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家電を買うときに悩むポイント、男女328人に調査。オンラインor実店舗?最安で買うには?後悔も妥協もしたくない

私たちの暮らしにとって欠かせない家電製品。そう頻繁に買い替えるものではなく、値段もそれなりにするので、購入の際にはかなり慎重になる人が多いのではないでしょうか。

今回は、20代~50代の男女328人を対象に“家電を買うときに悩むポイント”をテーマにアンケート調査を実施しました。

「価格と機能のバランスをどうする?」

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「価格と機能のバランス。価格から考えるとベーシックなもので良いと思うが、安価なエアコンで室温調節がうまくいかなかったことを考えると悩む」(44歳男性/その他)

「多機能は魅力的ではあるがその分値段も上がるし、それだけの機能を使いこなせるのかという不安もある。それで安いものを購入しても“やっぱりあの機能がある方がよかった……”となるのも困る。なので機能面と金額でいつも悩んでしまいます」(43歳女性/主婦)

「型落ちだと安価で良いと思うのですが、最新型は機能が追加されていてそれはそれで良さそうに見えるので困ります」(40歳女性/主婦)

「消費電力と価格との兼ね合い。とにかく一番安いものを、と探してしまうのだが、消費電力が高いと結局は高上がりになってしまう。そのバランスを見定めるのにいつも悩む」(54歳女性/その他)

「値段やデザイン、性能とすべてが納得のいく商品はなかなかないという点です。どこかでいつも妥協しなくてはならないのでどれを妥協するかで悩みます」(31歳女性/主婦)

今回のアンケートで最も多かったのは、価格と機能のバランスをどうするのか、という悩み。「安くて高品質」が理想的ですが、現実的にはそうもいかず、最新の技術が使われた多機能・高性能のものは、やはり値段もお高め。

また、機能だけではなくデザインも重視したいとの声もあり、限られた予算のなかで、自分の希望に見合う商品を選ぶのに苦労するとのコメントがたくさん寄せられました。

「種類が多すぎて選べない…」

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「メーカーが多すぎて、一長一短な場合が多く、これぞといったスペックに巡り合うのが難しい」(59歳男性/その他)

「どれが一番コスパが良いのか悩む。同じような値段で、同じような性能のものがあり、レビューも大差ない場合、とても悩む……」(54歳女性/主婦)

「冷蔵庫やエアコンなど、高い製品を買うときに、たくさんのメーカーを調べて性能の良くて安いものを探すときに、たくさんの種類がありすぎて、どれにしていいか悩みすぎて疲れてしまい、なかなか買えなくなることが多い」(55歳女性/主婦)

「コードレス掃除機がデザインが皆似ているので区別が余りつかない」(58歳男性/金融関係)

「型番の種類が多い場合、公式サイトを見ても仕様の違いがわかりにくい」(51歳男性/その他)

選択肢が豊富なのは、日本の家電市場の恵まれた点ともいえますが、他方で種類が多すぎて選べないという悩みも。後悔したくない、自分で本当に納得できる商品を選びたいからこそ、公式サイトや口コミなどを参照して入念に比較するものの、調べれば調べるほど何が何やら……と迷宮入りしてしまった経験のある人は多いのではないでしょうか。

「オンラインor実店舗?」

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「ネットで買う時は、実物が見れずに不安。やはり画像と実物ではかなり印象が違う製品もある」(57歳男性/その他)

「扇風機系のものはネットで購入したくても、実際の風量がわからないので困る。実店舗に行っても、その型番の商品は置いてなかったりする」(51歳女性/その他)

「ネットで見ても実物の感じがわからない事が多く、量販店に見にいくが、ほかのものもよく見えたりして悩む事が多い」(41歳男性/その他)

ネットショッピングは手軽だし、しかも実店舗よりも安価なことがしばしば。ただ、失敗が許されない家電で実物をチェックしないのは大きなリスクも伴います。

リアル店舗で実物を確認したうえで、ネットで価格比較して購入という買い方もありますが、ただコメントにもあるように、近くのお店にお目当ての商品がなかったり、あるいは、店頭で他の商品に目移りしたり……と悩みは尽きません。

「最安で買うにはどうすればいい?」

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「オンライン、リアルショップ、フリマアプリ含め選択肢が多く、どこで買うのが一番お買い得か迷う」(53歳男性/その他)

「型番まで決めるのは結構早いのだが、少しでも価格を抑えたいとか、クーポンやポイントバックがあるかどうか?でいろいろな購入サイトを比べまた悩む」(53歳女性/主婦)

「同じ商品でも値段重視で色々探すのが面倒です。“まだ安い所があるかも……”とネットサーフィンして、結局疲れてしまう」(52歳女性/その他)

「いつ買うのがお得なのかいつも迷う。歳末セールなど色々あるけど結局いつがお得なのか迷う」(28歳女性/総務・人事・事務)

「予算内におさまる商品がなく、悩んでいるうちに後で買おうと思ったときには売りきれている」(35歳男性/その他)

同じ商品を買うならなるべく安く買いたいのが人情。特に、家電の場合、お店やタイミングによって数千円以上の価格ギャップがあることもあり、いつどこで買うかは大きな関心事です。

筆者の経験として、掃除機を購入したその翌週に同じ商品がタイムセールの対象になり「もう少し待てばよかった!」と地団太を踏んだことも。ただ、最安にこだわりすぎるとキリがなく、値下がりを待っているうちに売り切れてしまうこともあるので、一定のラインで購入に踏み切る勇気も必要かもしれません。

「その機能、本当に必要?」

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「機械音痴だから気に入っても複雑だと買うか迷うときがある」(44歳女性/主婦)

「機能が色々ついている高いものを買ってしまうが、結局使わずじまいのことが多く、シンプルな機能の安いもので十分だったと後悔してしまう」(53歳男性/その他)

「家電の最新機能が自分にとってオーバースペックなのか、あると便利なのか、見極めがわりと難しい」(49歳女性/総務・人事・事務)

家電の進化はめざましく、機能もどんどん充実していますが、便利なようで意外と使いこなせないという弊害も。

筆者自身、奮発して多機能電子レンジを購入したものの、メニューのほとんどを使用する機会のないまま1年あまりで故障してしまい、結局は温め機能のみのシンプルなものに買い替えた経験があります。

もちろん、全く興味のなかった機能が使ってみると超便利で手放せなくなった……ということも往々にしてあるので、一概にシンプル・イズ・ベストとは言い切れませんが、どの程度の機能のものを選ぶのかも頭を悩ませるポイントだといえそうです。

「実際に使ってみないと…」

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「実際の使用感が分からないから買ってから後悔することがある」(42歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「口コミを重視しているが、新製品は最初は口コミの量が少ないので、購入するか迷うことが多い」(49歳男性/その他)

「ほぼ購入するものが決まっていても最後の最後まで本当にこれでいいか、後悔しないかと悩む」(56歳女性/その他)

家電の購入にあたっては、口コミを調べたり、リアル店舗で実物を確認したりなど、念には念を入れてリサーチするかと思いますが、それにも限界が。やはり実際に自宅で継続的に使ってみないと、その家電のよしあしを真に把握することはできません。

家電は高価な買い物だけに、「欲しい、買いたい」との強い願望はあっても、オンラインショップのかごに入れたままになったり、実店舗を訪れたものの買わずじまいで帰ってしまったり……というのは多くの人が共感するところではないでしょうか。

 

上記以外に、「保証をつけるか否か」「自宅のインテリアに合うかどうか」といった悩みポイントも寄せられました。さまざまな考慮要素があって簡単ではない家電ショッピングですが、しっかり検討に検討を重ねて、本当に自分や家族が納得・満足できるものを見極めたいところですね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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