ごぼうの定番おかず2品をホットクックで
null食物繊維がたっぷりで、腸内環境を整える効果のあるごぼう。独特の香りや歯ごたえも楽しめます。今回はホットクックを使って、ごぼうのきんぴらとサラダを作ります。ホットクックがあれば、メインの調理の間にも副菜を作ることができて時短に。作り置きしておくと、箸休めやお弁当の隙間を埋めるおかずとして活躍してくれますし、アレンジも楽しめます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用

我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプのホットクックを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
こちらは2025年9月現在の最新モデルですが、以下のレシピは旧モデルでも作ることができます。モデルによりメニュー名などが変わる場合がありますが、その場合は近いもので試してみてください。
作り置きにも!和食の定番きんぴらごぼう
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【材料】(2人分)

・ごぼう 120g
・にんじん 1/4本
・白炒りごま 少々
・輪切り唐辛子 適宜
<調味料>
・酒 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1と1/2
・醤油 大さじ1と1/2
・砂糖 小さじ2
・ごま油 大さじ1/2
【作り方】

(1)ごぼうはよく水洗いをして細切りにした後、水にさらしてあく抜きします。にんじんは皮をむいて細切りにします。
●ポイント:ごぼうは皮付近に香りと旨味が多く含まれています。皮は厚くむかずに、包丁の背やたわしなどで表面をこそげ落とす程度にするのがおすすめです。また、長時間水にさらすと栄養素が流れ出てしまうので、3分程度を目安にしてください。アクが気にならい場合は水にさらさなくてもOKです。

(2)水気を切ったごぼうとにんじんをホットクックの内鍋に入れ、お好みで輪切り唐辛子を入れ、<調味料>を加えます。ホットクック本体にセットして、まぜ技ユニットを装着します。

(3)「手動で作る」→「炒める」→「15分」を選んでスタートボタンを押します。
●ポイント:付属のレシピブックにも「きんぴら」のメニューがありますが、自動メニューだと35分かかります。今回はレシピブックよりも分量が少ないため、手動調理にしました。

(4)完成直後がこちらです。わずか15分でもしっかり味が染みているのが分かります。白炒りごまを加えて全体を混ぜ合わせます。
器に盛り付けたら完成です。輪切り唐辛子はお好みで加減してください。定番ながら、飽きのこない、ほっと和む美味しさです。
続いて、子どもでも食べやすい、デリ風ごぼうサラダをご紹介します。
ツナ缶でコクうま!デリ風ごぼうサラダ
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【材料】(2人分)

・ごぼう 120g
・にんじん 1/4本
・ツナ缶(オイルタイプ) 1缶
<調味料>
・マヨネーズ 大さじ2
・粉チーズ 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・酢 小さじ2
・醤油 小さじ2
・塩コショウ 適宜
【作り方】

(1)きんぴらと同様にごぼうとにんじんの下処理をします。ごぼうの水気を切って、蒸しトレイに敷き詰めます。ホットクックの内鍋に水200mlを注ぎ、蒸しトレイをセットします。蒸しトレイをホットクック本体にセットします。
●ポイント:下処理についてはきんぴらの工程(1)を参照してください。まぜ技ユニットは装着しません。

(2)「手動で作る」→「蒸す」→「10分」をセットしてスタートボタンを押します。

(3)蒸し上がり直後がこちらです。火が通っているか試しにごぼうを少し食べてみたところ、甘くてびっくり!

(4)(3)の粗熱が取れたら、ボウルに入れて<調味料>と軽く汁気を切ったツナ缶を加えて混ぜ合わせます。味をみて塩コショウで調整してください。
器に盛り付けたら完成です。今回はパセリのみじん切りを散らしました。ツナとマヨネーズ、チーズのコクがプラスされて、うま味たっぷりのサラダに仕上がります。

ごぼうサラダもきんぴらも、一度に食べきれない場合は清潔な保存容器に入れて冷蔵保存できます。その場合は2~3日を目安に食べきるようにしてください。


こんがり焼いた食パンでごぼうサラダとレタスを挟んでサンドイッチにしたところ、娘に好評でした。作り置きがあると、そのまま食べるのはもちろんのこと、こんな風にアレンジできるのも嬉しいですね。
ホットクックを使い慣れてくると、自分で炒めたり蒸したりする時間を調整できるのも楽しいですね。レシピブックに載っていないメニューでも、「【炒める】機能で大体〇分くらいかな?」と感覚で分かるようになります。また、ホットクックで蒸した野菜の甘さには毎度のことながら感動します。
まだまだ暑い日も多いですが、これから徐々に秋野菜のおいしい季節になっていくので、野菜たっぷりの副菜作りを楽しみたいと思います。
