京都の老舗絵具店が手がける“爪にやさしい”ネイル
このネイルを手がけている上羽絵惣は、なんと京都で260年以上続く日本画用絵具専門店。
2010年に誕生した「胡粉ネイル」には、日本画の白の絵具である「胡粉」……つまりホタテ貝の粉末が使われています。爪に負担のかかる有機溶剤などの成分をできるだけ避けて作られているので、あの独特のツーンとした臭いがないんです! ネイルの臭いが苦手……という方に本当にオススメです。
爪に塗ってから乾くのも早く、1、2分手をプラプラさせるだけでOK。塗り心地も軽くて、爪がちゃんと呼吸できてるな〜という感じがします。
また、カラーも30色以上と豊富に展開。老舗の絵具店らしく、「瑪瑙(めのう)」「雲母(うんも)」など和の色がつけられていて、どこかレトロな白狐のラベルも“渋カワイイもの好き”の私に刺さりました。
とくに気に入ってリピ買いしているのは、落ち着きのある深い茶色の「古代岱赭(こだいたいしゃ)」と、透明感のある淡い藤色の「水藤」の2色。そこへ、秋・冬の限定色「嵯峨鼠(さがねず)」(税込1,324円)を仲間入りさせました!

「嵯峨鼠」は、ダークグレーの中にブラウン、ラベンダーの色味が加わった絶妙なカラーで、指先を上品に見せてくれます。写真は2度塗りしたものですが、1度塗りだともっと淡く仕上がるのでオフィスネイルとしても使えそう!
水溶性の「胡粉ネイル」はお湯などを使うと剥がれやすく、市販の消毒用アルコールでも落とすことができます。家事や手指消毒などで落ちるのが心配な方は、市販のトップコートを塗ると長持ちしてくれますよ(あのツーンとした臭いは我慢せねばですが……)。
気分をちょっとあげてくれる新しいカラーの胡粉ネイル。この秋、活躍してくれそうです!
編集部・モグ
自他ともに認めるのんびり屋。食べることは大好きだけれど作るのはちょっと苦手。上達するよう、そしてレパートリーが増やせるよう目下勉強中です。趣味はドライブ、美術館巡り、文楽鑑賞。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がkufuraに還元されることがあります。