そんな冷え冷えの足元に悩むなか、この冬を乗り切るあったか家電として目をつけたのが、『アイリスオーヤマ』の「ぐるポカ パネルヒーター」(8,000円前後)。
デスクの下に置くパネルヒーターといえば四角い3面体のものをイメージしていましたが、こちらは円形状なのが目新しい! 今冬向けの新商品で、アイリスオーヤマのあったかグッズのなかで両脚を効率よくあたためる点で好評だそう。
これは試す価値あり! 早速、私の脚をぐるっと包んでもらいました。
円形状だから叶う、好みのシーンで使えるmyヒーター
nullパネルの端にマグネットが内蔵されていて、ぴたっとくっついて脚を囲むように丸く置けるのですが、パネルの形状を変えて3パターンの使い分けができます。
10分間、脚をあたためるだけで上半身の温度も上がり、なんとエアコン使用時とほぼかわらないという結果も実証済み。
さらに、1時間あたりの電気代で比較すると、エアコンが約15~37円なのに対し、「ぐるポカ パネルヒーター」(以下、ぐるポカ)は約2.1~3.7円という節約効果も!
少しだけ温まりたい時や、自分だけ温まりたい時に重宝すること間違いなしです。(エアコンとの比較と電力料金は『アイリスオーヤマ』調べ)
私は、外の気温が約8度で、いつもならエアコンをつける日中のリビングで試してみました。温度を“弱”に設定してそれぞれの脚を包むようにして使ったら、エアコンなしでも寒くない!
それぞれの脚を包まず、1か2のパターンなら、温度は“中”がちょうどよかったです。
さらに嬉しかったのは、「ぐるポカ」から離れてキッチンやトイレに行っても、ふくらはぎにじんわり温かさが残っていること! これは極寒の時期に助かります。
自立して倒れにくいのに、持ち運びやすい軽さも実現
nullダイニングテーブルの一角が、仕事をしたり子どもの勉強をみる時の私の定位置。
「ぐるポカ」を使っているときに、子どもに呼ばれたり家事をするのに立ち上がるのですが、しっかり自立してくれるので脚が触れても倒れないし、コントローラーを操作する時にもぐらぐらしません。
子ども達も気に入って自分の部屋で使いたがるのですが(私も使いたいのに!)、重さが約860gしかないのでラクラク運べます。付属の面ファスナーテープで固定すれば小さく丸めることができるので、収納スペースにも困らなくて、気軽に使える仕様へのこだわりを感じます。
デスクの下だけじゃもったいない!暮らしのシーンに合わせた使い方を聞きました
null我が家のリビングは、ごろ寝防止のためソファが無く、犬がつまみ食いするのでサイドテーブルも使っていないのですが、アイリスオーヤマさんにデスクの下以外にもリラックスタイムにおすすめの使い方を教わりました。
その1:ローテーブルとセットで
ブランケットと併用してこたつ仕様に
後ろに回して腰から背中をあっためる
それぞれ試してみて、いちばん気に入ったのは、その3! 背もたれがないので長時間はきついかもしれませんが、腰から背中にかけて包み込んでくれるぬくもりと離れがたく、この中に体育座りでず~っとうずくまっていたい……。少々寒くても暖房いらずを実感しました。
面ファスナーテープでの収納がちょっと手間かも…
null小さく収納できるのはありがたいのですが、テープを留めるときにあちこちくっついてしまったり、しっかりしたパネルなので丸めても留める前に広がってしまうので(私が下手なのかも……)、もし今後リニューアルすることがあるならば、テープよりゴムバンドの方が使いやすいかもしれません。
“テープはどこに置いたっけ”と探すこともしばしばなので、パネルそのものに、くるっと丸めてぴたっと留められる工夫があったら便利なのでは?と思います。
色々試して、私の暮らしにぴったりなあたたまり方は…
nullそれぞれの脚を包む使い方が最高にあったかいのですが、ダイニングテーブルの私エリアの足元で使うなら……マグネット部分を開けて足元広々パターンがしっくりきました。
もこもこスリッパを履いたままだと、それぞれの脚を包む使い方では足元がちょっと狭いし、子どもに呼ばれたり気になる家事を思い出してしょっちゅう席を立つので、パネルが閉じていると立ち上がりにくのです。
試したのが冬の始まりだったので、もっと寒くなったら使い方の好みも変わるかも。寒さ具合や暮らしに合わせて色々な使い方ができるから、季節の始まりから終わりまで、ずーっと活躍してくれそうです!
【取材協力】アイリスオーヤマ
大学卒業後は銀行に就職するも、大好きな雑誌の世界に飛び込む。