いなしです!

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