今回は、いつものごはんに特別感をプラスしつつ、時短調理にも役立つホットプレート。
「ホットプレートといえば、家族や友人が集まる特別なシーンで使うイメージでしたが、コロナ禍の巣ごもり生活で需要が増えたことで、ふだん使いのアイテムとして浸透しました。引き続き、売り上げ好調です」とアイリスオーヤマさん。自社製品の中で、この夏特に推す2種は……?
2種類のメニューが同時に楽しめる!折りたたみ式ホットプレート
null我が家もコロナ禍はホットプレートが大活躍したのですが、やっぱり大きくて重い! 出し入れが面倒なので、いったんテーブルに出したらしばらくホットプレート料理で献立を回していました。さらに使う頻度が高くなると、大きすぎるプレートをしょっちゅう洗うのがおっくうになり、たこ焼きだけ、お好み焼きだけなど単品メニューが続いて飽きてくる……。
そんなストレスを解消してくれる!と目を付けたのがこちらの「両面ホットプレートワイド DPOL-W31-C」。
こだわりの仕様や機能が満載なのですが、私が特に気に入ったのはこの3点!
・折りたたんでコンパクトに収納できる
・2種類の料理を同時に調理できる(左右のプレート別で温度調節も可能)
・プレートがシンクで洗いやすいサイズ(220×290×20mm)
ホットプレートの大きさを解決するために折りたたむなんて、驚きの発想です! 平面・焼肉・たこ焼き(25穴)の3種類のプレートとふたもすべて収納して、実際に畳んでみました。
コードが少しひっかかるものの、重さを感じずすんなりたためました。ぎゅうぎゅうに詰め込んだスーツケースよりもスムーズ! たたんだ状態で持ち上げると約6.8㎏とさすがに重いですが、取っ手があるので持ち運びもしやすいです。
2015年の発売以来、カラーや付属品を変えながらアップデートしてきた商品で、この最新作が2023年度の『iFデザインアワード』(世界3大デザイン賞!)を受賞したことで展示会にお目見えしました。
コロナ禍でお世話になったホットプレートだからこそ、私の“いま、欲しい!”にマッチした1台です。
まな板スタンドに立てかけられる!極薄ホットプレート
nullSNSでも話題のおしゃれで映える薄型ホットプレートが、アイリスオーヤマからも5月に新発売。
「薄型ホットプレート IHU-A10-B」のプレートは、いちばん薄い部分がわずか1cm、厚い部分でも5.5cmなので、市販のまな板スタンドに立てかけたり、ちょっとしたスキマにするっと入れられちゃうんです。
ヒーターが内蔵されているのに約2.6kgと軽量で、実際に手に取ってみるとこれでホントに焼けるの!?と驚きでした。
X型のホットプレートの脚もすっきり畳めて、とことんスマートさを追求しています。
気になる火力は?
保温から高温(約80~230度)まで無段階に温度調節可能で、従来のプレートとヒーターが分離した商品よりも、ヒーターと一体化させることでより高温をキープできるそう。分厚いステーキも焼けるのでご安心を。
ファミリーで使うのには小さいかも?
調理面のサイズは、直径19cmのお好み焼きが2枚焼けるくらい。4人家族の我が家は、同時に4枚焼きたいですが、例えば朝ごはんに子どもたち用に目玉焼きとウィンナーを焼いたり、夜はキャンプ気分でステーキを囲んでみたり、大型のホットプレートとは違う使い方が楽しめそう。
ホットプレートの2個持ち、アリかもしれません!
いまどきホットプレートは、コロナ渦を経て“ふだん使い用”にアップデートされていると実感。買い替えや買い足しをを検討したくなる2種でした!
【取材協力】アイリスオーヤマ
大学卒業後は銀行に就職するも、大好きな雑誌の世界に飛び込む。