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話題のアイリスオーヤマ「自動かくはん式調理機」を初体験!ぐるぐる調理で我が家の定番3メニューを作ってみたら…

自動で美味しく作ってくれる調理家電の進化が加速する中、“ほったらかしでいいなんて、試してみたい!”というミーハー魂と、“どうせ使いこなせなくてお蔵入りか……”というマイナス思考が長らく行ったり来たりしていた私。
そんなとき、内なべ自体がぐるぐる回転して、煮物はもちろん、揚げ物や炒め物も作ってくれるという自動調理機『アイリスオーヤマ』の自動かくはん式調理機「シェフドラム」
をSNSで発見! なべが回る仕組みがいかにも美味しく仕上がりそうだし、揚げ物オッケーなら子どもたちの好物の唐揚げをお任せできるのでは!? さっそく試してみました!

画期的!アイリスオーヤマの自動かくはん式調理機「シェフドラム」って?

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サイズ(㎝)は幅約37×奥行約27.9×高さ約34.3。我が家では電子レンジに次ぐ大きさの調理家電なので、置き場所の確保のため、キッチンのレイアウトを変えました。価格は(6万280円/税込・編集部調べ)。

この商品がすごいのは、本体が0度、30度、50度の3段階に傾いて、内なべ自体が回転して具材をかくはんすること。なべを振ったり、かき混ぜる動きを再現できるので、ムラなく加熱ができるうえ、揚げ物も少量の油で調理可能に。

他にも、予約&保温機能付き/内なべは食材がこびりつきにくいダイヤモンドコート仕様/作れるレシピは108種類……等々、ハイスペックな1台です。

我が家では、子どもが喜ぶメニュー(けっこうな頻度で作っている)の【唐揚げ】【カレー】【焼うどん】で、「揚げる」「煮る」「炒める」の実力を、暮らしのシーンと合わせて試してみました。

揚げ物のハードルをぐん!とさげてくれた【唐揚げ】

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何度か試したところ、鍋が回転するせいか衣がはがれやすいので、片栗粉を多めにまぶしました。

(1)使う油の量は、お肉300gに対して、たった300ml(いつものフライパンで揚げるときは倍量の油を使っています!)。約5分後、予熱完了のピー音が鳴ったら下味をつけた鶏もも肉を投入します。

(2)ふたをして、本体を30度に傾けてスイッチオンすると、なべがぐるぐる回り始めました。いかにも私の代わりにお料理してくれてるビジュアルに、感謝!と手を合わせたくなる(笑)。

(3)2度揚げせず、約6分で調理完了。いい色に揚がっています!

(4)完成! ジューシーに揚がるのは想定内だったのですが、表面がちゃんとカリッとしているのに驚き!

ふた付きだから、油ハネを気にせず揚げ物できる

揚げ物をするハードルの高さは、油ハネにあると思っています。なので、子ども達は揚げ物大好きだけど、私はできればやりたくない……。でも「シェフドラム」なら、ふたがあって安心なので、リクエストをスルーしがちなお弁当の唐揚げも、朝から作ってあげられます。

 

ほったらかしでOK!【カレー】を作るシーンは?

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手軽さを求めて試したのに、煮込まれた人参とじゃがいもが、いつもより甘くて深みのある味でびっくり! グリーンカレーやキーマカレーも、予約調理&自動保温ができるメニューです。

気を使うことは少ないけど、工程が多くて意外とキッチンにはりつけになるカレー作り。自動調理機にお肉に野菜、ルーとお水、ぜ~んぶ一度に放り込んでほったらかしって、実際やってみると……便利すぎました。あえて手間を挙げるなら、ルーを細かく刻むことくらいでした(笑)。

自動保温もできるので、子どもの習い事の付き添い前にスイッチオン。帰ったら温め直す手間なくすぐ食べられて、日ごろの帰宅後の慌ただしさが嘘のよう!

息子の友達との晩御飯で使ってみたら、ぐるぐる回る様子に興味津々(やけど防止のため蒸気口に顔や手を近づけないでください)、その間に他の料理の準備ができて、おもてなしにも頼りになりました。

自分で作るよりべちゃっとしない【焼うどん】

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アイリスオーヤマさんに聞いたところ、炒めものはチンジャオロースや回鍋肉も自慢のメニューとのこと。

うどん、お肉と野菜、調味料、サラダ油を入れてスイッチオン、晩御飯のメインが約12分で出来上がりです。

ふたを開けた時に油がパチパチとはねる音がして、“炒めてくれていたのね!”と実感。野菜もうどんも柔らかめの火の通り具合が子どもにちょうどよく、私のべっちゃり焼うどんより上手に作ってくれて、完敗でした。

朝のうちに野菜を切っておいたら、晩御飯作りが過去最高の時短に。下準備しているなら、あとはフライパンで炒めるだけじゃないか!と自分にツッコミつつ、でも、「シェフドラム」が炒めてくれている間に洗濯物の取り込み、連絡帳のチェック、なんなら果物を剥いてあげるサービス精神も沸くものです。

 

 

最重要課題はクリアしたものの、我が家の難点は…

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洗うのは内なべとふたのみ。なべ自体が回転して食材をかくはんするので、羽や突起などの付属品や洗いにくい部分がありません。お手入れのしやすさは私にとって最重要ポイントなので、これならお蔵入りせずにすみそうです。

我が家で使う難点としては、「シェフドラム」と電子レンジを同時に使うとキッチンのブレーカーが落ちてしまうこと。電源を確保する場所を変えるか、同時に使わない段取りの工夫の必要性を感じました。

子どもとの暮らしの中で活躍しそうなメニュー&機能にしぼって試してみたら、家事の負担が減って自動で作ってくれるありがたさを堪能できました! 自動調理機が気になったら、皆さんのライフスタイルに添った使い方の参考にしてみてください。

 

【取材協力】

アイリスオーヤマ

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駿河真理子
駿河真理子

大学卒業後は銀行に就職するも、大好きな雑誌の世界に飛び込む。『女性セブン』(小学館)で、編集兼ライターとして10年間、エンタメ系の誌面に携わる。第2子出産後、5年ぶりに『kufura』のライターとして復帰。今後は、育児や暮らしにまつわる記事を発信していきたい。

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