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夏バテの負の連鎖を断ち切る救世主!? 効率よく栄養素が摂れる「スロージュース」のススメ

1974年に創業した『HUROM(ヒューロム)』は、世界で初めて縦型のスロージューサーを2005年に開発したスロージューサーのパイオニアです。
栄養素が効率よく摂れて素材のおいしさをダイレクトに感じることができる「スロージュース(=コールドプレスジュース)」の特長や、暑い夏を乗り切るためのおすすめのスロージュースを「ヒューロム」にお聞きしました。

歴代のヒューロムのジューサー。右端が今年6月に発売された最新モデル「スロージューサー H70ST」。

コールドプレスジュースとスムージーはどう違う?

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繊維質が残らないスロージュースは飲み口もさらりとしています。

20年ほど前に誕生したスロージューサーは、野菜や果物の栄養素を壊さずにそのままジュースにできることで、美容や健康に関心の高い人たちから火が付き、2015年以降は日本でも「コールドプレスジュース」の名前で脚光を浴び、専門店が増えるなど認知が広がりました。

コールドプレスジュースは、回転数の少ないジューサーで熱を加えず生の食材を搾って強い圧力をかけてジュースにするもので、スロージュースとも言われます。スムージーは回転数の多いジューサーで細かく粉砕、撹拌するだけなので、食材に含まれる食物繊維が残りますが、コールドプレスジュースは繊維質を取り除いた果汁のみのジュースとなります。

スロージュースの特長1:栄養素が効率よく摂れる

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高速ジューサーとスロージューサーで搾ったトマトジュースの7分後にはこんな違いが!

高速ジューサーは1分間に1万回ほど回転して、食材を金属刃で切り刻みながら撹拌してジュースを作るため、食材の細胞壁で壊してしまったり、空気が入ってしまうことで、時間をおくと分離してしまいます。

ヒューロムのスロージューサーは1分間に4090回転くらいのゆっくりとした回転で、食材をすり潰しながら搾っていくので、細胞壁は壊さずに、限りなく生の状態に近いジュースを作ることができ、空気も含まないので分離も起こりません。

トマト搾汁後の栄養素では、美肌効果が期待できる成分のビタミンC1.7倍、免疫力を高めてくれる成分のリコピンは2倍多く含まれ、スロージュースにすることで、効率よく栄養素を摂ることができます。

スロージュースの特長2:酵素やファイトケミカルが摂れる

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左の生野菜ジュースはオキシドールを加えると泡であふれましたが、右のゆで野菜ジュースは一切反応していません。

生きるために必要な、体の中で起こる化学反応を促すタンパク質である体内酵素は、加齢とともに減少していきます。減ってしまった体内酵素は増やすことができないため、野菜や果物の食物酵素で補う必要があります。

酵素は熱に弱く40℃以上で破壊されていき、60℃ぐらいになると死滅してしまうため、酵素を補う目的で野菜、果物を摂取するときは生の状態が望ましいとされます。スロージュースは熱を加えずに生のままで搾るため、酵素が壊れにくくなります。

オキシドールを加えて、ゆで野菜と生野菜の酵素を比較する実験では、生野菜のジュース(画像左)はオキシドールが酵素(カタラーゼ)と反応して、水と酸素(泡)に分解されるため、泡であふれました。

色鮮やかなスロージュースにはそれぞれに目的に合った効果が期待できます。

野菜や果物に含まれる抗酸化作用のある栄養素「ファイトケミカル」の代表的なものである、ポリフェノール、フラボノイド、アントシアニンもスロージュースで摂ることができます。

ファイトケミカルは色で分類するとわかりやすく、目的ごとにスロージュースを摂取することで美容や健康を保つことが期待できます。

今のような、夏バテしやすい時季には、抗酸化作用の「リコピンの赤」や、免疫力の向上に関与する「βカロテンの黄」がおすすめ。また、スマホやパソコンの使い過ぎで目が疲れたときは「ルテインの緑」がおすすめです。

スロージュースの特長3:素材のおいしさがダイレクトに感じられる

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ヒューロムのスロージューサーは88の国や地域で販売されており、販売台数も9年間で1.8倍に増加しています。

高速ジューサーやミキサーでジュースを作るときは、野菜や果物に牛乳、水、氷など水分を加える必要がありますが、水分が加わることによって素材の味や風味、色が損なわれてしまいます。

それに対し、スロージューサーで搾ったジュースは、野菜と果物の水分だけを抽出するので、「色」「香り」「味」の官能特性で優れており、素材のおいしさや風味をダイレクトに感じることができます。ヘルシーでおいしいため習慣化しやすく、毎日の習慣としてスロージュースを飲む人も増えています。

スロージュースを作るコツ

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スロージュースは水分を加えないため、水分の少ない野菜や果物を単体で作ることが難しいですが、例えばバナナのような水分が少ない果物の場合は、りんごやオレンジといった水分の多い食材と合わせてジュースにしましょう。

ヒューロム最新モデルの「スロージューサー H70ST」には、フローズンフィルターのアタッチメントが付いており、凍らせた野菜や果物を搾ってフローズンアイス化することもできます。市販のフローズン素材もそのまま使えるので、夏の暑い時季にはシャキシャキとした食感のフローズンアイスも楽しめます。

健康意識が高い人に注目されているのがにんじんジュース。新鮮な素材なら洗って皮のまま搾ることができます。最新モデルは食材の投入口が大きいのでざっくりと切って皮ごと搾ることができるので、忙しい朝の時間帯も手早く作ることができます。

にんじんの味が苦手という場合は、好みで甘みのある果物を合わせてにんじんの量の割合を減らすと飲みやすい味わいになります。

内径13cmの「メガホッパー」搭載のH70STなら、このくらいの大きさで切って投入すればOK!

酷暑に負けない!おすすめのスロージュース

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ヒューロムは農林水産省の「野菜を食べようプロジェクト」に参加し、野菜サポーター企業として活動しています。75日よりスタートした「#野菜を飲もうプロジェクト」第2弾では、気温が上昇し日射しが強くなる夏に向け『夏バテ予防ジュース』を管理栄養士・豊田愛魅さん監修のもと開発しました。

夏バテ防止ジュースの素材に選ばれたのはトマト。トマトは3大抗酸化ビタミンであるβ-カロテン、ビタミンCEをはじめ、カリウム、ルチン、クエン酸、ペクチンなどの栄養成分や抗酸化力を持つリコピンが豊富な健康野菜で、疲労回復や免疫力アップ、むくみ予防、美肌づくりなど体の様々な機能をサポートします。

ジュースにおすすめはミニトマト。普通のトマトに比べると、βカロテン、ビタミンCが、2倍ほど多いため、ミニトマトの方が栄養価が高いと言われています。ヒューロムのスロージューサーは皮ごと丸ごとゆっくりプレスしながら搾るので、ミニトマトの持つ栄養素を壊さずに抽出することができ、空気にも触れにくいので、時間が経っても酸化がしにくいおいしいジュースに仕上がります。

ミニトマトの方が栄養価が高いのは驚き!ジュースにもしやすいので便利ですね。

【ミニトマトとスイカの“水分補給”ジュース】

クールダウンと栄養チャージの両方を備えた暑い日にピッタリのジュース。

ミニトマトやスイカにはカリウムが豊富なので身体にこもった余分な熱を利尿作用などで、外に出してくれます。ビーツでむくみ解消、血流アップ。新鮮な果汁の水分でほてった身体を優しくクールダウン、ビタミン・ミネラルも効率よく栄養チャージしてくれます。

材料】(200l)

  • ミニトマト・・・ 130g
  • スイカ・・・ 120g
  • ビーツ・・・ 10g

【作り方】

  1. ミニトマトはヘタを取り、スイカは皮をむき適当な大きさにカット。ビーツは皮付きのまま適当な大きさにカット。
  2. スロージューサーで搾汁する。

【ミニトマトとにんじんの ”免疫力アップ”ジュース】

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人気のにんじんを使った疲労回復や紫外線対策にもおすすめのジュース。

トマト、にんじんには、多くのβカロテンが入っています。夏バテ対策だけでなく、紫外線対策にもピッタリです。りんごには、クエン酸やリンゴ酸、食物繊維の一種であるペクチン、強い抗酸化力を持つポリフェノールなどが豊富に含まれて、疲労回復や胃腸をやさしく動かすお手伝いをしてくれます。

【材料】(200l)

  • ミニトマト・・・100g
  • にんじん ・・・200g
  • りんご ・・・150g
  • 生姜 ・・・5g

【作り方】

  1. ミニトマトはヘタを取り、他の食材を適当な大きさにカット。
  2. スロージューサーで搾汁する。

夏は、食欲減退や冷房と外気の気温差などで自律神経が乱れて胃腸の働きが弱くなり、さらに汗をかくことで水分と一緒にビタミンやミネラルなどが体外に流れ、慢性的な栄養不足に陥り、夏バテの悪循環になってしまうことも。

夏バテの負の連鎖を断ち切るために、手軽にできるスロージュースでの栄養チャージを試してみてはいかがでしょうか。

取材・文/阿部純子

【取材協力】
HUROM 

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