昨年の登山で膝を痛めた筆者
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夏の白山は高山植物が咲いていて、本当に綺麗でした。また登りたい……!
昨年夏に白山に登った筆者、どうやら下山で右膝を痛めたようで、その後整形外科通いの日々を送っていました。さらに、ちょっとでもヒールの高い靴を履くと、2~3時間で膝が痛くなるように。それからはもっぱらぺたんこのスニーカーやローファーなどを履いていました。
ところが、ぺたんこなら大丈夫かと思ったら大間違い。今年の夏休みに南国を訪れた際に履いたぺたんこサンダルで膝が痛くなったのです。どうやらクッション性の無いフラットなサンダルは長時間歩けないということが判明。人間工学に基づいたサンダルなので大丈夫かと思っていたのですが、だめだった。
靴のクッション性がいかに大事か、ということを身をもって知ったのです。
「On」がいいらしいという口コミ
nullスニーカーもメーカーによってソールの形状やクッション性は全然違います。かつては『アディダス』を愛用していましたが、クッション部分はわりとフラット。何なら滑る感じ。
なので、ここ最近は『NEW BALANCE』のソールが厚めのものをヘビロテしていました。
そんな中、友人知人から「『On』は歩きやすいよ」と耳にしたのです。
『On』はスイス発のスポーツブランドで、創業者は元トライアスロン選手とその仲間。“シューズ界のアップル”と言われるほどイノベーティブな技術や構造が目玉で、日本上陸は2013年でしたが、2021年頃から街中で目にするようになりました。元トライアスロン選手が作ったと聞いて、「トレイルランニングは私はやらないから、関係ないや」と思っていました。
ところが、ファッションシーンでは『ロエベ』とのコラボレーションや、セレブリティが愛用するなどの流れもあり、どんどんポピュラーに。そうこうするうちに、友人知人も履くようになっていったようです。
ランニング以外のアイテムもあるらしいと聞き、試し履きの末、筆者も購入を決意しました。

歩きやすい!
null筆者が購入したのはタウンユース用の「Cloudtilt(クラウドティルト)」。確かにクッション性が高くて、その名の通り雲の上をはねているような歩き心地がします。
『On』のサイトによると、
クラウドティルト:街歩きを一日中快適に楽しめるよう、クッション性を最大限に追求した軽量モデル。重さ: 229g
- CloudTec Phaseがなめらかな重心移動を実現
- 有限要素解析技術を駆使した精密設計
- スムーズな履き心地をもたらす超軽量ミッドソール
- Cloudパーツを精緻に調整し、究極のクッショニングを追求
- ソックス形状の履き口とスピードシューレースで着脱が簡単
- 高いエネルギーリターンをもたらすHelion™スーパーフォーム
- 原液着色法により水使用量を90%削減
『On』は、着地の際など必要なときだけに作動する世界初の特許取得技術“クラウドテックソール”をすべてのシューズで採用。着地時の斜めからの衝撃を吸収し、潰れた後に元の形に戻ることで優れたクッション性と安定感、そして前に進む力を提供するのだそう。
この「Cloudtilt」は毎日の動きをもっと軽やかにするために誕生したモデルで、サイトには「最先端のCloudTec Phaseミッドソールが極上のクッショニングを発揮し、なめらかで軽やかな足取りをサポート。足全体にかかる歩行ストレスを緻密に分析し、街歩きに最適なデザインに仕上げました」と紹介されていました。


靴ひもを結ばなくていいから楽
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靴ひもを結ぶタイプの「On」もありますが、「Cloudtilt」はスピードシューレースタイプ。
実際に履いてみて、クッション性や歩きやすさはもちろんのこと、靴ひもを結ばなくていいのも良かったです。
これは靴ひもをゴムバンドのようにした「スピードシューレース」という仕様で、スッと履くだけでOK。スリッポンとは異なり、しっかり足をホールドします。そのフィット感が足にとっては良いのですが、真夏はぴったりしすぎてちょっと暑かった……。サイズ選びの際は、そのあたりをお好みに合わせるといいかもしれません。
歩きやすくて、ついつい歩く
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猛暑の8月も歩いてた。
もともとよく歩く筆者ですが、『On』のスニーカーを入手してからは、さらに歩いている気がします。だって歩けちゃうんだもん。膝の痛みもあまり感じません。というか、最近は気にならなくなってきた。
膝痛持ちのみなさん、『On』のスニーカーなら着地時の衝撃が抑えられるから、膝に響かなくてよいかもしれませんよ。
価格は2万円越えとなかなかなお値段ですが、歩きやすさや膝への負担、医療費を考えたら、結果的にはアリなのではないかと思う次第です。
あくまでも個人の感想です。でも、筆者には良かったです。
テーピング用のテープを切りやすい!「コクヨのベタつかないハサミ」
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先日、『KOKUYO』の新製品発表会に行った際にお土産でいただいた、ハサミ<サクサ>シリーズの「ベタつかないハサミ」(605円・税込)。これが、その名の通りテープをサクッと切ることができるんです。
膝に痛みを抱える人は、時にテーピングをしませんか? 筆者はゴルフなどの運動時にテーピングをしています。その時に、軽くイラっとするのがハサミの切れ味の悪さ。粘着部分がハサミの刃について、なかなか上手に切れないことがしばしばありました。
しかし!この「ベタつかないハサミ」を使ったところ、サクサク切れた!
“グルーレス刃”というハサミを閉じた状態で刃と刃の間が中空になる構造となっており、刃の接する部分を最小限に抑え、粘着テープなどを切っても長期間、刃に粘着剤が付着しにくい仕様になっているのだそう。テープを切る際に、ぜひ使ってみてほしいです。
膝痛い民に届け~!



神保町で働く編集者。少女漫画からファッション、テレビ、トレンド情報、堅実女子、アウトドアなどの専門メディアを経て、kufuraへ。音楽と旅とアートと山とゴルフとサウナが好きです。一度ハマると長めです。2024年現在、ビリヤニとキャロットケーキを追いながら、あんことおはぎにも熱視線を送っています。