栄養豊富!意外と簡単!高野豆腐の含め煮
null高野豆腐は、豆腐を凍らせ、低温熟成させた後に乾燥させた、日本の伝統的な保存食品。植物性たんぱく質やカルシウム、鉄分や食物繊維が豊富に含まれていて、栄養価が高いのも魅力です。
今回はホットクックを使って高野豆腐の含め煮を作ります。ホットクックを使えば、水戻しや落し蓋の必要もなく、短時間でふっくらと仕上がりますよ。だしをたっぷり含んだ高野豆腐の煮物は、ほっと和むおいしさです。ぜひ試してみてくださいね。
2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用

我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプのホットクックを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
こちらは2025年2月現在の最新モデルですが、以下のレシピは旧モデルでも作ることができます。メニュー名などが多少変更になっている場合もありますが、その場合は近いものを選んで作ってください。
水戻し不要!しみじみ美味しい高野豆腐の含め煮
null【材料】(2~3人分)

・高野豆腐(乾燥時に6×7㎝程度の長方形タイプのもの使用) 5枚
・しいたけ 2個
・にんじん(厚さ1㎝程度輪切りを花型でくり抜いたもの) 3枚
・絹さや 5本
<調味料>
・だし汁(だしパックや和風だし顆粒を溶いたものでOK) 600ml
・酒 50ml
・みりん 50ml
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ3
【作り方】

(1)ホットクックの内鍋に、<調味料>を全て入れてひと混ぜし、乾燥したままの高野豆腐をなるべく重ならないように入れます。

(2)(1)に、半分に切ったしいたけとにんじんを加えてホットクック本体にセットします。
●ポイント:野菜はお好みでアレンジしてください。スナップえんどうやたけのこなどもおすすめです。にんじんは花型にしなくてもOKです。絹さややスナップえんどうは別茹でして最後に添えると彩り良く仕上がります。

(3)「手動で作る」→「煮物を作る」→「まぜない」→「25分」をセットしてスタートボタンを押します。その間に鍋で絹さやをさっと塩茹でしておきましょう。

(4)完成直後がこちらです。煮汁を吸って、高野豆腐がふっくらしているのが分かります。粗熱が取れたら、高野豆腐を食べやすい大きさに切り、器に盛り付けて絹さやを添えたら完成です。

甘めの煮汁をたっぷり含んだ高野豆腐は、一口かじると煮汁がじゅわ~と広がって、ほっと癒される美味しさ。年齢を重ねる程に、こういう煮物がより一層美味しく感じられる気がします。高野豆腐の煮物を食べ慣れていない娘も、「甘くておいしい!」と気に入ってくれました。
続いて、一度に食べきれなかった場合などにおすすめの簡単アレンジをご紹介します。
ごはんとも相性ばっちり!高野豆腐の卵とじ
null【材料】(2人分)
・高野豆腐の含め煮 半量程度
※煮汁は200~300mlほどあればOKです。足りない場合は水と麺つゆなどを足して調整してください。
・卵 2個
【作り方】

(1)ホットクックの内鍋に、高野豆腐の含め煮を入れて本体にセットします。
「手動で作る」→「煮詰める」→「5分」を設定し、蓋をあけたまま加熱します。
●ポイント:高野豆腐は食べやすい大きさに切ってください。お好みで玉ねぎなど、火の通りやすい野菜を加えても。

(2)煮汁がふつふつとしてきたら、卵を割りほぐして流し入れます。卵がお好みの固さになったら加熱をやめ、器に盛り付けます。別茹でした絹さやを散らしたら完成です。
●ポイント:「煮詰める」ボタンは強火で加熱するため、卵液を流し入れる際はやけどに気を付けてください。

卵とじにすると色合いも華やかになりますね。とろっとした卵が食欲をそそり、ごはんにも良く合うヘルシーなおかずができました。
ホットクックを使えば、面倒な水戻しや落し蓋なしでもだしをたっぷり含んだ高野豆腐の煮物が簡単に作れます。「煮詰める」機能もあるので、水分を飛ばしたい時などに調整できるのも嬉しいですね。今回は煮物にしましたが、ポトフに入れるなど洋風にアレンジしても意外なおいしさです。
スーパーフードとも呼ばれる高野豆腐。毎日の食卓にぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。
