私的・年末年始スタイルについてご紹介します
nullさて、2022年最初にご紹介したいのは、こちら! GAPの「ニット プルオン ワイドレッグ」です。聞き慣れない名前ですが、つまりはワイドシルエットのニットパンツですね。
元旦に登場させるには、やや地味なビジュアル……とも思ったのですが、私の個人的な年末年始のスタイルの話をしたくて。 通常であれば、1年で最ものんびり過ごせる時期。家族で旅行に行ったり、実家に帰省したりなど、室内でゆるっとする時間がたくさんあります。そこで、いつも年末が近くなると「部屋着じゃないけど、リラックスして着られる一枚」を新しく買って、それをフル活用しているんです。
アイテムは、オーバーサイズのワンピースだったり、ニット素材のオールインワンだったり、その年によって違うのですが、今回はニットパンツにしてみました。
大事なのは「あくまでも部屋着ではない」ところ。いわゆるワンマイルウェアですが、室内で着るけれど、限りなく外着にも近くて、初詣や近所への散歩、スーパーに買い物に行ける、くらいのバランスがベスト。
休みが長い今の時期は、こういったアイテムがとても重宝するんです。たとえば実家に帰省するというときも、このアイテムを軸にワードローブを構成すると、無駄がないのではないでしょうか。
ニットパンツでも、だらしなく見えない組み合わせってあるんです
nullそんなわけで、この原稿を書いている今はまだクリスマスですが、来たる年末年始に向けて、コーディネートを妄想してみました。
【Style01】セットアップ風スタイルでつくる大人っぽいカジュアル
ニットパンツと近い色のニットを合わせて、セットアップ風にしてみました。ちなみにGAPには同素材のトップスもあるので、本当にセットアップにすることもできます。白のカットソーをインして、すそをのぞかせると、ウエストマークされるので、パジャマっぽくなりません。
アウターは、 vol.21『GAPのダウンベスト(7,990円)は、着る時期が短いからこそ冒険した色を選びたい!』)、足元は、vol.20『スニーカー以上ローファー未満! ムーンスターの「エイトテンス キッチェ」(5,500円)』と、連載の集大成的な組み合わせになっていますが、他意はございません。
【Style02】白いブラウスでニットパンツをクリーンな印象に
もっときれいめな着こなしをするなら……と、考えたコーディネートです。パンツの表面がさらっとしているので、布はくのブラウスとも好相性。
ベーシックなワイドパンツと、それほど離れた存在ではないのがこのパンツの強みだし、だからこそ選んだので。お正月が終わっても、週末は(ひょっとしたら平日も)こんな組み合わせをしていそう。
冬の休日は、「部屋着以上、外着未満」なアイテムが最強です!
nullこんな着こなしで、お正月休みは過ごしていそうです。また、お正月があけても、すぐに3連休がやってきますし、冬の休日にこういったリラクシーなアイテムを一着取り入れるのは、本当におすすめ!
予定はないけど、温泉旅行とかドライブとかに行くときもすごーく便利なので、ぜひチェックしてみてください。
今回も、いいお買い物できました!
editor_kao
エディター。大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。