今年のヒートテックは「カシミヤ混」がイイ!
nullこちらの「極暖ヒートテックカシミヤブレンドタートルネックT」、まず驚くのは、その「薄さ」。ヒートテックの中でも「極暖」シリーズなのに大丈夫?と不安になるほど。ただサイトによると、通常のヒートテックよりも約1.5倍暖かい、とのこと。
色はこの「ナチュラル」のほか全6色。定番の黒、グレーのほかオリーブも深みがあってとてもいい色(私はこちらを買い足し予定)。サイズもXSから3XLまでとユニクロならではの幅広い展開です。
これまでのヒートテックと比べて「コレはイイ!」と思ったところは……
1:トロンと柔らかな極上の肌触り
2:「極薄」でワンピースやシャツの下にも重ね着しやすい
3:首回りが2重になっていてほどよくホールド。キツくないのに、ダレてこない
1:トロンと柔らかな極上の肌ざわり
なんといってもこのヒートテックの魅力は「カシミヤ9%配合」という、なめらか&ふんわりの素材。めちゃくちゃ薄い、上質のニットを着ているかのような肌触り。
正直、これまでヒートテックは「暖かな機能性肌着」という感覚で選んでいたので、「服」という意識はなかったのですが、これは立派に「服」ですね。
2:「極薄」でワンピースやシャツの下にも重ね着しやすい
残暑が長く「初秋」くらいの気温がまだまだ続きそうな今年。しっかりした「ニット」はまだまだ出番が先になりそうです。薄手のワンピースの中に、このヒートテックを着る、くらいのコーディネートがちょうどいい感じ。
ちなみにこのヒートテックは袖が少し長め。なので、写真のように、ワンピースの袖の中から、この「ナチュラル色」を出すことで、コーディネートのポイントにも。
上にカーディガンを着る場合も「極薄」なのでもたつかず、いい感じにおさまります。
そして着てみてわかった嬉しいポイントが、丈が短かすぎないこと! これならお腹周りも気になりません。
少し前までのヒートテックは私には丈が短くて、ウエストにインしてもずり上がってきてしまうことがしばしば。そこが修正されればなあ、と思っていたのでこれは朗報です。
ただ、1つだけ注意ポイントが。
この「ナチュラル」色の場合、極薄だけあって透け感が少し目立ちます。なので、1枚で着る場合(上に何も羽織らない場合)は、体にピタッとしすぎない大きめサイズを選びたい。また下着の色を、肌に近い色にするなど工夫も必要かもしれません。店頭で試した黒やブラウンなど、濃い色の場合はそこまで気になりませんでした。
とはいえ、この「上品な透け感」が野暮ったくならないポイントでもあるので、そこは上手く工夫したいところです。
3:首回りが2重になっていてほどよくホールド。キツくないのに、ダレてこない
タートルネックを選ぶ場合、気になるのが首回りの長さとゆるさ(キツくなさ!)。そこも、この1枚はとてもいい塩梅です。
長いタートル部分を内側に半分に折り込んだ仕様になっているので、首回りだけ布地は2重に。
写真で伝わるでしょうか? 首回りが2重になっているおかげで、こんなに極薄でも首の付け根にクシュクシュっと落ちてきてしまうことがなく、スッと柔らかく首に寄り添ってくれます。
コレ、実は首を長く&小顔に見せてくれる(地味だけど)重要なポイント!
こういう細かい心配りがあるところが、このヒートテックが「UNIQLO:C」という、デザイナーさんとのコラボラインから出ている所以かもしれません。
秋が深まり「重ね着」が楽しくなってくる季節。この「極薄」ヒートテックに、どんどん活躍してもらおうと思っています。
趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。『Oggi』や『美的』で美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。2021年4月〜2022年10月にはラジオJ-WAVEで毎朝の生番組のナビゲーターも。インスタグラム@sizukuishii